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第一話 王様Tei

光に満ちたその部屋は 神をも超える力があるという
その力を手にした人は すぐに死ぬといわれている
死んじゃった哀れな人は とても強かった人
とても強かったその人たちは 呪いで死んじゃった人
呪いで死んだ人は 過去の英雄
そして現在もその部屋はあるんだってさ

とある人物から聞いた話を本当と信じている人が1人いる。
その名はTei。彼は王様で,強い剣士である。
その話を教えてくれたのは,昔働いていた傭兵であった。
Teiは傭兵から話を聞いた後,世界中を旅したが,とても見つかる物ではなかった。
そして,毎日毎日Teiはこう呟くのであった。
「死んだっていいさ。神を超える力を手に入れた後,少しの間は生きられるんだから。」
過去に見つけられなかったのが悔しかったのか,近くに旅には行くが、とても見つからない。
そして,ある日の夜であった・・・
Tei「王国を抜けて,仲間を探しながら部屋を見つけよう」
決意したTeiは傭兵の交代時間に,睡眠ガスを撒き散らし逃げる方法を思いついた。
そして,荷造りを準備し,Teiは時間を待った・・・
門前 AM4:00
警備兵A「よし、交代だ・・・」
警備兵B「やっと寝れるZE☆ミ・・・」
その話し声が聞こえたTeiは警備兵のいる門の柱の近くに隠れた。
警備兵ABCD「交代に来た・・・ん?変な匂いが・・・zzZ」
眠ったと悟ったTeiは荷物を背負い,勢いよく駆け出した。

そして,暫らく走って・・・
Tei「イヤッホーゥ!国から逃げるとか楽しー!ww」
???「その通り楽しそうだな。」
Tei「え!?誰・・・?」
???「俺は快。電脳世界の住人だ」
Tei「電脳世界ってあの伝説の空間・・・!?」
快「そう。そして俺はお前のことをモニターで監視していた。」
Tei「王を監視するとは楽しそうなもんだな」
快「ああ、結構楽しかったぜ。そしてお前は今から呪いの力を探すんだろ?」
Tei「監視していると全てお見通しか・・・ああ、探しに行く」
快「残念だが」
快は少し間を置いて話した。
快「その部屋を開けた人物は,この世界に住んでないヤツ等を捜し求めた。
そして,電脳世界の人物も必要とされ,俺の世界の住人はよく旅立ったよ。」
Tei「じゃあ、部屋を探し出すだけじゃダメで、お前の力も必要と言うことか?」
快「左様。そもそも1人だとかなり面倒だろ。それにその力を俺も見てみたいんだ。」
Tei「OK.じゃあ今日は野宿で明日から探すか」
2人は床についた・・・

第弐話 変な武器の所持者 快

王を監視している人が1人いた。その名は快
彼は電脳世界と言う伝説の空間の住人だ。
年齢は13歳。王は同じ年なのに、身分が違うので変な気分でもあった。
そして、あの深夜の出来事。
睡眠ガスは特殊マスクを付けていないと防げないし、半径2kmは効果があるというのに快には、眠気の1つと無かった。
そんな不思議な快をTeiは少々恐れつつも見ていた・・・

