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2015-11-29T00:59:06+09:00
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2005/11/27~ スレ7 リレーSS 心臓病の悟空×チチ
https://w.atwiki.jp/chi-chi/pages/39.html
人造人間との戦いへと悟空達が出かけてから間もなくして、チチが洗濯をしていると
ヤムチャという男が、自分の夫を抱えて飛んできたではないか
「ごっ!!悟空さ!? どうしただ!?まさか人造人間にやられただか!?」
「違いますよ!例の心臓病が発症したらしくて・・とにかく、悟空が薬持ってた筈なんだけど、
チチさん、場所知ってます?」
「しまったのは悟空さなんだけんど・・とにかく悟空さを家の中に」
チチは大慌てで薬を探し始めた。 ヤムチャは二人の寝室であろうベットに悟空を寝かせた。
「ハアハア・・・ハア!!」
悟空はかなり苦しそうな荒い息をしている。
「チチさん!早く薬を飲ませないと、悟空のやつ・・・!!」
「そったら事言ったって・・・あ!あっただ!!!」
薬を飲ませると、悟空の荒い息遣いも治まり、すやすやと眠り始めた。
「はぁ・・・ビックリしただよ。この薬、未来から来た人がくれたってやつだか?」
「えぇ。あ、なんかウイルス性の心臓病らしいんで、俺も飲むからチチさんも少し飲んでおいた
ほうがいいっすよ」
ヤムチャは薬を飲んだ後、カメハウスへ報告をしに行くと言って帰っていった。
「悟空さ・・・だいぶ楽になったみてえだな・・そうだおらも薬飲まねえと・・」
言いかけた瞬間
「ハア・・・ハア・・・・」 また悟空の息が荒くなって来た。
「悟空さ・・薬だ・・・飲むだ」
自分が飲む前に薬を悟空へ飲ませようとしたとき、悟空の手がチチの肩へかかってきた
「あ! 悟空さ、どうしただ!?」
「ハア・・・ハア・・・チ・・チ・・・くるし・・・い・・オラ・・・もう・・」
「大丈夫だ悟空さ! 薬飲めば治るだよ」
チチは悟空の力の抜けた腕を振り下ろすと、薬を飲ませてベットに座り込んだ。
「・・こんな弱気な悟空さ、初めて見ただな・・よっぽど苦しいんだべな」
チチは悟空の苦しそうな顔を見て涙ぐんだ
またいつ悟空の容態が悪化するか分からない。チチは片時も離れることなく、ずっと悟空のそばで
看病を続けていた。
「ハアハア・・・チチ・・・み・・ず・・・」
チチが水差しを悟空の口元へ持って行くが、悟空は呼吸が苦しいらしく、上手く飲み込めないでいる
「ゲホッ!!」
「悟空さ・・・!!おら一体どうしたらいいだ~!!」
チチにあることが思い浮かんだ。口移しで飲ませてやろう。チチは水を口に含むと
そっと悟空に口移しで水を飲ませてやった
「ハア・・・・・チ・・チ・・・もっと・・・」
チチは黙って、悟空に言われた通り水を飲ませてやった。 なにやら腰に手の感触がする。まさか・・・
「悟空さ?そったら事はいいから、今はちゃんと休まねえと・・」
悟空の手はだんだん上の方へ伸びて行き、ついにチチの胸元まで到達した。
「なっ、なにしてるだ悟空さ!!やめるだ!!」
「ハアハア・・チチ・・・オラの傍から・・離れ・・ねえでくれ・・・」
いつもならこんな弱気な事を言わない悟空だ。きっと、さすがに得体の知らない病気にかかって、不安なのだろう
「馬鹿言うでねえ!おらはどこにも行かねえだよ!」
この人は・・・悟空はいつでも勝手にどこかへ行ってしまう・・勝手な事言って。そう思ったら少し憎らしくなった。
「悟空さ、おらタオル洗ってくるだよ・・ちょっと待っててけ・・」
途中でグイッと手を引き寄せられた。 病人だというのにこの力はどこから来るのだろう
「チ・・チチ・・・ダメだ・・行くな・・」
「だから、タオルを洗ってくるだけだよ! キャ!!」
気が付くと悟空の上にチチは倒れていた。 悟空の荒い息遣いが、耳元でハッキリと伝わってくる。
「ハアッ!!ハア・・・」
