「画像リスト」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「画像リスト」(2009/07/12 (日) 17:33:10) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*画像リスト
リストアップした画像ファイルがサムネイル表示されます。
サムネイルのサイズはメニューバーやツールバーで大まかなサイズが変更できるほか、
下部のスライドバーではより細かな調整が可能です。
at_pictureは、単体で&bold(){BMP}、&bold(){JPEG}、&bold(){GIF}、&bold(){PNG}の各ファイルを扱うことができ、
別途Susieプラグインを導入することにより対応形式を増やすこともできます。
サムネイルの赤い枠は、その画像が画像ビューに表示されていることを示しています。
その状態の画像のことを&bold(){表示画像}と呼んだりします。
一方、サムネイルを囲む青い枠は、その画像が選択された状態であることを示しています。
at_pictureの機能には、表示画像を対象とするものと選択画像を対象とするものがあるので注意です。
at_pictureの終了時には、画像リストの状態が&bold(){last.sz7}という名前のパスリストで保存され、
起動直後にこのファイルを読み込むことで前回終了時の状態を復元します。
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**画像リストの履歴
画像リストのリストアップ履歴をエクスプローラのフォルダ移動の感覚で進んだり戻ったりできます。
マウス操作では、ツールバーの矢印アイコンをクリックすることで、
キーボード操作では、&bold(){Alt+カーソルキーの左右}で履歴を進めたり戻ったりできます。
間違えて画像リストをクリアしてしまった場合などに利用するといいでしょう。
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**&anchor(thumbnail_icon,option=nolink){サムネイルアイコンの意味}
at_pictureのデータベースに登録された画像のサムネイルには、左上に小さなアイコンが表示されます。
以下では、それぞれのアイコンの意味を解説します。
#image(ico_h.png,width=29,height=13)
&bold(){H}のアイコンは、その画像のハッシュがデータベースに登録されていることを示しています。
画像のハッシュをチェックするとこのアイコンが付きます。
ハッシュをデータベースに登録しておけば属性とハッシュを紐付けして記録してくれるため、
例え画像ファイルを移動させたり消してしまったりしても大丈夫です。
もう一度同じファイルをat_pictureでリストアップすれば、以前つけた属性もそのまま適用されます。
画像に属性を付ける際には、忘れずにハッシュをチェックしておきましょう。
#image(ico_r.png,width=29,height=13)
&bold(){R}のアイコンは、その画像のパスがデータベースに登録されていることを示しています。
ハッシュチェックをせずに画像に属性を付加したとき、このアイコンが付きます。
属性はファイルパスとだけ紐付けされた状態で記録されるため、
画像ファイルを移動させてしまったり、ファイル名を変えてしまうと属性が失われてしまいます。
また、同じファイル名だけれども中身が異なるファイルが同じファイルパスに紛れ込んだ際には、
その画像に以前付けた属性が適用されてしまうことになります。
特別の理由がなければ、このアイコンを見かけたらすぐにハッシュチェックをしておきましょう。
#image(ico_i.png,width=29,height=13)
&bold(){I}のアイコンは、その画像がインポートされたファイルであることを示しています。
インポートとは、画像ファイルそのものをat_pictureのデータベースフォルダに保存することを指します。
画像の保存場所は&bold(){db\adb\importfiles}以下になります。
なお、インポートした画像ファイルと同一のファイルが別のフォルダにあり、
それをハッシュチェックした場合には、サムネイルには&bold(){H}のアイコンが付きます。
つまり、このアイコンはファイルが&bold(){db\adb\importfiles}以下にあるということのみを示していて、
そのハッシュのファイルがインポート済みかどうかを判別するためのものではありません。
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**画像リストのマウス操作
画像リストでは、マウス操作によって以下の動作をします。
|サムネイルをダブルクリック|画像の表示 &small(){※iniファイルの書き換えにより変更可}|
|サムネイルをミドルクリック|画像の選択/解除|
|サムネイルを右クリックしながらダブルクリック|画像の表示 &small(){※iniファイルの書き換えにより変更可}|
|余白をダブルクリック|画像情報パネルの表示/非表示切り替え &small(){※iniファイルの書き換えにより無効にも}|
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**画像リストの右クリックメニュー
#divid(waku){
#contents(fromhere=true)
}
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***属性付加
選択画像に対してダイアログで入力した属性を付加します。