時の町 ~ロイラス~ AM8:30
快「ところで、王国から逃げて拙くないのか?」
Tei「拙いだろうが、この願いは一生をかけてでの願いだ。王国のことで今更帰るわけには行かない。」
快「じゃあ、聞くが前回お前は旅をした時に、マークしておいた所はないのか?そんな当も無く捜索したって意味が無いだろう」
Tei「最もお前の言うとおりだが、マークしておいた町は全て紛争により、消えたが、力の気配は今も残っているらしい。だから、殆ど当も無く捜索しようとしていたんだ。」
快は一言なるほどと言って、暫らく黙り込んでしまった。考えがあるのだろうか
そして、歩いている中、何かが飛んできた。
快「何者!?」
???「王よ!今すぐ王国に帰らなければ、命は無いぞ!」
そういうのは、王国の兵士、またの名を弓兵であった。
Tei「厄介な事になっちまったな・・・」
快「1人だけど、強いのかな?」
Tei「アイツは弓兵の中で、唯一矢に魔法属性を付属させることが出来る弓兵のリーダーなんだ・・・」
快「じゃあ、容赦無く殺させていただきます。」
そういうと、快は持っていたバッグから何かを取り出した後、相手に向かって走り出し、一瞬消えたと思えば、すぐに後ろに回りこんでいた。
Tei「一体何を・・・?」
その言葉が言い終わらないうちに、弓兵は倒れ、砂になってしまった。
快「このヘッドホンかなり使えるな」
一瞬、ヘッドホンと言う言葉は何かの聞き間違いかと思ったが、彼は確かにヘッドホンを所持していた。
Tei「一体何をしたんだ?弓兵を一発で倒すなんて・・・」
快「このヘッドホンはな、電脳世界では立派な武器とされていて、相手の身体に悪影響を与える歌を流したり出来る物なんだ。そして、今流したのは「砂塵の歌」というもので、倒れてしまえば、確実的に砂となるんだ。
Tei「電脳世界ってこの世界よりかなり進歩してるんだな・・・」
快「というよりは、PCに関わる物を強制的に武器にしているんだけどな」
Tei「PC?なんだそれ?」
快「おっと、この世界にはまだそれは無いようだな。まあいい。いずれ分かる事だろうからな」
今回のこの戦闘によりTeiは快に対して更なる不安を抱いた。
快「おっと、早くここからさらないと、サツが来ると思うから、とっとと行くぞ」
2人は、また歩み続け、この町の大聖堂に向かうのだった・・・
第三話に続く・・・
ここでTeiと快のことを紹介
Tei 武器 剣 
王様ではあるが、まだたったの13歳。大きなプレッシャーがあると思えば、簡単に城を抜け出すような子供らしい一面も。

快 武器 ヘッドホン
電脳世界、簡単に言えばパソコンの中のようなところから出没した、電脳世界では一応戦士らしい。ヘッドホンは鈍器のようなものとしても扱える

第参話 酒場の悲劇

ヘッドホンで人を殺せる人が、現実世界にたった一人
炎の槍に、氷や水の能力を搭載できる人がたった一人
全く喋らずに、呪文を唱ええることが出来る人が一人
轟音を轟かせ、天から飛び降りてくる人が、唯一一人
確実的に、矢を射る神の加護を受けた少年が唯一一人
走った時、近くにいた敵を確実に瞬殺できるのが一人

この話の最初の一行は違うが、この話もTeiはきちんと聞いていた。
彼は、そういった話は丹念に聞いたりして、ずっと記憶しているのだ。
しかし、今日はそんな事も思い出せ無さそうである。
自分の国の中で、自慢できるヤツがほんの数秒で砂になってしまったのだ。
しかも、ヘッドホンから一曲の音楽を流しただけ。
錯乱していた自分にそっと話しかけてくれたのは、その殺人鬼。
愁いを感じたのだろうかは自分でも理解しきれてない。
その場で起きてしまったことが、思い出すたびにココロが締め付けられる。
自分も殺人鬼の仲間であると思うと、今度は吐き気を催す。
砂塵になった兵を見ながら、ずっと彼は、そう思っていた。

時の町 ~ロイラス~ INN PM9:30
「まだ気にしてんのか」
馬鹿げてると感じている様な目で見てきた快は、少々イライラしていた。
「だって、俺の国の自慢の兵が立った数秒で臨終とか考えられないよ。」
Teiはすかさず反論するが、快の目つきは変わらない。
「そんなんじゃ、呪いの力で、皆を殺したら、自分は呪いで死ぬ前に、自分で死んじゃうな」
こう言われてしまっては、反論しても、勝ち目が無いと悟ったTeiは、酒場に行ってみることにした。