「ご、悟空さ・・・そろそろ薬飲まねえと・・・治るもんも治らねえだよ?」
悟空の息遣いに興奮してしまった自分を抑え、チチはせいいっぱい心配を装う。
「チチィ・・・はあはあ・・一緒に寝ててくれ・・・」
「悟空さ!!おらは悟空さの看病しねえと・・病気治らねえから、離してけれ?」
チチはそっと悟空の掴んでいる手を解こうしたが、予想以上に強い力で外れなかった。
「・・・・分かっただよ、悟空さ。ちょっとだけだからな?」
チチは悟空の頭を撫でて安心させてやった。悟空の方も少し落ち着きを取り戻したのか、呼吸の方も楽になっている。
しかし額に手をやると、やはり熱が出ていた。
「ん・・・?悟空さ・・?」
先ほどから自分の股に固い物が当たっている。まさか、こんな状態で悟空が・・・ そんな事があるはずはない、とチチは自分に言い聞かせた。
「キャ!!?」
今度は、悟空が自分の胸をまさぐっているではないか。ついにチャイナ服の裾から中に手を入れてきた。
熱が出ているせいなのかいつも以上に熱い手に、敏感に感じでしまった。
「や・・・ご、悟空さ!!こんな時に何してんだべ!? やめるだよ・・んぁ」
「はぁはぁ・・オラにもよく・・・わかんね・・ただ・・おめえとくっついていてえんだ」
(悟空さ、おらに甘えたいんだべか?でも・・こんな状態だし・・・。でも、悟空さが今おらを求めてる・・・)
「んっ・・・悟空さ、分かっただ。病気になっちまって、ちょっと心細くなっちまっただか?
おらがいるから、心配ねえだよ」
チチは自ら服を脱ぎ始めた。
「悟空さ・・・」
悟空も自分の服を脱ごうと、もがいている。チチは、ふしだらと思いながらも悟空の服も脱がせ始めた。
Tシャツだけ脱がせると、寝たまま悟空は、チチの体を抱き寄せて密着させてきた。
「あん、悟空さ、そんなに力入れたらダメだよ、おらがやるから、悟空さはそのまま寝てるだ」
チチは悟空の胸板に自分の乳房を押し付け上下させる。みるみる乳首が硬くなって、悟空にばれているのではないかと恥ずかしくなった。
「はぁっ・・・チチ・・・・」 たまらず、悟空はチチのアソコを手探りで探し始めた。熱で熱くなった手が、チチの中に入ってくる。
「ああっ!!悟空さ・・嫌ぁ・・・イキナリ・・・」
まだ十分濡れていなかったせいか、チチは痛さで眉をしかめる。 そんな顔を、悟空は薄目を開けて観察していた。
「チチ・・・おめえの・・そういう顔・・好きだぞ・・・」
手でチチの中をかき混ぜながら、今度は目の前にある乳房に吸い付く。
「あはぁっ! はぁ・・はっ・・・悟空さ・・」
いつもより悟空の舌が熱かった。胸を吸われただけで、チチの中から次々と愛液が流れて、音をたてる。
グチュグチュ ジュプ ヌルヌルと指の動きがスムーズになるにつれて、悟空の指の動きも速くなる。
「悟空さぁっ!!!あふぅっ!!!」
自分が奉仕してあげるつもりだったのに、先に到達してしまった。
悟空の鍛え上げられた腹筋の上に、チチの愛液がトローっとしたたり落ちる。
「はぁっはぁっ・・・悟空さ・・・今度はおらが・・・」
悟空のトランクスを脱がせ、既に大きくなっている一物を口に含む。
「あ・・あぁ・・・ハァッ! ハッ・・・チチ・・・・!!! 早く・・!!」
どうやらもう中に入れて欲しいようだ。 チチは悟空の上にまたがると
、悟空の大きくなった一物を手で押さえ、自らの中に入れる。
ズ・・プゥ・・・ププ・・グニュゥ・・・
「あはぁっ!! あっ・・・悟空さぁっ!!!! 」
自分から悟空のモノを中に入れるなど、滅多にしない行為だった。熱くて、チチの中でドクドクと脈打っているのが分かる
「チチッ・・・い・・・い・・・ハァッハァ」
いつも以上に熱くなっている悟空の分身が、チチの意識を遠のかせる。しかし今度は自分が悟空を気持ちよくしてあげなければ。
「悟空さ・・・はんっ!!・・あんっ!!・・あっ!!」
チチは上下に腰を動かし始めた。ギリギリまで引き抜いて、一気に体重をかけて悟空を中へ押し込む。
「うぁ・・・!!・・あっ・・・くう!!」
悟空も声にならない喘ぎで応える。 だんだんとチチの中がキツクなってくる。感じている証拠だ。