データベースに存在しない属性名を入力すると、その時点で新しい属性が作られ、付加されます。
その属性は、属性ビューでは「自動生成」カテゴリ以下に置かれます。
このダイアログでは、&bold(){¥}で区切ることで複数の属性を一度に付加することができます。
また、&bold(){¥¥}以下の属性を除去することもできます。
例1:「&bold(){写真¥風景}」と入力すると、「写真」と「風景」という二つの属性を付加します。
例2:「&bold(){風景¥¥人物}」と入力すると、「風景」属性を付加すると同時に「人物」属性を除去します。
例3:「&bold(){絵¥人物¥¥写真¥風景}」と入力すると、「絵」「人物」属性を付加し、「写真」「風景」属性を除去します。
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***コメント設定
選択画像に対してコメントの設定を行うダイアログを表示します。
画像固有の情報、メモなどはここに書き入れるとよいでしょう。
既にコメントが記入されている画像の場合、末尾を改行した上で入力したコメントを追加します。
:設定済みコメントを上書きする|このチェックボックスにチェックを入れると、コメントを追加ではなく上書きします。
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***属性の自動生成
選択画像に対して自動生成プラグインを使い、画像データから属性を自動的に生成し、付加します。
選択するとダイアログが開くので、使いたいプラグインにチェックを入れて「OK」を押せば実行されます。
自動付加する属性や条件の設定はプラグインごとに「設定」ボタンから行えます。
自動生成プラグインによって属性を付加した画像には「自動生成」属性も同時に付加されます。
「自動生成」属性は、大量の画像に対してこの操作を行った際に属性が付加された画像を探す目印になります。
自動生成された属性は、デフォルトでは属性ビューの「自動生成」カテゴリ以下に入りますが、
プラグインの設定により指定のカテゴリに入れることもできます。
自動生成プラグインに関する詳しい説明は、[[プラグイン]]のページを参照してください。
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***ハッシュチェック
選択画像のMD5ハッシュを算出しデータベースに登録します。
ハッシュを登録しておけば、属性のデータはハッシュと関連付けてデータベースに記録されるので、
例え画像ファイルを消してしまっても、再び同一画像にハッシュチェックをすれば属性を取り戻すことができます。
特別の理由がない限り、at_pictureで管理したい画像はハッシュチェックをするようにしましょう。
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***インポート
選択画像をデータベースにインポートします。
この操作をすると、画像ファイルそのものが&bold(){db\adb\importfiles}以下に取り込まれます。
インポートはフォルダによる管理を完全に脱却した人のための機能です。
元のフォルダに画像ファイルを置いてハッシュ管理する場合と比べ、次のような利点があります。
-画像の保存場所を意識する必要がない
-dbフォルダごとバックアップすることが可能になり、そのまま別のPCへ移すこともできる
-完全一致したファイルは自動的にはじかれるので、重複ファイルを抱え込まずに済む
一方で、インポートしたファイルはdbフォルダ内で取り込み元フォルダ別に分かれて保存されるため、
他のファイラで画像ファイルを扱ったり、at_pictureを介さずにビューアを使う際には不便になるかもしれません。
また、インポートしたファイルを「データベースから削除」した場合には、重複ファイルを複数抱える可能性があります。
何らかの形でフォルダ管理の恩恵を受けているのであれば無理に使う必要はないです。
インポートを行わなくてもat_pictureの機能は全て使うことができます。
インポートを行う場合は、以下のどちらかを選んでください。
:コピーして取り込む|インポートの際には画像ファイルをコピーし、元ファイルを残します。
:移動して取り込む|インポートの際には画像ファイルを移動させます。
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***ハッシュ取得済みであっても再計算する
ハッシュチェックやインポートの実行時の動作を設定できます。
この項目をチェックすることで、ハッシュを取得済みの画像に対してもMD5ハッシュの再計算を行うようになります。
ハッシュチェック後に他のソフトでファイルを上書き処理してしまうと、
見た目には変化していないようでもバイナリが異なるため、MD5ハッシュも違う値になります。
その状態でファイルを移動し、ハッシュチェックをしてしまうと属性が失われてしまいます。
&bold(){ファイルの上書きをした場合には、属性やコメントの変更を行う前にハッシュの再計算を行いましょう。}
そうすれば属性を保持したままMD5ハッシュを現在の値にすることができるため、
例えその後にファイルの移動などを行っても、再度のハッシュチェックで属性を失わずに済みます。
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***リストアップ画像のパスリストを開く
現在リストアップされている画像のパスリストを任意のプログラムで開きます。
&bold(){axpathlist2.spi}を使えば、Susieプラグインに対応したビューアでパスリストを扱えるようになります。
また、&bold(){9氏によるプログラム}を指定することで、パスリストに非対応のソフトへもD&Dが可能になります。
