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一階に降りるとおいしそうな料理がたくさん用意されてあった。

 

「遠慮しないでたくさん食べて下さい。」

 

そう言って桜さんはわたしにほほえみかけた。

 

「いただきます。」

 

一口スープをすすってみる。

 

「おいしい・・・。」

 

「それはよかった。」

 

そう言って桜さんはまたわたしにほほえみかけた。

 

食事も終わり桜さんとはいろいろな話をした。

この島のこと、桜さんのこと、今日起きた出来事・・・。

初めて会ったはずなのに友達のようになんでも話せた。

 

 

「もぅこんな時間か・・・。そろそろお風呂にでも入ったらどうです?今沸かしますから。」

 

まだまだ話したいことはいっぱいあった、でもせっかく桜さんが用意してくれるんだからと思い、お風呂に入ることにした。

 

不安なこともいっぱいある、でも桜さんや白衣の天使、もえちゃん、みんなやさしい人ばかりだしなんとかやっていける気がした。

 

お風呂を出ると桜さんが食器を洗っていた。

 

「あっ!わたしやります。」

さすがにこれくらい手伝わないと、そう思いかけよったが桜さんは

 

「大丈夫ですよ、このお皿で最後ですから。」

 

そう言って最後のお皿を洗いきり、静かに水を止めた。

 

私は何もできず立ち尽くすだけだった。

そんな私を見て桜さんは、

 

「今日はもぅ疲れたでしょう、ベッドを用意しといたからもう寝なさい。」

 

ぬれた手をふきながら私にこうつげた。

何もできないまま桜さんに連れられ整った寝室に案内された。

部屋に入るとふかふかのベッドが置いてあった。

 

「ゆっくり休んでください。」

 

そう言って桜さんは部屋を出て行った。

 

他にやることもないし、私はとりあえずふとんに入ることにした。

今朝は砂浜で寝ていたせいか、ふとんがとても気持ちよく感じた。

 

すると、ふと頭の中にいろんな不安がよぎった。

明日起きたらこのベッドの上にいるだろうか・・・

また知らない土地に飛ばされてしまうのではないだろうか・・・

そんなことを考え、なかなか眠れなかった。

 

 

どのくらい時間がたっただろうか、私はまだ眠りにつけないでいる。

目をつむっても不安やら虫の音やらで、目がさえてしまう。

 

どうせ寝られないならと、外に出てみた。

 

空一面に星が散らばっていた。

 

「きれい・・・。」

 

この言葉以外見つからなかった。

草木が生い茂り、空に星が広がり、気持ちよく風がそよぐ。

今ここにいると、すべての不安や悩みがそして、不安や悩みをかかえている私がちっぽけにも思える。

 

牧草の上に寝てみた。

 

さわやかな草の香りとなつかしい土のにおいが鼻をついた。

 

きれいな月が見える。

 

「まんまるだぁ・・・。」

 

傾いた月を見ながらつぶやいた。きっともぅ朝が来るのだろう、そんなことを考えているうちに意識は薄れていった。

 

 

 

 

 

「起きるでしぃぃぃぃ♪」

 

いつの間に眠っていたんだろう。天使の半端ない声の音量に心臓をドキドキさせながら私は飛び起きた。

 

「いつまで寝てるでし?もぅ朝でし♪今日も頑張っていくでしよ☆」

 

この子はいつもこのテンションなのであろうか。

寝起きにこのテンションはついていけない・・・。

 

「今日はどっかおっきい街に行くでしよ(*>ω<)

きっと人がいっぱいいるとこに行けばいろんな情報が手に入るはずでし♪」

 

「えっ?でもどこの街に行くの?」

 

「う~ん、それは・・・あっ!桜さんにでも聞いてみるといぃでしヽ(*≧∇)ノ」

 

そう言って天使はどこかに飛び去って行った。

 

とりあえず私は家に戻り、桜さんにこの辺の大きな街のことでも聞いてみようと思った。

 

 続く 

  

【ポイント10倍】ファイナルファンタジー XIII


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