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関東のどっかに一件のシェアハウスがある。
しかも中は異次元に繋がっていると言われている。
入り口に近づくだけで、異世界の空気に触れるほど。
そして、それに気付いて、今異世界と現世を行き来する人間が約数名・・・

「というわけだ魁。俺には理解する気がない」
「別に軽い提案の1つだ。こっちにも家があるから、こっちの世界と現世を行き来するのもダルくないかと言ったのみだ」
神聖な場所で話す二人の回りには神木で作られた本棚に一ミリと隙間無く詰められた本。
「最もそう言われるのは分かってたけどな」
魁と呼ばれた青い髪の毛をした男は周りの本にウンザリしながら部屋を出て行く。
そして残されたもう一人の男の名は莢。
彼はシンメトリーを求め続けている・・・らしい。
だから己の名もシンメトリー。そして本棚も全て同じ様に設計されていて、詰められた本も同じ。
「流石にこんな世界で暮らす現世の人間なんていないから、確かにこっちで暮らすのもいいが」
独り言を呟いて、本を動かして、1つの箱を取り出す。
そして、箱の中から愛剣のエクスクロスを抜き取って肩から掛ける。
莢は己にウンザリして部屋を出る。

その日の夜
彼らは現世の家に戻るのが基本。
その為、異次元の遠い街には行ってみた事がない。
帰れないのだ。
「こっちでは性格変えてくれるよね莢?」
「ああ・・・あの性格は最早遊びに等しいからな」
「遊びであそこまで嫌な部屋作ったりするのか・・・」
「まだあそこ建設中だし壊そうと思えば壊せる」
先ほどの部屋は現在建設中のシェアハウスメンバーが異世界で使う建設中の家なのだ。
まあ、何故そんな大金が手に入ったかは何時か話される時がくるだろう。
「壊すって・・・結構あの部屋でも金掛かってんだぜ?」
「金が足りないなら貯めればいいだろう・・・」
「あの部屋で全財産の5分の1使っているので、他の部屋は低予算で納めないといけないし土地代でさえ高かったのに・・・」
「何とかなるだろ。まあ消す気は元々無いから安心しとけ」
「やっぱり性格変わってない」
だがその日の夜、莢の性格は一変する。