「第二話」(2007/10/13 (土) 04:27:37) の最新版変更点
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走っていく月を追いかける光。
「待ってよ~☆そんなに走ると危ないよ~!」
「大丈夫だよぅ☆心配性なんだからぁ(*^▽^*)・・・うわっ!!!」
草原を走る月はいきなり姿を消しました。呆然とする光。
「えっ!?あれ・・?月どこ?(゚Д゚≡゚Д゚)? 」
よく見ると、草むらに隠れて見えなかったのですがそこにはガケがありました。月はその中に落ちてしまったようです。
落ちていく月。幸いなことにそんなに深くはなく、すぐに底の方に辿り着きました。
「わぁぁぁん(*>△<)キュキュうぅ・・ここわどこ・・?」
月がふと周りを見ると、そこは長い洞窟になっており灯りもところどころにともされていました。
そこにいる1匹の羊。年はかなりいっているようで250才とのことでした。そこにある大きな鏡。周りにはいろいろな機械がありました。
「ん?あらら・・?ここのガケを落ちてきたのだな・・。大丈夫かね?」
「ここはどこですか?羊さん、わたし・・上の友達がいるところまで戻りたいのですが・・できますか?」羊は言いました。
「ぅん・・それはできないヾ(*>△<)ノ君も知っているだろうが、転送装置が故障しておるからな。逆にその友達をここに呼ぶことはできるのだが」
月は思いました。
「そんな・・でもこのまま離れ離れになるわけにもいかないし・・光はおそらくそうしてでも一緒にいる方がいいと思うはず(*>ω<)ノオォーッ!!わかりました!羊さん友達をここに呼んでください!」
「うむ・・わかった。しかし・・そうするには君がこの鏡に触れながら、そのお友達のことを念じないといけない。君の一番大事なお友達のことをよく念じるのだよ。そうすればこの転送装置の上に来てくれるだろう。」
月は鏡に触れて、光のことを考え始めました。
「うぅ・・・大事なお友達の光・・・ここに来て!!」
鏡が強烈な光を放ちました。そしてそこにいたのは!!!!大事な光・・じゃなくて白い羊毛でした。
戸惑う月。
「え・・?なにこれ・・?」ところがその羊はそれを見ると大喜びしています。月は言いました。
「それ・・何ですか?」羊は涙を浮かべて言いました。
「(ノ´▽`)ノオオオオッ♪これわワシが以前なくしたヅラじゃ。どうやら機械の故障で私が欲しい物が出てしまったようじゃ(*^▽^*)」
「な、なんですと・・!?お友達は?・゚・(ノД`)フェェ・゚・。」
羊はうれしそうに「大丈夫♪何回かすれば成功するわい(ノ´∀`*)」
そして2回目で・・光が転送装置に現れました♪
月と光は抱き合い泣いて喜びました。
「やっと会えた☆(´・ω・)(・ω・`)ネー さびしかったよぉ」
「(゚-゚*)(。。*)ウンウン。わたしも~☆」
しかし羊はうなだれたままです。
「お友達と会えてよかったのう・・でも、ここから脱出することはできんじゃろぅ・・なにせこの洞窟は・・」
羊の話によると、ここは本来なら転送装置で上に一瞬で行けるのですが、壊れているため洞窟の中を通っていかないといけないとのこと・・・中は迷路になっていていろいろな罠がしかけられていること・・モンスターによっては試練の間というクリアしなければいけないポイントがあること・・。
目の前には灯りはあるものの・・先が遠すぎて見えない深い深い洞窟があるのでした・・・
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