各自の使い慣れたソフトとの連携を色々と考えてみるとよいでしょう。
:プログラムの選択|パスリストを開くプログラムを選択します。
一度選択したプログラムは次回以降メニューにリストが並びますので、簡単に選択できるようになります。
「[[選択画像のパスリストを開く>http://www42.atwiki.jp/at_picture/pages/19.html#id_3063bd05]]」および、画像ビューの右クリックメニューの「[[プログラムから開く>http://www42.atwiki.jp/at_picture/pages/48.html#id_800a99c4]]」とプログラムのリストは共有されます。
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***選択画像のパスリストを開く
選択画像のパスリストを任意のプログラムで開きます。
&bold(){axpathlist2.spi}を使えば、Susieプラグインに対応したビューアでパスリストを扱えるようになります。
また、&bold(){9氏によるプログラム}を指定することで、パスリストに非対応のソフトへもD&Dが可能になります。
各自の使い慣れたソフトとの連携を色々と考えてみるとよいでしょう。
:プログラムの選択|パスリストを開くプログラムを選択します。
一度選択したプログラムは次回以降メニューにリストが並びますので、簡単に選択できるようになります。
「[[リストアップ画像のパスリストを開く>http://www42.atwiki.jp/at_picture/pages/19.html#id_52bc7837]]」および、画像ビューの右クリックメニューの「[[プログラムから開く>http://www42.atwiki.jp/at_picture/pages/48.html#id_800a99c4]]」とリストは共有されます。
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***昇順ソート
画像リストを要素の昇順にソートします。
ソートに使用できる要素は以下の通りです。
|ファイル名|画像ファイル名でソートします|
|拡張子|画像ファイルの拡張子でソートします|
|サイズ|画像ファイルのファイルサイズでソートします|
|更新日時|画像ファイルの更新日時でソートします|
|幅|画像の横幅でソートします|
|高さ|画像の高さでソートします|
|面積|画像の面積でソートします|
|コメント|画像に記入したコメントでソートします|
|保持属性数|画像に付加された属性の数でソートします|
----
***降順ソート
画像リストを要素の降順にソートします。
ソートに使用できる要素は以下の通りです。
|ファイル名|画像ファイル名でソートします|
|拡張子|画像ファイルの拡張子でソートします|
|サイズ|画像ファイルのファイルサイズでソートします|
|更新日時|画像ファイルの更新日時でソートします|
|幅|画像の横幅でソートします|
|高さ|画像の高さでソートします|
|面積|画像の面積でソートします|
|コメント|画像に記入したコメントでソートします|
|保持属性数|画像に付加された属性の数でソートします|
----
***フォルダ別昇順ソート
画像リストをフォルダ別に要素の昇順にソートします。
フォルダの並び順はパスの昇順になります。
ソートに使用できる要素は以下の通りです。
|ファイル名|画像ファイル名でソートします|
|拡張子|画像ファイルの拡張子でソートします|
|サイズ|画像ファイルのファイルサイズでソートします|
|更新日時|画像ファイルの更新日時でソートします|
|幅|画像の横幅でソートします|
|高さ|画像の高さでソートします|
|面積|画像の面積でソートします|
|コメント|画像に記入したコメントでソートします|
|保持属性数|画像に付加された属性の数でソートします|
----
***フォルダ別降順ソート
画像リストをフォルダ別に要素の降順でソートします。
フォルダの並び順はパスの降順になります。
ソートに使用できる要素は以下の通りです。
|ファイル名|画像ファイル名でソートします|
|拡張子|画像ファイルの拡張子でソートします|
|サイズ|画像ファイルのファイルサイズでソートします|
|更新日時|画像ファイルの更新日時でソートします|
|幅|画像の横幅でソートします|
|高さ|画像の高さでソートします|
|面積|画像の面積でソートします|
|コメント|画像に記入したコメントでソートします|
|保持属性数|画像に付加された属性の数でソートします|
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***ランダムシャッフル
画像リストをランダムにシャッフルします。
ビューアでスライドショー再生を行う前などに使うとよいでしょう。
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***ハッシュソート
画像リストをMD5ハッシュの値で昇順ソートします。
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***画像複製ユーティリティ
リストアップした画像の複製操作を行うユーティリティを起動します。
このユーティリティでは、画像リストのファイルを指定フォルダにまとめてコピーしたり、
その際に連番ファイル名へとリネームを行うことができます。
属性を付加し終わったファイルを一箇所にまとめて置く場合などに利用するとよいでしょう。
基本的には選択画像が対象となりますが、オプションで選択画像に関わらず全てコピーすることもできます。
また、画像が選択されていない場合には全ファイルが対象となります。
