海老芋(神聖巫連盟)

海老芋(エビイモ)

里芋の仲間ですが、土寄せという特別な栽培方法により湾曲するため、その姿が海老に似ていることから、海老芋と呼ばれます。

粘り気に富みよく締まった紛質の肉質、優れた風味と少しの甘みがあり、煮崩れし難いことから、一般的な里芋と違って高級食材として扱われています。ホクホクに焚き上げた海老芋のぬちゃーとした食感と、里芋より深いうまみは一度食べたら忘れられません。

煮崩れし難いため、細工料理にもむいており、料亭などでは海老芋を海老やマツタケの形に細工して料理が作られることもあります。

サトイモ科の作物の主成分は糖質とたんぱく質で、腸内吸収率が高く、穀類のでんぷんとは違う性質を持っています。脂肪の燃焼に必要なビタミンB2が多く、カロリーも低いので、ダイエットには最適な食材と言えます。塩分(ナトリウム)の排泄効果があるカリウムが、ジャガイモよりも豊富なので、高血圧が気になる方の栄養補給にも適しています。また、サトイモ科独特の「ヌメリ」の正体は、ムチンという解毒作用のある酵素で、肝臓や腎臓を丈夫にし、老化防止に役立つと言われています。
最終更新:2009年05月28日 18:17
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