2009年秋には、我らが聖地である鈴鹿サーキットへとF1が帰ってきます。気が早いかも知れませんが、改修の情報や進展状況などをこちらのページにまとめていきます。
また、おそらく改修には多額の費用がかかります。そして鈴鹿の改修はF1だけを見据えた物ではなく、様々なカテゴリーのレースの観戦者/出場者/関係者すべてに有益なものと感じられます。コーラ8耐やポッカ1000kmなど、F1以外にも鈴鹿では魅力的なレースが沢山あります。F1以外のレース観戦に鈴鹿に行くことで、鈴鹿サーキットや日本のモータースポーツを応援することになるはずです。是非とも色々なレース観戦をしに鈴鹿サーキットを訪れていただきたいと思います。
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鈴鹿サーキットで09年に再開されるF1を快適に楽しんでもらおうと、鈴鹿市の全部長らで計画づくりを進めてきた「ウエルカムsuzuka F1推進会議」(代表・角南勇二副市長)は25日、新年度の予算案発表に合わせて「F1再開プロジェクト」を発表した。
観戦客で周辺道路は大渋滞するため、サーキットへの行き帰りをスムーズにするのが市の大きな課題となっている。そのため、周辺道路の整備▽サーキットから伊勢鉄道の最寄り駅までの歩道拡幅▽周辺市町に依頼して確保した臨時駐車場や鈴鹿川河川敷からのパークアンドライド▽携帯電話やラジオで渋滞情報の提供などを計画。渋滞緩和のため、帰り客が集中する時間帯にも、サーキット側にイベントを開催してもらうことも検討する。
計画実現のため、市は国、県、周辺市町、鈴鹿サーキット、鈴鹿署、鈴鹿商工会議所、JR、近鉄など17団体に呼びかけ、鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会(仮称)を新年度早々に立ち上げる考えという。
鈴鹿サーキット改修計画概要
『全てのお客様の安全性・快適性・利便性を向上し、これからもご満足いただき、 ご支持いただける鈴鹿サーキットを目指して』
来場するすべての人のために 鈴鹿サーキットが改修計画を発表
2008年03月01日
鈴鹿サーキットは1日、サーキット内のプレスルームで2009年に実施する改修計画の概要を発表した。パドックエリアやグランドスタンドなど、改修計画は大規模なもので、09年3月末の完成を目指す。
国内初の本格的なレーシングコースとして長い伝統を誇る鈴鹿サーキットだが、現在の施設は完成から21年が経過しており、施設の老朽化が進んでいるというのが今回の改修の理由。また、09年からのF1グランプリ開催再開に向け、当初の改修計画をさらに見直したものが今回発表された計画だ。
09年3月までに改修されるエリアは主に東コース、グランドスタンド、パドックエリア。すでにパドックでは山田池の埋め立てが進んでいるが、これには鈴鹿市、近隣の農家などのバックアップがあったとのこと。この埋め立てにより、パドックエリアは1.2倍の大きさに広がり、駐車台数なども増えるほか、パドックには新たにセンターハウスと呼ばれるビル、またピットやホスピタリティなども全面的に新築され、まったく姿を変えることになる。
ピットビルはこれまでの2階建てから3階建てになり、従来から100m延長。ピットボックスは48で、間仕切りを移動させることでF1グランプリ用に12の大型ピットボックスになる。また、ピットエリアでのLAN環境やピット内の個室、シャワールームの設置など参加者にとって大きく快適性を増す。また、コントロールタワーやメディカルセンターも最新の設備を装備する。
パドック内のセンターハウスは、1階はカフェコーナー、2Fはホスピタリティエリアにつながるエントランスとなり、開放的な雰囲気でパーティーなどに使用することができる。また、ピット2Fはガラス張りホスピタリティエリアとなり、3Fは開放的な吹き抜け構造となっている。
グランドスタンドは、新たに大屋根が設置され、これまでベンチシートだった部分を廃止し、全席個別シートになる。現状のA席、S1席、S2席エリアが見直され、新たにV席を約5900席増設。グランドスタンド全体では1900席増えることになる。また、スタンド裏のグランプリスクエアが拡張され、多くのイベントスペースが確保されるほか、グランプリスクエアから1コーナーへの通路の拡張、現在のものに追加される形で新設されるパドックエリアとのトンネルの増設など、ファンへの快適性の向上も図られている。
コースに関しては、現状のレイアウトを活かし、東コース1コーナーイン側、逆バンクイン側、最終コーナーアウト側のランオフエリアを拡幅。2コーナーアウト側はグラベルと舗装で構成されたランオフエリアとなる。また、サービスロードが新設されるなど、安全にも配慮された改修がなされるとのことだ。また、西コースについても09年以降、順次改修されるとのことだ。
工事期間