コピー先でファイル名が重複した場合には、自動的に末尾に(2)と付けられます。
:複製先|ファイルをコピーする場所を指定します。
指定した名称の新規フォルダを作りますが、同名のフォルダが既に存在している場合は確認のダイアログが出ます。
フォルダ名のボックスを空にすると、基準フォルダを対象に複製を行います。
また、フォルダ名の指定では..¥や../といった相対パスの記述も有効です。
続けて何度も作業するときなど、基準フォルダを変更したくないときに利用するとよいでしょう。
:ファイル名|コピー先のファイル名を指定します。
「複製元のファイル名を引き継ぐ」
現在のファイル名そのままにコピーを行います。
「画像リストの並び順で連番リネーム」
&bold(){プレフィックス+連番}のファイル名でコピーします。
連番は1から始まる指定桁数の数字ですが、ファイル数が多い場合は自動的に桁数が調整されます。
(1000枚を対象に1桁を指定した場合は自動的に0001~に調整されます)
また、桁数で0を指定すると1~の連番となり、桁数の補完を行いません。
:オプション|その他のちょっと便利な設定が行えます。
「選択状態に関わらず全て複製する」
チェックすると、リストアップされている全ての画像を複製します。
現在の選択状態を維持しておきたい場合にはこれを利用しましょう。
「複製後、複製先をリストアップ」
チェックを入れると、複製後のフォルダを自動でリストアップしてくれます。
自動でハッシュチェックなどは行われないので、それは適宜行ってください。
「複製後、複製先をエクスプローラーで開く」をチェックすれば複製先フォルダを開いてくれます。
コピー直後にD&Dを必要とする作業を行う場合には、これをチェックしておくとよいでしょう。
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***リストアップ画像の属性を属性パレットへ追加
画像リストにリストアップされている画像に付加されている属性全てをパレットへ追加します。
既にパレットに追加されている属性であっても、重複をチェックされずに追加されます。
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***選択画像の属性を属性パレットへ追加
選択画像に付加されている属性全てをパレットへ追加します。
既にパレットに追加されている属性であっても、重複をチェックされずに追加されます。
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***無効なパスを破棄
現在の画像リストの中でデータベースとの繋がりが切れているファイルパスを破棄します。
画像をハッシュチェックした後でファイルを移動や削除などすると、画像リストにサムネイルが表示されなくなります。
データベース上の属性やコメントの編集は可能ですが、この状態では画像ファイル自体を操作することはできません。
この状態のデータをリストアップしても意味がありませんので、無効になったパスを見つけたら破棄しましょう。
※データベースに大量の画像が登録されていると、無効なパスを破棄する際にデータベースが破損する場合があります。
念のため&bold(){adb2picsv.exe}を使い、データベースのバックアップを取っておくとよいでしょう。
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***リストから消去
選択画像を画像リストから消去します。
パスリストを保存する際などに、要らない画像がリストアップされていたら消去するとよいでしょう。
メニューには表示されていませんが、画像リストにフォーカスが当たっているときにDELキー押下でも同じ動作をします。
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***ディレクトリを指定してリストから消去
リストアップされている画像のうち、特定のフォルダにあるものをまとめてリストから消去します。
選択すると、現在リストアップされている画像が保存されているフォルダの一覧が出ます。
画像リストから消去したいものをチェックしてください。
:フルパス表示|このチェックボックスにチェックが入っていると、フォルダをフルパスで表示します。
同じ名前のフォルダが複数ある場合には、フルパスで場所を確認するとよいでしょう。
:すべてチェック|全てのフォルダにチェックを入れます。
:チェックを反転|現在チェックされているフォルダからチェックを外し、チェックされていないものをチェックします。
----
***属性を指定してリストから消去
リストアップされている画像のうち、特定の属性が付加されているものをリストから消去します。
選択すると、現在リストアップされている画像に付加されている属性の一覧が出ます。
画像リストから消去したい属性、または残したい属性をチェックしてください。
この一覧には「&bold(){¥¥ 属性なし ¥¥}」もありますので、
ハッシュチェックしてない画像だけを抽出するなどの用途にも利用することができます。
:チェックした属性を含む画像を消去|これを選ぶと、上の一覧でチェックした属性を含む画像をリストから消去します。
:チェックした属性を含む画像を残す|これを選ぶと、上野一覧でチェックした属性を含む画像を残し、残りをリストから消去します。
:すべてチェック|全ての属性にチェックを入れます。
:チェックを反転|現在チェックされている属性からチェックを外し、チェックされていないものをチェックします。
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***削除
選択画像をごみ箱に移します。