「ひゃあぁん!!悟空さぁっ!!いっ・・・!!!」
チチの腰の動きが速くなってくる。悟空は、クッとうめくと悟空もチチの中に射精する。
ドクドクンッ
チチの中が悟空の精液を搾り取るかの様にキュゥッと伸縮して締め付けてくる。
「ハァッ!!ハァ!! あ・・・チチ・・・」
イッたばかりのチチの中の余韻に浸りながら、悟空はそのまましばらく目を覚まさなかった
「う・・・ん・・・」
悟空が目を覚ますと、目の前の椅子にチチが座っていた。
「悟空さ、やっと目が覚めただか、あれから3日も寝たままだっただよ。おら心配で・・・」
「あ・・そか・・・オラ・・・あ!!風呂入ってねぇ・・・」
「だ、大丈夫だよ・・・おらが全部キレイししてあげただ・・・だから・・」
言いながら思い出して赤面してしまう。二人で達したた後、悟空がそのまま意識を失ってしまったので、
チチは悟空のよごれた部分を、きれいにタオルで拭いてあげたのだった・・・ 。
「ふぅっ・・・ごめんな、オラ急に寂しくなって・・・やっぱおめえがいねえと、オラダメだな・・・」
end
2015-11-29T00:59:06+09:00
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2010/10/6 スレ23 430氏 「Black and Gold」 セルゲーム前 カカチチ
https://w.atwiki.jp/chi-chi/pages/85.html
Black and Gold
なあ、チチ。オラにもしものことがあったら、おめえは普通のオラと超化した
オラのどっちを思い出すんだ?
チチがやっと風呂から上がってきた。夕食の片づけをして、明日の準備をして、
ゆっくり風呂に入って、念入りに戸締りするから、悟空はすっかり待ちくたびれた。
悟空の所にすぐに来るかと思い体を半分起したが、チチはベッドの脇を素通りして
窓際に行くと、窓から月夜の空を見上げた。
「明日は晴れるぞ。今夜は月が出てるからな。」
「天気のことじゃねえだよ!神殿が見えねえかと思っただよ。」
「見えるわけねえじゃねえか。」
「だども、悟飯ちゃんがどうしてるか気になるだよ。なして、悟空さは悟飯ちゃんを
神殿に置いてきちまっただ?」
「デンデだって同じ年頃の子がいりゃ寂しくねえだろ。」
「だったらデンデを家に連れてくればよかっただ。」
「まあ、そう言うなって。」
チチはぷーっと頬を膨らました。何度目かの同じやり取りにさしもの悟空も少し業を
煮やした。
「悟飯、悟飯て、チチは悟飯だけいりゃいいのか?」
いつにない口調にチチは驚いて悟空を見たが、その口を尖がらした顔を見てクスクス
笑いがこぼれた。
「もしかして、悟空さ、悟飯ちゃんに焼きもち妬いてるだか?」
「オラは餅なんか焼いて食ってねえよ。」
「おらが悟飯ちゃんのことばっかり言うから嫉妬してるんだべ?」
「嫉妬?悟飯は子供じゃねえか。」
でも、まあ、俺が嫉妬してる奴がいるとすれば、それは悟飯じゃない。
はあー。仕方ねえだな。ため息交じりにつぶやきながら、チチが布団に入ってきた。
神殿を見ることは諦めたらしい。
するりと無防備に横になったチチに悟空はすかさず覆いかぶさり、チチの唇を奪った。
言葉で了解をとる野暮な真似はしない。口づけを受け入れたらそれが了承の合図だ。
唇を離すとチチは言った。
「悟空さ。超サイヤ人はやめてけれ。」
ほうら来た。
チチが超サイヤ人姿の自分を拒む度に悟空は複雑な気持ちになる。強い奴と戦う時は
ワクワクするのに、こいつが相手だとワクワクするどころか厭な気分になる。黒髪に
黒い瞳の、戦闘力は遥かに劣るもう一人の自分。妻はどうやらその男の方が好きらしい。
「戻ろうと思えば戻れるんだべ?だったら元の悟空さに戻ってけれ。戻らなんだら、おら、
一緒に寝ねえだ。」
「だめだ。セルゲームまで超サイヤ人でいる特訓してんだ。」
「超サイヤ人は嫌いだべ。」
「不良みてえだからか?ちょっと髪の毛と目の色が違うだけでオラには変わりねえ。」
問答無用にチチの唇を割って舌を差し入れようとすると、唇を固く閉じてその
