ケルベロス

出典:バイオハザードシリーズ
登場作品:本家のび太のBIOHAZARD他多数

  • 原作BIOHAZARD
ドーベルマンをベースに作られたB.O.W.(Bio Organic Weapon“有機生命体兵器”の略)。コードはMA-39。
施設内でのバイオハザードに伴い飼育場から脱走、付近の森で野生化していた。
動物の実験体としては成功した部類で、ゾンビとは対照的に犬本来の俊敏な動きや習性を失っておらず、他の個体と連携して獲物に襲い掛かる。
感染前とさほどサイズが変わらず体重が軽いため、拳銃による攻撃でも1発で転倒してしまう。
徘徊しているタイプは、出会っても歩いて移動すれば暫くは襲ってこない場合もある。
操作に慣れたプレーヤーであれば、「転倒させ、飛び掛られる前に間髪入れずナイフ攻撃を行い、弾薬を節約する」という攻略も可能である。
ちなみに野犬が感染してゾンビ化したものは厳密には『ケルベロス』とは呼ばれず、「ゾンビ犬」として区別される。

  • 本家のび太のBIOHAZARD他
外見がFF6のインターセプターなのは突っ込まないこと。
『ケロちゃん』と呼んでもいけない。
原作バイオハザードの性質を継承しており攻撃を受けるとノックバックする。
ナイフ戦法も可能。
(ショットガンで近ずくものを撃ってもよい)

  • VXリメイク
よりリアルに転倒するようになった。
全体的に敵の強さが底上げされているVXリメイクにしては珍しく明らかに弱体化した敵。
わざと背中を向けてナイフを振っていると勝手に自爆してくれる。どういうことなの?

  • いんぽっしぶる版
キャラクターグラフィックがリニューアルされ、よりグロテスクな生物兵器らしくなった。



シャア専用ケルベロス

出典:オリジナル
登場作品:AnotherEdition、新訳版

  • AnotherEdition
通常のケルベロスの3倍くらいの速さ(実際は2倍)で攻撃してくる。
スピードは速いが、その分装甲が薄くなっているのか通常型より耐久は低い。
元ネタは某ロボットアニメの代表的キャラクターが、 赤く塗装した専用のモビルスーツ に乗って通常の3倍(※実際の速度はどうなのかは諸説ある)の速度で機体を操るというものだろう。
余談だが、バイオハザード アウトブレイク FILE2には隠しボスとして 「タイラントC」 というクリーチャーが登場する。
これは量産型タイラントの頂点に君臨する個体で、通常の量産型と違って赤いコートを纏っており、額には角のようなものが形成されている。
体力や攻撃力は他の個体と同程度だが、その恐るべきスピードは他のタイラントの比ではなく、「メガスラッシュ」も使うなど凶悪極まりない。
「C」は「カスタム」という意味とされているが、その姿や特性から「Char Aznable」の頭文字ではないかという説もある。
一見バイオとは全く関係の無いネタキャラに思えるかもしれないが、強ちそうでもないようだ。

  • 新訳版
裏シナリオ「つぼのひと」にて、通常のケルベロスを全滅させた後にボスとして登場する。
AEに登場する個体とは異なり、攻撃力や耐久力もボスに相応しい強さに強化されている。
マ・クベはデフォルトで向き固定移動ができないため、慣れないうちは苦戦するかもしれないが、
通常の構えで、距離を取って突き、距離を取って突き……と繰り返せば、ノーダメージで倒すことも難しくはない。
因みに、倒した際に落とす「向き固定移動の書」を使うことで、マ・クベでも向き固定移動が可能になる。
シナリオの元ネタ自体もさることながら、BGMも「シャアが来る」が選曲されているなど、
露骨に某赤い仮面の男を髣髴とさせる演出がなされている。
蛇足ではあるが、「シャアが来る」は今でいうところの所謂キャラソンなのだが、
アニメ本編でこのBGMが使用されている場面は、シャアの見せ場が全くと言っていいほど無く、
味方にすら「大佐、どいてください、邪魔です!」と言われる始末で、むしろ情けなさすら感じる場面である。
そのことから、一部の界隈では「シャア専用処刑用BGM」と揶揄されることも……。「冗談ではない!」



ゾンビ犬

出典:バイオハザードシリーズ
登場作品:本家のび太のBIOHAZARD2、OUTBREAK

  • 原作BIOHAZARD
ケルベロスとは違い、偶発的に生まれた個体で、主な感染ルートはT-ウィルスに汚染された食料を摂取したことによる。
性質自体はケルベロスとほとんど同じである。
ゲーム中に登場するゾンビ犬は、その大半がラクーン市警の警察犬であり訓練を施されていたため、T-ウィルス感染後もそれ以前と同等の目標を捕捉する能力を有していた。
『CV』に登場した個体は、ロックフォート島で飼育されていた軍用犬がT-ウィルスに感染したものである。

  • 本家のび太のBIOHAZARD2
原作バイオハザード2に合わせてか、本作では「ゾンビ犬」として登場。グラフィックも新調されている。
システムの強化に伴い組み付き攻撃が追加されているが、能力的にはケルベロスと大差ない。

  • OUTBREAK
グラフィックは本家のびハザ2と同様だが、動作は本家のびハザに近く組み付き攻撃は行わない。
「終焉」シナリオではアドニス最終形態からも出現するが、こちらは通常の物と比べ体力がとても低い。






最終更新:2020年09月06日 00:51