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***データベースから削除
選択画像をデータベースから削除し、ハッシュチェックしていない状態に戻します。
この操作でもデータベースからハッシュや属性などのデータは失われません。
誤って削除してしまった場合は再度ハッシュチェックすれば属性やコメントを取り戻すことができます。
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***画像のプロパティ
画像のプロパティを表示します。
----
#include(このwikiへのコメント)
*画像リスト
リストアップした画像ファイルがサムネイル表示されます。
サムネイルのサイズはメニューバーやツールバーで大まかなサイズが変更できるほか、
下部のスライドバーではより細かな調整が可能です。
at_pictureは、単体で&bold(){BMP}、&bold(){JPEG}、&bold(){GIF}、&bold(){PNG}の各ファイルを扱うことができ、
別途Susieプラグインを導入することにより対応形式を増やすこともできます。
サムネイルの赤い枠は、その画像が画像ビューに表示されていることを示しています。
その状態の画像のことを&bold(){表示画像}と呼んだりします。
一方、サムネイルを囲む青い枠は、その画像が選択された状態であることを示しています。
at_pictureの機能には、表示画像を対象とするものと選択画像を対象とするものがあるので注意です。
at_pictureの終了時には、画像リストの状態が&bold(){last.sz7}という名前のパスリストで保存され、
起動直後にこのファイルを読み込むことで前回終了時の状態を復元します。
----
**画像リストの履歴
画像リストのリストアップ履歴をエクスプローラのフォルダ移動の感覚で進んだり戻ったりできます。
マウス操作では、ツールバーの矢印アイコンをクリックすることで、
キーボード操作では、&bold(){Alt+カーソルキーの左右}で履歴を進めたり戻ったりできます。
間違えて画像リストをクリアしてしまった場合などに利用するといいでしょう。
----
**&anchor(thumbnail_icon,option=nolink){サムネイルアイコンの意味}
at_pictureのデータベースに登録された画像のサムネイルには、左上に小さなアイコンが表示されます。
以下では、それぞれのアイコンの意味を解説します。
#image(ico_h.png,width=29,height=13)
&bold(){H}のアイコンは、その画像のハッシュがデータベースに登録されていることを示しています。
画像のハッシュをチェックするとこのアイコンが付きます。
ハッシュをデータベースに登録しておけば属性とハッシュを紐付けして記録してくれるため、
例え画像ファイルを移動させたり消してしまったりしても大丈夫です。
もう一度同じファイルをat_pictureでリストアップすれば、以前つけた属性もそのまま適用されます。
画像に属性を付ける際には、忘れずにハッシュをチェックしておきましょう。
#image(ico_r.png,width=29,height=13)
&bold(){R}のアイコンは、その画像のパスがデータベースに登録されていることを示しています。
ハッシュチェックをせずに画像に属性を付加したとき、このアイコンが付きます。
属性はファイルパスとだけ紐付けされた状態で記録されるため、
画像ファイルを移動させてしまったり、ファイル名を変えてしまうと属性が失われてしまいます。
また、同じファイル名だけれども中身が異なるファイルが同じファイルパスに紛れ込んだ際には、
その画像に以前付けた属性が適用されてしまうことになります。
特別の理由がなければ、このアイコンを見かけたらすぐにハッシュチェックをしておきましょう。
#image(ico_i.png,width=29,height=13)
&bold(){I}のアイコンは、その画像がインポートされたファイルであることを示しています。
インポートとは、画像ファイルそのものをat_pictureのデータベースフォルダに保存することを指します。
画像の保存場所は&bold(){db\adb\importfiles}以下になります。
なお、インポートした画像ファイルと同一のファイルが別のフォルダにあり、
それをハッシュチェックした場合には、サムネイルには&bold(){H}のアイコンが付きます。
つまり、このアイコンはファイルが&bold(){db\adb\importfiles}以下にあるということのみを示していて、
そのハッシュのファイルがインポート済みかどうかを判別するためのものではありません。
----
**画像リストのマウス操作
画像リストでは、マウス操作によって以下の動作をします。
|サムネイルをダブルクリック|画像の表示 &small(){※iniファイルの書き換えにより変更可}|
|サムネイルをミドルクリック|画像の選択/解除|
|サムネイルを右クリックしながらダブルクリック|画像の表示 &small(){※iniファイルの書き換えにより変更可}|
|余白をダブルクリック|画像情報パネルの表示/非表示切り替え &small(){※iniファイルの書き換えにより無効にも}|
----
**画像リストの右クリックメニュー
#divid(waku){
#contents(fromhere=true)
}
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***属性付加
選択画像に対してダイアログで入力した属性を付加します。
データベースに存在しない属性名を入力すると、その時点で新しい属性が作られ、付加されます。