ロイラス 酒場 PM10:00
「いらっしゃいませ。ビールとワインどちらにしますか?」
店員の、威勢のいい声が入った途端、飛び込んできた。
「じゃあ、ビールで」
ボソッと言うと、なんとか聞き取れたらしい店員はもう少し大きい声で喋ってよというような感じで、席を案内してくれた。
カウンターの席から、辺りを見渡してみた。
中には、馬鹿騒ぎして酔いつぶれた者もいるし、フードを被り、一切身動きしない物もいる。
それにしても、変なものだ。店員は必要な時以外、こっちには出て来ないのだ。
そして、その必要な時ということで、Teiのもとにデカい瓶を持った店員がやってきた。
「はい、ビール お代は300ゴールドだよ」
Teiは金を払うと、店員はすぐ引っ込んでしまった。
しかし、店員は引っ込むのが間違いだったかのように、一瞬にして、厨房から出てきた。
「どうしました?」
「あ、あそこに変な人が・・・・」
その店員はその言葉だけ言うと、倒れてしまった。
客も唖然とこっちを見ている。これは厨房に行くしかないようだ。
そして、厨房に入ったとき、Teiは、一瞬見間違えたかと思ったが、確かに「変な人」がそこに立っていたのだった・・・

第四話 奇跡の刃

変な人の正体は,自分でもよく知らない存在だった。
それでも、それでも1つだけ言える事があった。
その変な人の眼はしっかりこっちを向いているということを。
その眼に怯えている自分がいる為,喋るなんてことは出来ない。
そして、今厨房で戦争が始まりそうだった・・・

「アンタは誰だ?」
「お前こそ,自分のことを名乗らないくせして,生意気だな」
Teiと変な人は,ずっと睨み合っていた。
そして、変な人は,こう言い出した。
「しょうがないな。吾が名はガルム。狼の化身だ。」
「そんなヤツが何でこんな所にいるんだ?」
「この店に逆襲をしにきた。ただそれだけ。」
変な人・・・いやガルムはそれだけ言うと,厨房の物を再び壊し始めた。
壊し方は,とてもシンプルではなかった。
まず炎系の魔法で,鍋などを溶かし,他の物と溶接し,別の物体として,創りあげたところで,また溶けない程度に熱し,店員などに投げつけていた。
「王国に伝わりし剣よ・・・吾に力を!」
Teiが取り出した剣は、大昔存在していた精霊が作り出した,鉄で出来た決闘の剣というもので、なかなか強い物であった。
「そんな剣じゃ、俺の爪には勝てないな」
その言葉を発言し終わった途端,ガルムはTeiに突っ込んできた。
「その剣をへし折ってやる!」
「過去の精霊よ。今も尚残りし力を俺に!」
精霊の力はTeiに味方したようだった。
決闘の剣は大きく弧を描き,ガルムの爪を逆に折ってしまった。
「爪は何回でも、生える」
そういうと、ガルムの爪は再生成されてしまった。
「仕方ない・・・波動の輪!」
また剣は弧を描き,波動の力を放った。そして,それはガルムの胸元に。
「テメェ!ナメてんじゃねえぞ・・・」
波動が当たった所からは,血がかなり出ている。しかし、ガルムはそんなもの気にせずに,こっちに突っ込んできた。
「波動法レベル―2 呪縛の輪!」
今度は電撃を帯びた輪が,ガルムの爪へと飛んでいった。
「くそ・・・俺の唯一の武器で在りし,爪がやられるとは・・・」
「解除してやろうか?まあ条件つきだが,自慢の爪を解放するほうが先決だろ?」
「ああ・・・いいだろう。その条件とやらは何だ?」
「1つ。俺の質問に答えること。1つ。ここから一時的でいいから,退散すること」
「その質問はなんだ・・・」
ガルムは爪の痛みを耐えながら,こっちに聞いてきた。
「お前は,この世界で生まれたものか?それとも此処ではない世界で生まれたものか?」
お前何聞いてんの?と思いつつも,痛みに耐えるガルムは答えた。
「俺は,この世界じゃ生まれてねえよ。最も,それがお前にとって、いい言葉であるのなら,お前が何をしたいのかも大体見当が付く。」
「そうか。まあ、どの世界なのかは聞いてないから,そこは聞かないでおくか。じゃあ、ここから立ち去れ。」
「分かった。だが、何時かはお前を必ず,コロス!」
話し合っている間に,血が収まって,大丈夫だと確信したのだろうか。
彼は,何か分からないが,薬品のようなものを飲んだ後,走り去っていった・・・