川尻徹

  川尻徹 (かわじり とおる 1931年-1993年9月)は、精神科医(医学博士)、予言研究家。東京慈恵会医科大学卒業。国立精神衛生研究所所員、青梅成木台病院院長等を経て、病院コンサルタントなどを手がけた。精神医学者としての論文もあるが *1 、むしろ独特の予言解釈で知られる。

 ノストラダムス予言はアナグラム(未作成)を使ってフランス語以外でも読めると主張し、主に日本語読みで解釈を行った。また、ノストラダムスの予言を信じるのみでなく、それが的中しているように見えるのは世界史を裏で操る「影の組織」が予言通りに行動しているからだ、とする独自の陰謀論を展開した。この「影の組織」には山本五十六、アドルフ・ヒトラー、ジョン・F・ケネディらが所属していて、歴史の表舞台から去ったあとも実は裏で生きている(生きていた)とも主張していた。

 その予言観や陰謀論は、オウム真理教へも少なからぬ影響を与えた、とする指摘もある。

 ノストラダムスの予言以外に、『奥の細道』や歌川広重の『東海道五十三次』にも予言メッセージがこめられているとして「解読」を行った。また、ファンから送られた手紙などにも暗号がこめられているとして「解読」を行ったこともある。

 『ノストラダムス戦争黙示』『ノストラダムス複合解釈』で第一回日本トンデモ本大賞受賞。

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