その属性は、属性ビューでは「自動生成」カテゴリ以下に置かれます。
このダイアログでは、&bold(){¥}で区切ることで複数の属性を一度に付加することができます。
また、&bold(){¥¥}以下の属性を除去することもできます。
例1:「&bold(){写真¥風景}」と入力すると、「写真」と「風景」という二つの属性を付加します。
例2:「&bold(){風景¥¥人物}」と入力すると、「風景」属性を付加すると同時に「人物」属性を除去します。
例3:「&bold(){絵¥人物¥¥写真¥風景}」と入力すると、「絵」「人物」属性を付加し、「写真」「風景」属性を除去します。
----
***コメント設定
選択画像に対してコメントの設定を行うダイアログを表示します。
画像固有の情報、メモなどはここに書き入れるとよいでしょう。
既にコメントが記入されている画像の場合、末尾を改行した上で入力したコメントを追加します。
:設定済みコメントを上書きする|このチェックボックスにチェックを入れると、コメントを追加ではなく上書きします。
----
***属性の自動生成
選択画像に対して自動生成プラグインを使い、画像データから属性を自動的に生成し、付加します。
選択するとダイアログが開くので、使いたいプラグインにチェックを入れて「OK」を押せば実行されます。
自動付加する属性や条件の設定はプラグインごとに「設定」ボタンから行えます。
自動生成プラグインによって属性を付加した画像には「自動生成」属性も同時に付加されます。
「自動生成」属性は、大量の画像に対してこの操作を行った際に属性が付加された画像を探す目印になります。
自動生成された属性は、デフォルトでは属性ビューの「自動生成」カテゴリ以下に入りますが、
プラグインの設定により指定のカテゴリに入れることもできます。
自動生成プラグインに関する詳しい説明は、[[プラグイン]]のページを参照してください。
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***ハッシュチェック
選択画像のMD5ハッシュを算出しデータベースに登録します。
ハッシュを登録しておけば、属性のデータはハッシュと関連付けてデータベースに記録されるので、
例え画像ファイルを消してしまっても、再び同一画像にハッシュチェックをすれば属性を取り戻すことができます。
特別の理由がない限り、at_pictureで管理したい画像はハッシュチェックをするようにしましょう。
----
***インポート
選択画像をデータベースにインポートします。
この操作をすると、画像ファイルそのものが&bold(){db\adb\importfiles}以下に取り込まれます。
インポートはフォルダによる管理を完全に脱却した人のための機能です。
元のフォルダに画像ファイルを置いてハッシュ管理する場合と比べ、次のような利点があります。
-画像の保存場所を意識する必要がない
-dbフォルダごとバックアップすることが可能になり、そのまま別のPCへ移すこともできる
-完全一致したファイルは自動的にはじかれるので、重複ファイルを抱え込まずに済む
一方で、インポートしたファイルはdbフォルダ内で取り込み元フォルダ別に分かれて保存されるため、
他のファイラで画像ファイルを扱ったり、at_pictureを介さずにビューアを使う際には不便になるかもしれません。
また、インポートしたファイルを「データベースから削除」した場合には、重複ファイルを複数抱える可能性があります。
何らかの形でフォルダ管理の恩恵を受けているのであれば無理に使う必要はないです。
インポートを行わなくてもat_pictureの機能は全て使うことができます。
インポートを行う場合は、以下のどちらかを選んでください。
:コピーして取り込む|インポートの際には画像ファイルをコピーし、元ファイルを残します。
:移動して取り込む|インポートの際には画像ファイルを移動させます。
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***ハッシュ取得済みであっても再計算する
ハッシュチェックやインポートの実行時の動作を設定できます。
この項目をチェックすることで、ハッシュを取得済みの画像に対してもMD5ハッシュの再計算を行うようになります。
ハッシュチェック後に他のソフトでファイルを上書き処理してしまうと、
見た目には変化していないようでもバイナリが異なるため、MD5ハッシュも違う値になります。
その状態でファイルを移動し、ハッシュチェックをしてしまうと属性が失われてしまいます。
&bold(){ファイルの上書きをした場合には、属性やコメントの変更を行う前にハッシュの再計算を行いましょう。}
そうすれば属性を保持したままMD5ハッシュを現在の値にすることができるため、
例えその後にファイルの移動などを行っても、再度のハッシュチェックで属性を失わずに済みます。
----
***リストアップ画像のパスリストを開く
現在リストアップされている画像のパスリストを任意のプログラムで開きます。
&bold(){axpathlist2.spi}を使えば、Susieプラグインに対応したビューアでパスリストを扱えるようになります。
また、&bold(){9氏によるプログラム}を指定することで、パスリストに非対応のソフトへもD&Dが可能になります。
各自の使い慣れたソフトとの連携を色々と考えてみるとよいでしょう。
:プログラムの選択|パスリストを開くプログラムを選択します。
一度選択したプログラムは次回以降メニューにリストが並びますので、簡単に選択できるようになります。
「[[選択画像のパスリストを開く>http://www42.atwiki.jp/at_picture/pages/19.html#id_3063bd05]]」および、画像ビューの右クリックメニューの「[[プログラムから開く>http://www42.atwiki.jp/at_picture/pages/48.html#id_800a99c4]]」とプログラムのリストは共有されます。