侵入を拒もうとする。襟元から手を差し入れようとするとイヤイヤと言うように
身をくねらせる。それでもただ一言「チチ」と呼べば、おずおずと唇を開き、
悟空の舌を口中に迎え入れた。襟元から差し入れられた手はこんもりと小高く
柔らかい乳房の頂点の乳首に触れ、固く、そそり立っていることを確かめる。
あれは三年前か。初めてチチを超サイヤ人のまま抱いた時のチチの嫌がりようは
なかった。泣き叫びながら拒む姿に同情するどころか却って興奮してしまった。
その時のチチの様子は、まるで他の男に犯されているかのように見えた。あまりに
嫌がるので悟空は別の女を抱いているような錯覚を覚えた。
かつて感じたことのない快感を出しつくして、体の下のチチを見ると、手で顔を
覆いむせび泣いていた。チチの太股から細い糸のように赤い血が流れていた。
「わりい。」
申し訳なさで胸がいっぱいになって頭を下げたとき、金色の光は消え、黒い髪、
黒い瞳に戻っていた。
むせび泣きながらチチが言った。
「悟空さじゃねえみてえだから厭なんだ。」と。
チチは自分を裏切らない。もし他の男に奪われそうになった場合は舌を噛み切ってでも
自分への貞操を守ってくれる。その一方で誰もが驚嘆する千年に一度の伝説の戦士を認めて
くれないことへの苛立ちもあり、これが悟空を複雑な気分にさせる。
悟空が単純な頭と真っ直ぐな心で複雑に思う以上に、チチもまた姿形の違う夫に接することに
戸惑った。彼女が異形の夫に心を開き始めたのは、その匂いと、抱かれた腕の強さと、自分を
呼ぶ声に変わりはなかったからだ。
今宵もまた、金色の髪の夫に帯を解かれ、下着をはぎ取られ、白い裸身を緑色の瞳の前に余す
ところなく晒している。
悟空は広げたチチの両足の間に身を置き、体の中心に顔を近づけた。風呂上がりの石鹸の匂いが
漂う。透き通るような白い脚の付け根は、一転して肉の色になり、大切な部分をささやかに隠す恥毛は
悟空のそれとは違い鳥の羽毛のように柔らかく、チチの髪と同じ、青みがかった黒い色をしている。
悟空の髪が漆黒なら、チチの髪は夜明け前の陽が射す一瞬前の闇の色だ。
柔らかい毛をどかして、脚の中心の裂け目を下から上へと舐め上げると、チチは大きく啼いて体を
くねらせた。割れたザクロの実の中に舌を突っ込み、その果汁をすすれば、股ぐらの悟空の髪を掴み、
つま先を痙攣させてチチは達してしまった。
「チチ、オラにもしてくれよ。」
舐められた体の中心に熱い痺れを残したまま、チチはゆっくりと起き上がり、
悟空の脚の間に顔を寄せた。
「チチ、ちゃんと見ろよ。」
目のやり場に困り、目を閉じたチチに鞭のように鋭い言葉が飛んだ。チチが
恐る恐る薄眼を開けると、容積を増し、形を変えて筋を立てたペニスが見えた。
既に先端から透明の汁が流れている。その付け根には悟空の髪の色と同じ金色を
した陰毛が見えた。朝日のように輝く髪の金色とは異なり、ややくすんだ黄金色の
毛は秋の稲穂を思わせる。
チチは悟空自身をそっと握り、舌先を出して先端を舐めた後、ゆっくりと口に
含んだ。口に含んだ途端に悟空は口内を塞ぐほど体積を増し、チチは息苦しく
なった。口に含んだままチチは顔を上下させた。
下の毛の色は違うが握った感触、何よりも悟空の精液の夏草のような匂いと、
口に流れ込んできたときの生臭さと苦味は、超サイヤ人になる前となんら変わり
ない。チチは悟空の睾丸を優しく撫でながら、口の中で悟空の先端の割れ目に
舌を這わせた。
「チチ・・・!」
悟空が股間に身をかがめたチチの肩を掴むと後ろに押し倒した。チチは仰向けに
倒され、天井が見え、燃えるような緑の目と目があった次の瞬間には、膣内に強烈な
異物が侵入してきた。
「ああン!!」
嬌声を上げて、大きくのけぞったチチの体を抑え込むように悟空は体重をかけた。
悟空の唾液とチチ自身の愛液で十分すぎるくらい潤った蜜壺は巨大な悟空自身を易々と
飲みこむ。
「チチん中、スゲー気持ちいいぞ。」
更に奥に進もうと、悟空はチチの両足を自分の両肩に担ぎ上げると、更に体重をかけて
