方針






組織


 強制のない組織 

 自発的な組織

 指導部のない組織

目標とする社会のあり方


 すべての人々が学問と勤労を生きる喜びとする社会

 努力したものが、十分な報酬を受け取れる社会

 多く与えられたものが、多くを求められることを理解する社会 

将来への展望


 各種媒体を利用した宣伝活動による政治への働きかけ

 Your Manifesto!の政策に賛同した超党派の議員への資金援助・選挙協力

 以上による、参加者全員で作り上げた民衆政権公約の実現 

諸団体に対する姿勢


 宗教団体 … 

 強引な勧誘なしに、地域共同体を取り戻します

 労働組合 … 

 今まで相手にされてこなかった臨時職員・非正規雇用・未組織労働者の人々と手を組み、思想の強制なしに快適な待遇の獲得につとめます。

 民族団体 …

 民族は血によってではなく働きによって定義されると考えます。

 アドルフ・ヒトラーでさえ、わが闘争のなかで、国家のために人間があるのではなく、人間のために国家があるのだと述べているのです。

 総論として、私たちは彼らのことを批判しません。彼ら以上の働きをもって社会に貢献することにより、自分たちの考えが彼らのそれよりも、スマートなものであることを示して行きたいと考えています。


政策立案・実行における原則


 人々と社会の成熟を支援する

 大型の財政出動を必要としない

 だれも相手にしてこなかった事柄を取り上げる

 私たちは、頭に浮かぶ壮大な計画や思想のなかにではなく、日々の生活を少ない財で改善することを目標としています。


Your Manifesto!@wiki

綱領 「Web2.0が変える敗北の政治」



形骸化した日本型民主主義と、貪欲なアメリカ型資本主義の崩壊



 疑問

 日本において民主主義政治は機能してきたか?

 新自由主義経済は、日本にとって利益のあるものだったか?


 主張

 民主主義政治は、民衆の未熟さのなかで形骸化した。

 自由貿易は日本にとってあらまほしきものに思えるが、日本は富の中継地にすぎなかった。


 一般論

 民主主義政治はあらまほしきものである。日本人は中国人や朝鮮人に対する潜在的な優越感の根底に、近代的な民主主義社会をアジアで比較的早い段階に樹立したことを挙げる。

 自由主義貿易は自動車産業などの輸出産業が支えている日本経済を大きく助けていたので、いままでの共和党政権は日本にとって好都合だった。


 反論

 宗教団体が政権に参画し、圧力団体が投票率の低下のなかでますます力を大きくしている現在、民衆の怠惰は、民主主義政治を殺してしまった。政権交代さえ起こりにくい上に、特定の団体や家族への批判が事実上のタブーとして封殺される社会は、もはや中国や北朝鮮のそれと同じものである。

 自由主義貿易はたしかに、この国の独占資本に一時的な富をもたらした。しかし、その多くは複雑な金融商品やアメリカ国債の受け入れを通して再びアメリカに還流されていった。このことについては、アメリカの官僚が日本はアメリカの保護統治領のようなもので、日本製品をどれほど買ったところで、買ったときに払ったお金が戻ってくるようなものだ、と発言した朝日新聞一面に掲載された記事にも明らかである。

 トヨタの自動車を生産する季節工の生活実感として、かつての好景気はどこに反映されていただろうか?


 結論

 以前桜井充先生の「市民政策調査会みやぎ」の会合に参加させていただいたことがあるが、現段階ではフォーラム形式の集まりによる政策立案は難しく結局のところ政策研究にとどまっているということだった。

 桜井議員は、竹中大臣に対して、米国資本との密接な関係を国会で追及した議員だが、その取り組みはほとんどマスコミに報じられることがなかった。

 こうした独占資本と縁の薄い、地元の中小企業の経営相談などをしている良心的な議員ほどマスコミに出にくい現状がある。こうした状況を打開するには、オバマ次期大統領がネットの草の根政治運動「ムーブ・オン」の支援によって当選したように、ネットでの政治活動の波が必要不可欠である。こうした時代的な要請にこたえて作られたのが、Your Manifesto!である。


「ゆとり世代」が持つ組織への要請についての分析



 疑問

 ゆとり世代は本当にすべてのことにおいてやる気のない主体性にかけた人々だろうか?