----
***選択画像のパスリストを開く
選択画像のパスリストを任意のプログラムで開きます。
&bold(){axpathlist2.spi}を使えば、Susieプラグインに対応したビューアでパスリストを扱えるようになります。
また、&bold(){9氏によるプログラム}を指定することで、パスリストに非対応のソフトへもD&Dが可能になります。
各自の使い慣れたソフトとの連携を色々と考えてみるとよいでしょう。
:プログラムの選択|パスリストを開くプログラムを選択します。
一度選択したプログラムは次回以降メニューにリストが並びますので、簡単に選択できるようになります。
「[[リストアップ画像のパスリストを開く>http://www42.atwiki.jp/at_picture/pages/19.html#id_52bc7837]]」および、画像ビューの右クリックメニューの「[[プログラムから開く>http://www42.atwiki.jp/at_picture/pages/48.html#id_800a99c4]]」とリストは共有されます。
----
***昇順ソート
画像リストを要素の昇順にソートします。
ソートに使用できる要素は以下の通りです。
|ファイル名|画像ファイル名でソートします|
|拡張子|画像ファイルの拡張子でソートします|
|サイズ|画像ファイルのファイルサイズでソートします|
|更新日時|画像ファイルの更新日時でソートします|
|幅|画像の横幅でソートします|
|高さ|画像の高さでソートします|
|面積|画像の面積でソートします|
|コメント|画像に記入したコメントでソートします|
|保持属性数|画像に付加された属性の数でソートします|
----
***降順ソート
画像リストを要素の降順にソートします。
ソートに使用できる要素は以下の通りです。
|ファイル名|画像ファイル名でソートします|
|拡張子|画像ファイルの拡張子でソートします|
|サイズ|画像ファイルのファイルサイズでソートします|
|更新日時|画像ファイルの更新日時でソートします|
|幅|画像の横幅でソートします|
|高さ|画像の高さでソートします|
|面積|画像の面積でソートします|
|コメント|画像に記入したコメントでソートします|
|保持属性数|画像に付加された属性の数でソートします|
----
***フォルダ別昇順ソート
画像リストをフォルダ別に要素の昇順にソートします。
フォルダの並び順はパスの昇順になります。
ソートに使用できる要素は以下の通りです。
|ファイル名|画像ファイル名でソートします|
|拡張子|画像ファイルの拡張子でソートします|
|サイズ|画像ファイルのファイルサイズでソートします|
|更新日時|画像ファイルの更新日時でソートします|
|幅|画像の横幅でソートします|
|高さ|画像の高さでソートします|
|面積|画像の面積でソートします|
|コメント|画像に記入したコメントでソートします|
|保持属性数|画像に付加された属性の数でソートします|
----
***フォルダ別降順ソート
画像リストをフォルダ別に要素の降順でソートします。
フォルダの並び順はパスの降順になります。
ソートに使用できる要素は以下の通りです。
|ファイル名|画像ファイル名でソートします|
|拡張子|画像ファイルの拡張子でソートします|
|サイズ|画像ファイルのファイルサイズでソートします|
|更新日時|画像ファイルの更新日時でソートします|
|幅|画像の横幅でソートします|
|高さ|画像の高さでソートします|
|面積|画像の面積でソートします|
|コメント|画像に記入したコメントでソートします|
|保持属性数|画像に付加された属性の数でソートします|
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***ランダムシャッフル
画像リストをランダムにシャッフルします。
ビューアでスライドショー再生を行う前などに使うとよいでしょう。
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***ハッシュソート
画像リストをMD5ハッシュの値で昇順ソートします。
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***画像複製ユーティリティ
リストアップした画像の複製操作を行うユーティリティを起動します。
このユーティリティでは、画像リストのファイルを指定フォルダにまとめてコピーしたり、
その際に連番ファイル名へとリネームを行うことができます。
属性を付加し終わったファイルを一箇所にまとめて置く場合などに利用するとよいでしょう。
基本的には選択画像が対象となりますが、オプションで選択画像に関わらず全てコピーすることもできます。
また、画像が選択されていない場合には全ファイルが対象となります。
コピー先でファイル名が重複した場合には、自動的に末尾に(2)と付けられます。
:複製先|ファイルをコピーする場所を指定します。
指定した名称の新規フォルダを作りますが、同名のフォルダが既に存在している場合は確認のダイアログが出ます。
フォルダ名のボックスを空にすると、基準フォルダを対象に複製を行います。
また、フォルダ名の指定では..¥や../といった相対パスの記述も有効です。
続けて何度も作業するときなど、基準フォルダを変更したくないときに利用するとよいでしょう。
:ファイル名|コピー先のファイル名を指定します。
「複製元のファイル名を引き継ぐ」
現在のファイル名そのままにコピーを行います。
「画像リストの並び順で連番リネーム」