一気にチチの奥底に沈ませた。
「ごくうさぁ・・・」
腹の中が悟空で満たされ息苦しくてチチはかすれた声を出した。悟空が両肩で
チチの両足を押し付けるので、チチは脚を折り曲げ、体を屈ませる格好になった。
チチの柔軟な体はチチの両膝がその乳房につく無理な体勢のまま悟空を受け止め、
深く侵入した悟空自身はチチの子宮口まで到達した。そのまま悟空は腰を動かし、
二人の体の触れあう音がヌチャヌチャと響いた。
「チチ・・・はぁ・・・中に出してもいいか?」
「あん・・子供さ・・・できちまう・・・」
「困るんか?」
チチは首を横に振った。悟空が腰の動きを速めた。チチの曲げた両足を押して
深く深く貫こうとする。
「悟空さ、一緒に・・・」
「チチ、いくぞ・・・」
悟空の低い呻き声と同時に体の奥に熱い液が注がれるのをチチは感じた。頭の中に
光が溢れ、目尻から涙が出た。光は悟空の髪と同じ金色だった。
「なあ、元の悟空さに戻ってけれよ。」
汗で額に張り付いた悟空の金色の髪を撫でながらチチが言った。
「しょうがねえなあ・・・ちょっとだけだぞ。」
仕掛けのある手品みたいに金色の髪は黒く、碧色の瞳も黒く、そして辺りも暗くなった。
「悟空さだ。」
チチは悟空の首につる草のように腕を巻きつけ、その唇を求めてきた。超化している自分に
対する態度とは異なるチチの自然な動きに、悟空の中で金髪の自分が腹を立て、黒髪の自分が
へらへらと笑う。
しばしの口づけの後でチチが目を開けると、碧の瞳と目が合った。また超サイヤ人に戻っている。
「もう!元の悟空さのままでいてけれよ。」
「だめだって。セルゲームまで自然に超サイヤ人でいる訓練してんだから。」
頬を膨らましたチチに悟空の口からつい出てしまった。
「なあ、チチ。オラにもしものことがあったら、おめえは普通のオラと超化したオラのどっちを
思い出すんだ?」
やっぱ、普通のオラかな?と悟空が一人ごちたとき、チチの大きく見開いた黒い目から涙が
あふれた。
「悟空さ、もしものことってどういう・・・・」
後は言葉にならない。
わりい、冗談だ。
悟空はチチの小さな頭を顎の下に閉じ込めるように抱きしめた。
チチ、そんな顔すんなよ。そんな顔されたら、もしもの時にオラ、おめえの泣き顔しか
思い出せなくなっちまうじゃねえか。
完
2010-10-08T21:13:02+09:00
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SS保管庫
https://w.atwiki.jp/chi-chi/pages/12.html
2ちゃんねる【ドラゴンボール】チチの乳・チチの魅力を語るに投稿されたSS集です。
ここに掲載されている全ての作品の著作権は各作家にあり無断転載を固く禁じます。
&bold(){&u(){作品集}}
[[2003/5/28 スレ1 ウーブ氏 悟空×チチ セルゲーム前]]
[[2003/6/18 スレ1 445氏 悟空×チチ ヤードラット帰還後]]
[[2003/7/13~ スレ1 リレーSS 悟空×チチ]]
[[2003/8/10 スレ2 96氏 悟空×チチ]]
[[2003/9/11 スレ2 352氏 分岐チチエロSS]]
[[2003/10/18 スレ2 御薗陸氏 悟空×チチ 初夜]]
[[2003/12/3 スレ2 744氏 悟空×チチ]]
[[2003/12/17 スレ2 728氏 「(悟空×2)×チチ」 悟・カカ・チチ3P]]
[[2004/5/25~ スレ3 リレーSS 悟空×チチ]]
[[2004/6/6 スレ3 382氏 「Mark」 悟空×チチ]]
[[2004/6/20 スレ3 414氏 「一期一会」 ピッコロ×チチ]]
[[2004/6/26 スレ3 382氏 「After the Day」 悟空×チチ ブウ戦後]]
[[2004/7/6 スレ3 382氏 「DB版たなばた物語」 悟空×チチ]]
[[2004/7/18 スレ3 570氏 悟空×チチ 初夜]]
[[2004/7/24 スレ3 382氏 「Test」 悟空×チチ]]
