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ここは都のとある病院。
とても静かで落ち着いた院内だが、1部屋だけ妙に騒がしい。

「やめろおおおお!!やだやだやだ痛い痛い!」

全身に大怪我をした包帯だらけの男が、のたうちまわって何かを拒んでいるようだ。

「孫さん、痛くないですから。あっというまに終わりますから、3秒ぐらいだけでも我慢してください。」

「いやだいやだ!3秒でも怖い!」

そう、彼は注射が大の苦手なのである。

周りの看護婦さんや医師たちも呆れて立ち尽くしている。

「どうします?先生」
と看護婦の一人が聞いた。

「んー・・・しかしこの注射は打たなければならないからなぁ。」

と医師は言い、しばらく何かを考えてから部屋から出ていった。

どうやら作戦を思いついたらしい。


医師は彼の住む家に電話をかけた。

「はい、孫でございます」

透き通るような声をした女性が電話にでた。

「〇〇病院の△△と申します。チチさんはご在宅でしょうか?」

「はい、私です」

彼女ことチチは、まるで子供のようにのたうちまわる男の妻であった。

「実はですね、悟空さんがものすごく注射を嫌がるんですよ。」

「はぁ・・・」

「先ほどから説得はしているのですがなかなか難しくて・・・」

「すっ・・・すみません。ご迷惑おかけしてしまって・・・(もう悟空さのバカ!恥かいちゃうでねえか!)」

「いえいえ、これもわたくしたちの仕事ですから。
しかしあの注射はどうしても打たなければならないのですよ。ですから、ぜひ奥さんにも協力していただけないかと思いまして」

「えっ、おら・・・じゃなくて、私にですか?
・・・あ、はい大丈夫ですだ。」

すると医師は、今から病院に来てくれと言って電話を切った。


「ふぅ~。まったくもう、悟空さはいつもいつも!
おまけに標準語話すのは疲れるだよ」

そう言いながらもチチは、テキパキと支度を済ませて病院へと向かった。


病院につき、悟空のいる病室に向かうと、廊下の端まで叫び声が聞こえた。

チチは恥ずかしくなり早足で病室に向かった。

ガラッ

「悟空さっ!!!」

幸いこの部屋には悟空しか患者がいないので、チチはおもいっきり叫んだ。

「・・・?!なんだよチチぃ」

チチは鋭い目つきで、少し驚いたような表情をした悟空のもとへと歩みよった。

「ごくうさ!いい年した大人が注射ごときで迷惑かけんじゃねぇ!」

おでことおでこがぶつかりそうなくらい近くにチチの顔がある。


「だってよぉ・・・痛いものは痛いんだ」

「そんなんだったら、注射器を敵だと思って戦えばいいでねぇか」

「え?そしたらこれ壊れちまうぞ」

「本気でそう思うんじゃねくてな、こいつには負けねぇぞっていう風に・・・つまり戦ってるときみたいに立ち向かえばいいんだべ。」

チチうまく説明できなくてもどかしくなってしまった。

「んーよくわかんねぇや。とりあえずオラ注射は嫌いだ」

医師も看護婦もチチも同時にため息を吐いた。

「でもよぅ、一つだけお願いがあるんだ。それ引き受けてくれたら注射してやってもいいぞ。」

「お願い?なんだべ?」

悟空はチチを手招きすると自分のもとへ寄せ、耳元でこっそりお願いをした。



「チチがナース服着てくれたらやる。」


チチの頬はみるみる赤くなっていって
「じょっ・・・冗談じゃねえべ!!できるわけねぇだよそったらこと!」
と言った。

しかし悟空はお構いなしに

「先生、こいつにナース服貸してくれ」
と医師に頼んでいる。

「いいです先生そんな・・・」
とチチは拒んだのだが、

「しかし、悟空さんもそれなら注射を打たせてくれると言ってますし。奥さんお願いします。協力していただけませんか?」
と言われてしまい、断るわけにもいかなかった。

医師に説得されてしぶしぶ了解したチチは、看護婦さんに連れられて部屋を出ていった。

しばらくすると、看護婦たちが病室に戻って来た。

チチは看護婦たちの後ろに隠れて恥ずかしそうにしている。

「あの、どこを探してもサイズに合うものがなくて、すごく小さいやつしかなかったんですけど・・・」
と看護婦の1人が言った。

悟空は
「おぅかまわねぇよ、別に(やった、ラッキー)」
と笑った
(というよりニヤニヤ)


「えっとじゃあチチさんこっちに来て下さい。」

看護婦たちに促されて恥ずかしそうにでてきたチチの可愛さといったら素晴らしいものだった。

華奢なチチでさえも小さいサイズのナース服をきて、髪の毛もほどいてさらさらの黒髪ストレートになっている。

短すぎる裾を片手で押さえている姿が、なんともいえないほど色っぽい。


悟空はあっけに取られて何も言えずにいた。

チチは潤んだ瞳をこちらにむけながら
「悟空さ、お注射ちゃんと我慢してくんろ?」
と言った。


こんなふうに言われて断れるわけがない。

悟空は「わかった。」と即答し、おとなしく注射を打った。


看護婦たちは一件落着といった感じで病室をでていった。
一人の看護婦が

「あの、そのナース服はもう誰も着れないと思うので持ち帰っていただいても大丈夫です。」
と振り向きざまに言った。

医師は「急にきていただいてもらってすみません。おかげでやっと注射が打てましたよ。」
と言い、病室をでていった。


2人きりになった病室で、チチはベッドの脇のパイプ椅子に腰掛けた。

座ると更に裾の短さが強調されている。

「もう、悟空さはほんとに何考えてんだべ。こういうことはこれっきりにしてほしいだ。」

「わりぃわりぃ。でもよ、おまえすっげー似合ってるぞ」

褒められて、チチも少し気が良くなってしまった
「もうやんだぁ。恥ずかしいだよ。」

「すっげぇ色っぽいぞ。・・・なぁチチぃ。」

「ん?」

すっかり気をよくしたチチは満面の笑みで答えた。

「・・・しねぇか?」


「へ?・・・ばっバカッ!!!なに言ってるだ!だいたいそんな怪我でできるわけねぇべ!しかもここは病院だべ!」


「・・・そんなぁ、それ脱がしてみたいのになぁ」


しかしチチも、しばらく会えなかった夫がやっと帰って来たのだから、
早く2人だけの大事な営みがしたいというのが本音だった。


「なら悟空さ、怪我が治るまでちゃんと注射我慢できたら、おらが甘い甘いご褒美をあげるだ。」

悟空は目を見開いて
「ほんとかっ?!その服着てやってくれるのか?!」

と聞いた。


チチは恥ずかしそうにに頷いて、悟空の唇にキスをした。




「これは今日の分。特別だべ♪」


(終)