&bold(){プレフィックス+連番}のファイル名でコピーします。
連番は1から始まる指定桁数の数字ですが、ファイル数が多い場合は自動的に桁数が調整されます。
(1000枚を対象に1桁を指定した場合は自動的に0001~に調整されます)
また、桁数で0を指定すると1~の連番となり、桁数の補完を行いません。
:オプション|その他のちょっと便利な設定が行えます。
「選択状態に関わらず全て複製する」
チェックすると、リストアップされている全ての画像を複製します。
現在の選択状態を維持しておきたい場合にはこれを利用しましょう。
「複製後、複製先をリストアップ」
チェックを入れると、複製後のフォルダを自動でリストアップしてくれます。
自動でハッシュチェックなどは行われないので、それは適宜行ってください。
「複製後、複製先をエクスプローラーで開く」をチェックすれば複製先フォルダを開いてくれます。
コピー直後にD&Dを必要とする作業を行う場合には、これをチェックしておくとよいでしょう。
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***リストアップ画像の属性を属性パレットへ追加
画像リストにリストアップされている画像に付加されている属性全てをパレットへ追加します。
既にパレットに追加されている属性であっても、重複をチェックされずに追加されます。
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***選択画像の属性を属性パレットへ追加
選択画像に付加されている属性全てをパレットへ追加します。
既にパレットに追加されている属性であっても、重複をチェックされずに追加されます。
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***無効なパスを破棄
現在の画像リストの中でデータベースとの繋がりが切れているファイルパスを破棄します。
画像をハッシュチェックした後でファイルを移動や削除などすると、画像リストにサムネイルが表示されなくなります。
データベース上の属性やコメントの編集は可能ですが、この状態では画像ファイル自体を操作することはできません。
この状態のデータをリストアップしても意味がありませんので、無効になったパスを見つけたら破棄しましょう。
※データベースに大量の画像が登録されていると、無効なパスを破棄する際にデータベースが破損する場合があります。
念のため&bold(){adb2picsv.exe}を使い、データベースのバックアップを取っておくとよいでしょう。
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***リストから消去
選択画像を画像リストから消去します。
パスリストを保存する際などに、要らない画像がリストアップされていたら消去するとよいでしょう。
メニューには表示されていませんが、画像リストにフォーカスが当たっているときにDELキー押下でも同じ動作をします。
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***ディレクトリを指定してリストから消去
リストアップされている画像のうち、特定のフォルダにあるものをまとめてリストから消去します。
選択すると、現在リストアップされている画像が保存されているフォルダの一覧が出ます。
画像リストから消去したいものをチェックしてください。
:フルパス表示|このチェックボックスにチェックが入っていると、フォルダをフルパスで表示します。
同じ名前のフォルダが複数ある場合には、フルパスで場所を確認するとよいでしょう。
:すべてチェック|全てのフォルダにチェックを入れます。
:チェックを反転|現在チェックされているフォルダからチェックを外し、チェックされていないものをチェックします。
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***属性を指定してリストから消去
リストアップされている画像のうち、特定の属性が付加されているものをリストから消去します。
選択すると、現在リストアップされている画像に付加されている属性の一覧が出ます。
画像リストから消去したい属性、または残したい属性をチェックしてください。
この一覧には「&bold(){¥¥ 属性なし ¥¥}」もありますので、
ハッシュチェックしてない画像だけを抽出するなどの用途にも利用することができます。
:チェックした属性を含む画像を消去|これを選ぶと、上の一覧でチェックした属性を含む画像をリストから消去します。
:チェックした属性を含む画像を残す|これを選ぶと、上野一覧でチェックした属性を含む画像を残し、残りをリストから消去します。
:すべてチェック|全ての属性にチェックを入れます。
:チェックを反転|現在チェックされている属性からチェックを外し、チェックされていないものをチェックします。
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***削除
選択画像をごみ箱に移します。
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***データベースから削除
選択画像のパス情報をデータベースから削除します。
この操作でもデータベースからハッシュや属性などのデータは失われません。
誤って削除してしまった場合は再度ハッシュチェックすれば属性やコメントを取り戻すことができます。
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***画像のプロパティ
画像のプロパティを表示します。
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