潰瘍性大腸炎

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▼大腸内視鏡写真(直腸)
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●粘膜下を通る血管が透見されず、発赤や微小びらんがみられる。下痢、粘血便、左下腹部痛といった症状は鑑別に挙げられたいずれの疾患でも生じうるが、3カ月間という慢性の経過であること、内視鏡写真でびまん性炎症所見がみられることから、潰瘍性大腸炎と診断できる。
●正常の大腸粘膜では、粘膜下を通る血管が透見される。血管が透見されない場合には、粘膜の浮腫が疑われ、その原因としては炎症を念頭に置く。本症例のように、血管透見消失に加えて発赤や微少びらんがみられると炎症の存在が確定的になる。潰瘍性大腸炎は連続性びまん性に炎症粘膜が広がるが、他の腸炎では炎症の広がりがびまん性とはならず、広範に病変があっても正常粘膜が混在する。提示された内視鏡写真では健常粘膜が全く見えないことから、びまん性炎症の存在が示唆され、潰瘍性大腸炎が強く疑われる。潰瘍性大腸炎のほとんどで直腸が罹患範囲に含まれるという点でも本症例は潰瘍性大腸炎として合致する。
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▲陰窩膿瘍
最終更新:2009年11月05日 21:25