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あすさんの家庭教師2

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精神的なショックから立ち直れない相葉明海(あいば・あけみ)は次の日も学校を休んだ。


トイレに紙がなかったこと。牛岡先生のひどい一言。クラスメイトの冷たい反応…
いや、そもそも自分の体調管理が悪かったのだ──。


もともと快活な性格の明海は、物事をわりと合理的に考えることができ、
落ち込んでいてもすぐに立ち直るタイプなのである。



しかし、また次の日も学校を休んでしまう。



明海「あ~つまんない~……マビでもやろう…」

明海はベッドに寝転がったままノートパソコンの電源を入れた。


明海「ふふっ。平日の朝からマビができるなんて♪」

Windows XPの「ようこそ」画面が表示され、デスクトップのショートカットからマビノギを起動する。



明海「はぁ? 臨時メンテナンスのお知らせ…………」



木曜日の定期メンテナンスと月曜日の定期臨時メンテナンスは常識だったが、
今回は金曜日に臨時メンテナンスが行われているところであった。


明海「12時までかかるって……長すぎでしょ……もういいわ……」

明海はノートパソコンを閉じ、再びベッドにもぐり込んだ。





ピンポーン。




目を閉じて数分もたたないうちに、インターホンの鳴る音がした。

明海は学校をサボっているので、その来客に応じようとはしなかった。



ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン。



明海「(……誰なの……うっさいわねぇ……うちには平日は誰もいないってのに……)」

明海が不審に思っていると、やがてその来客は去っていったようである。




そして12時が過ぎた。



明海「よしよし。延長はないみたいね。どれどれ……」


食事をするよりもマビノギを優先。

明海はすっかりマビノギに夢中になっていた。





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