2007年11月~2008年5月 パドック改修(山田池の埋め立て)と準備工事
2008年9月~2009年3月 新ピットビルディング建設、観戦エリア整備他本格工事
改修概要
1.観戦・イベントエリアの快適性向上
①グランドスタンド改修
・大屋根の設置
・全席個別シート化
・V席を5,900席増設。グランドスタンド全体では1,900席増え、12,830席とする
・車椅子席を増設し、全59席とする
・グランドスタンド上段に個室タイプの観覧室を35室(各10㎡)設置
・大型ビジョンを1基増設(計3基)
②パドックトンネル新設
・従来のものに代えて幅4mのトンネルを新設
・エレベーター、エスカレーターを設置し、車椅子やベビーカーに対応
③グランプリスクエア拡張
・グランドスタンド手前のグランプリスクエアを大きく拡張
④グランプリスクエア⇔第1コーナー 歩行者専用の通路新設
・歩行者専用の橋を新設、歩車分離により安全な通行を実現
⑤各観戦エリアの環境・快適性向上
・常設の軽食ショップの充実
・トイレをユニバーサルデザインとし、ベビーベッド常備の多目的トイレを設置
・女性トイレにはパウダールームを新設
・喫煙所を設け、分煙を強化
⑥駐車場増設
・正面駐車場エリアを改修、約1,000台分の駐車スペースを増設
2.パドック・ピットエリアの利便性・快適性向上
①ピットビル新設
・ビル全体を従来より100m延長
・48のピットボックスは約86㎡から約109㎡に拡大
・ピットボックスの間仕切りを可動させることでF1開催に対応可能
・ピットとパドック路面の段差を解消し、車両搬入の利便性を向上
・サインエリアとピットガレージ・チームオフィス間でLAN環境を構築
・個室(40㎡)を12室設置、シャワールームを2箇所完備
②コントロールタワー新設
・現状の2倍の広さに拡大
・監視カメラ・モニター等、最新のAV機器を集中管理
③メディカルセンター新設
・メディカルセンターをピットビルの最終コーナー側に設置
・救急へリポートを隣接
・コントロールタワーと一体化
④メディアセンター設置
・新設のピットビルに従来の約1.3倍(約770㎡)の広さのメディアセンターを設置
・100V、200V、電話、LANアウトレットを完備したワーキングデスクを400名分設置
・レストルームを新設
⑤チームオフィス設置
・各々約40㎡の広さのチームオフィスを39室新築
・既存のものを14室残し、計53室とする
・チームオフィスとピットの間隔を30mとり、トランスポーターの駐車に対応
⑥センターハウス新設
・2階建て、延べ床面積2,414㎡のセンターハウスを新たに建設
・1Fはパドックカフェ(仮称)とし、客席数は200。貸切パーティに対応
・2Fはホスピタリティエリアにつながるエントランスホール(360㎡)
⑦SMSCオフィス新設
・休息、ロビー、講習会等に利用可能な多目的ルームを有するSMSCオフィスを新設
⑧ピットビル2F、3Fにホスピタリティーエリア設置
・ピットビル2Fにホスピタリティルームを11室設置、屋外にテラス席を設置
・3Fは壁を設けない開放的なエリアとし、2F同様にテラス席を設置
⑨パドック拡張
・山田池を埋め立て、従来の1.2倍に拡大
・ピット裏の駐車スペースを約100台分増設
3.レーシングコースの更なる安全性向上
①東コースランオフエリア拡幅
・第1コーナーイン側、逆バンクイン側、最終コーナーアウト側を拡幅
・第2コーナーアウト側はグラベルと舗装部分で構成
②サービスロードの新設
・東コースの主要コーナーにサービスロードを設置
このほか、建築工事に際しては「ゼロエミッション」をテーマに取り組む。
パドック内のトイレには電源として「ホンダソルティク製」ソーラーパネルを設置予定。省エネに積極的に対応していく。
※2009年F1観戦チケット発売について
・2008年11月上旬に発売日・発売方法について詳細を発表予定
330 名前:音速の名無しさん メェル:sage 投稿日:2008/03/03(月) 18:39:38 ID:1OZVmvPK0
まとめ
2008モータースポーツファン感謝デー
1/4
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2501220
2/4
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2501280
3/4
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2501333
4/4
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2502529
ご自由にコメントしてください。
- 富士スピードウェイ撤退おめでとう!!! -- ニュースより (2009-07-07 17:29:38)
最終更新:2009年07月07日 17:29