 主張

 ゆとり世代は社会的要因のために根拠も展望もないながらも、なにか大きな仕事を成し遂げたいという欲求だけは持っている点で、扱いにくいものの可能性のある存在である。


 一般論

 ゆとり世代の特徴は三つ挙げられる。週刊ダイヤモンド「学力大不安」からの引用。

○ 一気に問題を解決する夢のような手段があると考える
○ 自分からは何もしたくない
○ どうせ誰かがやってくれるだろうと考える


 反論

 こうした傾向は、ゆとり教育が日本よりもさきに行われたアメリカでも見られる。しかし、そうした世代の若者が大統領の勝利を生み出したのは、その選挙活動がこのような気質をとらえたものだったからである。

○ 自分たちの運動が問題解決の手段であることをしらせる
○ わずかの負担しかかけない
○ ひとりひとりの団結がちからになることを呼びかける


 結論

 こうした例から、方法論さえ工夫すれば、ゆとり世代は政治変革の前衛になりうる。

 多くのゆとり世代が興味をもっている、政治思想的な問題、たとえば、国籍法問題や人権擁護法案について扱えば、一時的な動員は見込めるものの、それは決して彼らが本当に直面している問題ではない。

 今はまだ顕在化していないものの、これから生存と生活に関する問題はますます鋭さをまして迫ってくることはうたがいようのない事実である。

こうしたことから、われわれは当面の目標を生活の向上を目指す活動にあてる。



旧来型のネットでの政治活動における反省



 疑問

 思想批判はわれわれの明日の飯に直結しているか?

 万人の万人にたいする闘争的議論から、一人は万人の、万人は一人の式共同作業への移行によって、より大きな更新への波をおこすことができるのではないか?

 生活を向上させる運動がいままで皆無だったのではなかろうか?


 主張

 民族への蔑視、思想への嫌悪などは明日の飯になんら直結しない問題であり、歴史観や価値観や先人がそうした思想の下で現在の日本につながる歴史を創造したことに敬意を払いつつ、離れた立場で見るべきである。

 万人が万人に対して対立する討論は結果として何も生まない。すべての人々が連立した個人としてリナックス的バサール組織のなかで動いて、はじめて最大の利益が得られる。

 生活に重点をおいた運動はますます重要になってくるので、変化を起こしやすい地方行政から逐次更新をすすめるべきである。


 一般論

 歴史観問題は国家観に直結する重大な問題であるから無視できない。

 討論と批判がなければ民主的な組織形態が維持できない。

 生活向上などという大衆迎合主義に堕落してはならない。


 反論

 たしかに歴史問題は大切な問題ではあるが、それは国民一般が議論すべき問題ではないし、生活にすぐに結びつくわけでもない。歴史家でもない国民が恣意的な解釈の元で歴史認識を作っていくことは、排外主義などの暴走にかならずつながるので危険である。

 討論にせよ批判にせよ、相手をやりこめ、対立することは生産的できない。民主的な組織形態は不備があれば修正していくリナックス的バサール形式のサイトのなかで維持されていく。

 生活向上は、言うまでもなく政治の第一の責務である。国民の生命と生活を守るのは政治の第一義であるのはもちろん、どんなにすばらしい政治思想もそれだけではパンひとかけらさえ生まないという事実を私たちはわすれてはならない。


 結論

 私たちは、在日特権について考える運動や、ロスチャイルドについて考える運動を展開してきた旧来型のネットでの政治活動とは一線を画し、あくまでも現実の政治をよくしていく方向での努力を続けていく。


農村から都市へ 中小零細農家・漁師・企業の復興が内需を拡大し、日本を支える



 疑問

 中小零細企業への貸付がことごとく不良債権になる原因はどこにあるのか?

