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***藤藪貴治さん(北九州市立大学非常勤講師)
麻生太郎さん。日本国憲法の中身をご存知でしょうか。
内閣総理大臣という、すべての日本人の命と暮らしを守るという重大な職務には、99条にて憲法を尊重し擁護する義務が課せられています。
そして憲法21条1項には「集会・結社及び言論、出版その他一切の表現の自由はこれを保障する」と、徹底した表現の自由が保障されており、公道でのデモ行進も他人に著しい危害をくわえるものでなければ、憲法21条にて保障されます。
ましてや今回逮捕された3人は、ただ麻生太郎さんの立派なご自宅を見てみたいと少なくない市民が持つ素朴な好奇心からの行動であり、誰にも危害を加えるものではありません。
ノーベル平和賞を受賞したアムネスティインターナショナルによれば、かの中国では一党独裁政権である中国共産党により、市民の表現の自由は奪われ、デモ行進をしようとしただけで、武装警察から殴られ、投獄されるそうです。
麻生太郎さん。あなたは、日本国憲法に基づく立派な自由民主主義国家である日本を、独裁政党が支配する中国の「恐怖政治」を真似て、国民から表現の自由を奪い、自由民主主義体制を壊されるおつもりでしょうか。
国民が「自由民主党も中国共産党も同じ暴力的な政権党という点では同じなんだな」と思うようになれば、いつ解散総選挙をしても自由民主党は下野せざるをえなくなるでしょう。
日本国憲法の67条に基づき内閣総理大臣になられた麻生太郎さんには、憲法21条に基づき日本人の表現の自由を徹底して保障する責務があります。
日本国、そして自由民主党が、「恐怖政治」で人民を統治し続ける中国共産党と違うというのなら、今すぐ不当に勾留している3人の若者を釈放し、なぜ警察が中国共産党の武装警察のような暴力行動をとったのか、徹底した原因追及をするよう要請します。
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