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2008/8/17 スレ13 810氏 「せいかつのちえ」」(2008/11/28 (金) 13:56:53) の最新版変更点

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それは風も爽やかな夏の午後の事だった。 昼飯を平らげた悟空が、再びいずこかへ修行に出てしまった後、 柔らかく鼻歌を歌いながら、チチは機嫌よく皿を洗っている。 台所の窓からちらりと覗けば、悟飯は木陰に背を丸めて蹲り、 どうやら蝶か蟻かに夢中になっているようだ。 「は~、毎日えれぇ量だなぁ」 一度傍らに積み上げた洗い上がりの大皿を、今度は片端から 清潔な布で拭いて元のように食器棚にしまって行く。 伸び盛りの悟飯と悟空の食事量はいつも半端ないが、チチにとって苦ではない。 程なく全てを仕舞い終えると、チチは肘まで捲り上げていた袖を戻して白い腕を隠し、 ちらともう一度悟飯の様子を確かめてから、廊下に出る。 突きあたりはトイレだ。 「ん~…んん~」 中洋折衷の生活をしている孫家だが、トイレは洋風にしつらえてあり、 チチの好みで、赤に金の刺繍を施された壁飾りなどがかけられている。 いつものようにドアを開け、そのままの流れで便器に背を向けると、 前垂れの中に手を入れて、裾を絞ったズボンの紐を解き、 下穿きと一緒に親指に引っ掛けると、するりと膝まで引き落とす。 むっちりとした腿が露になり、自然な動作で後ろ垂を腕にかけて たくし上げれば、張りがあり…割と大きく、つんと上を向いた尻が覗く。 「はぁ…」 ここまですれば、と気を抜いて、チチが腰を下ろした、その時! 「ふんぎゃっ!」 U字便座蓋を開けっ放しにされて、チチは気づかず便器に落ちた。 「っ、…っ、…~~!!」 間の抜けた体制で、しかもちょっとチビってしまったチチの眉間に皺が寄る。 「っ…! あれほどきちんと閉めとけって言ったベー!!」 谷に渡る絶叫。悟飯は思わず片手に持った虫眼鏡を取り落とし。 帰ってきた悟空はたっぷり説教された。 経験値 「せいかつのちえ」 1UP。 (完)

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