 失われた地域共同体を復興させることは、貧困を吹き飛ばす力になるのか?

 農家・漁師など国家の食糧生産を支える第一次産業の保護には、メリットがあるのか?


 主張


 金融庁のマニュアルに不備。今こそ金利ジャンプ法制定を求める。

 戦後でさえ餓死を出さなかった優れた地域共同体の復興は貧困層を支え、大家族的な地域社会は精神的な安定を人々にもたらす。

 周辺国と自由と民主主義の価値観を共有できずにいる日本にとって、とくに財政が危機的なオーストラリアとアメリカに依存している日本にとって、食糧生産の確立は最大の国防。核武装化によって軍事費を半減させてでも、第一次産業への戸別補償制度と米飯の消費拡大・米粉使用義務化を導入すべき。


 一般論

 中小零細企業の経営努力の足りなさと、決済ができないために生じる。

 密な地域社会はストレスの原因になる。

 比較優位の観点から日本が農業生産に力を入れる必要はない。


 反論

 経営努力はほとんどの場合十分なものであり、銀行への返金が滞ることは社会情勢の影響が大きい。金利分さえ払えば銀行の決算的には不良債権化せず、焦げ付かず、問題がないわけであるから、金利ジャンプを認める金融庁のマニュアルを作るべき。

 貧困は、必然的に互助関係がないと生きていけない社会をつくるのに、今のような希薄な関係しか保てない地域社会だと、餓死者や孤独死はますます増える。

 グローバリゼーションのなかで出てきた概念である比較優位など、恐慌のなかではあっというまに崩れる代物。美しい田園風景は日本人の誇りであり、情緒的ですばらしいもの。経済力ではなく文化によって尊敬される国家を建設するために必要不可欠。


 結論

 いままで見捨てられがちだった人々と寄り添い、農村から都市へと生活向上運動をすすめていくなかで、政治への影響力を強めていく。


努力と労働を至上の美徳とし、這い上がる機会を保障された社会へ



 疑問

 主体的な努力ができず、従属的な労働により疎外される人々が増えたのはなぜか?

 なぜ努力は美徳ではなくなってしまったのか?

 上昇への流動性を高めるには、質の高い公教育の実施が最善か?


 主張

 ゆとり教育の実施が、子供に怠惰を要請し、子供はそれに従った。

 努力が格好悪いことになったのは、努力しなくてもそれなりに生きていける社会になったため。

 貧しい人々が教育により豊かになることは平等を維持する最も効率的かつ最善の手段


 一般論

 若者気質のため。←それは社会の風潮ではないの?

 国富の増大により、それほど努力しなくなるのはいいこと


 反論

 かつてのイギリスがそうだったように、繁栄に甘んじる国はかならず眠る。


 結論

 いまこそ、努力の大切さを考え直すべき。


Web2.0の双方向性を政治に生かし、人民の、人民による、人民のための政治を



 疑問

 Web2.0は敗北の政治を変えるか?


 主張

 直接民主制も間接民主制も一方通行の提案について、賛否を問うだけだったが、これからは私たちが主権者として政策を発信できるので、政治のあり方は大きく変わる。


 一般論

 政治のことは、政治家が決めればよい。


 反論

 資本主義の発達に伴い、現在の産業は高度に細分化されていて、ひとりの万能な人間の統治による支配など絶対に不可能。

 ブレーンがアドバイスすることも可能だが、偏った意見による耳学問になりがち。

 また、多くのブレーンは現場から離れて久しい人間である。

 Ex.) 渋滞緩和会議 交通政策の専門家よりも、抜け道の名人であるタクシー運転手のほうが有用である。


 結論

 Web2.0は敗北の政治を変える。

 私たちは歴史をつくる一人になる。

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最終更新:2009年01月02日 11:07