第3話
キムヨナはオークスへの出走が決まった。
バブルミズポリン、トッシディザイアなど強敵が揃っていた。
淑之「今回もうちの馬が勝つ。他の馬は大したことないねん。うちの馬が負けることは考えられへん」
雹豪「2冠目も当然狙っていくし、相手も強いの出てきてますけど。距離が心配なんですけど勝ちに行きます」
ゴッド「何とか大舞台に間に合った。あとはやるだけ」
ノブン「自分自身初めてのG1で、緊張するんですが、思い切って乗れればいいと思います」
三位洋文「トッシディザイアも強いと思う」
キムヨナは2番人気だったものの
注目はやっぱりバブルミズポリンに注目していた。
記者「調子はどうですか?」
雹豪「いいんじゃないですか。桜花賞のときと同じぐらいですね。ただ今回は、距離ですね」
ノブン「なんだなんだ。向こうの取材ばっかりだな。キムヨナだって強いのに」
みさき「当たり前でしょ?向こうはG1を2つ勝ってるんだよ?ましてやヨナはまだ重賞も勝ってないんだから」
ノブン「いや…そうだけど…」
みさき「うだうだ言ってる暇があったら馬具を運ぶの手伝って!」
ノブン「…」
そして当日。
関係者席で見守る淑之とゴッドとみさき
淑之「絶対に勝つのはうちの馬や…」
ゴッド「気負わずにできればいいが」
みさき「ハナ取れれば大丈夫だよ」
ファンファーレのとき
そしてゲートイン
実況の青嶋「さーあ各馬まずまずのスタート先頭に出るのはやはりキムヨナか騎乗するのはG1初騎乗のノブンそしてバブルミズポリンはその後ろ2番手か3番手その後ろのトッシディザイアもいます」
青嶋「未知なる領域2400!各馬頑張って走っている!先頭はキムヨナこれは思い切った逃げだがノブン果たして持つのか2番手ピッタリバブルミズポリンも付いてきている」
青嶋「最後の直線!!先頭はまだキムヨナだ!バブルが来るか!」
雹豪「いけっミズポ!!」
ノブン「ヨナ行くぞおおおかかあぁぁ」
青嶋「しかし差は縮まらない!キムヨナ!キムヨナが粘っている!」
ゴッド「いけぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
みさき「わああああああああ!!!」
淑之「何しとんじゃぁ!!雹豪もっと必死に追わんかい!!」
雹豪「クッ、ダメか…」
青嶋「残り200を切った!キムヨナが逃げている!バブルは伸びきれなーい!!」
青嶋「キムヨナー!!オークス制覇はキムヨナ!!逃げ切りましたー!!」
ゴッド「やった!!やったよ!!」
みさき「ヨナが勝ったー」
青嶋「バブルは2着!」
淑之「何をしとるんじゃあのボケ騎手!!」
雹豪「ノブン、おめでとう」
ノブン「通算勝利じゃ勝てないから。ここだけは勝たせてもらったよ」
そしてノブンの勝利ジョッキーインタビュー
アナウンサー「初G1騎乗で見事な逃げ切り!圧勝でした!」
ノブン「ありがとうございます!!」
アナウンサー「まず率直な感想をお聞かせください」
ノブン「そうですね。前走で負けちゃったんですけど…先生が…先生が…乗せ続けてくれて…」
アナウンサー「早くも涙の滲んでいるノブン騎手ですが、今回のレースのポイントはどのへんだったでしょうか」
ノブン「逃げれれば最後まで粘り切る根性はあると信じていたので、僕は乗っているだけでした」
アナウンサー「バブルを倒しての堂々の女王です!」
ノブン「今回は距離で勝てたかなって感じです。次も勝てる保証はないですし、僕もヨナも頑張るだけです」
アナウンサー「秋へ向けて、どうでしょう?」
ノブン「秋ももちろん女王であり続けたいです。そのために夏も気を抜かないで僕自身もヨナも、しっかり調整したいですね」
アナウンサー「ファンへ向けて」
ノブン「応援してくれた皆様、ありがとうございます」
アナウンサー「ノブンジョッキーでした」
ゴッド「勝つとは…まだ実感がわかないな」
みさき「あのノブン君がオークスとるなんてねぇ」
淑之「あのクソ騎手がぁ!!死んでしまえ!!」
ゴッド「あれは…栗東のきもゆき調教師…」
ゴッド「失礼。あなたは誰のことをクソ騎手とおっしゃってらっしゃるのでしょう?」
淑之「雹豪にきまってるやろが!!あいつがちゃんとやればお前んとこの雑魚に負けることはなかったんや!!」
ゴッド「うちの馬のことをどう言おうと勝手ですが、あなたのとこの騎手は認めてあげてもいいんじゃないですか。雹豪君もよく乗っていました」
淑之「うっさいねん!お前は勝ったからやろ!しんどけ」
みさき「困った人だね」
ゴッド「全くだ」
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