[[2004/8/12 スレ3 653氏 クリリン視点の新婚悟チチ]]
[[2004/8/15 スレ3 670氏 ナッパ×チチ]]
[[2004/9/26 スレ3 382氏 「チェンジ!」 悟空×チチ(カカチチ)]]
[[2004/12/20 スレ4 234氏 「奇跡の願い」 悟空×チチ ブウ戦後]]
[[2005/2/8~ スレ4 リレーSS 悟チチ初夜]]
[[2005/2/16 スレ4 635氏 悟空×チチ 初夜]]
[[2005/2/24 スレ4 701氏 悟空×チチ 初夜]]
[[2005/3/2 スレ4 749氏 悟チチ+子供達二元中継]]
[[2005/3/13 スレ4 814氏 ベジータ×チチ]]
[[2005/9/28 スレ6 540氏 悟空×チチ 初夜]]
[[2005/11/5~ スレ6 リレーSS 超化悟空×チチ]]
[[2005/11/8~ スレ6 リレーSS (悟空+ベジータ)×チチ]]
[[2005/11/11 スレ7 60氏 「ミクロバンドでエロ」 悟空×チチ]]
[[2005/11/11~ スレ7 リレーSS 悟チチ初夜]]
[[2005/11/17~ スレ7 リレーSS 「精神と時の部屋でエッチ」 悟空×チチ]]
[[2005/11/27~ スレ7 リレーSS 心臓病の悟空×チチ]]
[[2005/11/29~ スレ7 リレーSS 悟空×チチ性転換ネタ]]
[[2005/12/11~ スレ7 リレーSS 悟空×幼女チチ]]
[[2005/12/19~ スレ7 リレーSS ドラム缶風呂エッチ 悟空×チチ]]
[[2005/12/20~ スレ7 リレーSS 悟空×若返りチチネタ]]
[[2006/1/4~ スレ7 リレーSS 悟空×チチ 姫はじめ]]
[[2006/1/23 スレ7 581氏 新婚時代 チチ視点・悟空視点]]
[[2006/1/27~ スレ7 リレーSS 悟空×チチ 節分ネタ]]
[[2006/1/29 スレ7 627氏 チチの寝込みを襲う悟空]]
[[2006/2/11 スレ7 783氏 悟飯視点のセル戦後チチ]]
[[2006/2/13 スレ7 806氏 「Sweet Sweet Sweet」 悟空×チチ]]
[[2006/2/16~ スレ7 リレーSS (悟空+幼少悟飯)×チチ]]
[[2006/6/1 スレ8 327氏 魔法カード 悟空・チチ・悟飯]]
[[2006/8/27 スレ9 5氏 「Change ! 」 悟空×チチ入れ替わり]]
[[2006/9/18 スレ9 170氏 「5人の悟空?」 悟空・超1~超4×チチ]]
[[2007/4/16 スレ10 329氏 悟空×チチ]]
[[2007/5/16 スレ10 604氏 チチの再婚話]]
[[2007/5/22 スレ10 686氏 蛇の道で悟空が見た夢 悟空×チチ]]
[[2007/6/9 スレ10 ◆x2yUoAfUNI氏 「禁忌」 17号×チチ]]
[[2007/11/21 スレ12 272氏 悟・カカ・チチ3P]]
[[2007/12/23 スレ12 440氏 ターレス×チチ]]
[[2008/1/18 スレ12 568氏 (ターレス+カカロット)×チチ]]
[[2008/5/2 スレ13 77氏 ターレス×チチ]]
[[2008/6/21 スレ13 363氏 バーダック×悟空の母]]
[[2008/8/17 スレ13 810氏 「せいかつのちえ」]]
[[2008/10/10 スレ14 817氏 新作アニメネタ 悟空×チチ]]
[[2008/10/14 スレ14 885氏 「甘いご褒美(ナース服チチ)」 悟空×チチ]]
[[2010/2/27 スレ20 875氏 「ロマンティック」 悟空×チチ 初体験]]
[[2010/5/5 スレ21 460氏 「チチの膣でドックンドックン!」 悟空×チチ]]
[[2010/5/8 スレ21 503氏 「ファーストコンタクト」 カカチチ]]
[[2010/5/9 スレ21 520氏 「チチとZUCO-ZUCO」 悟空×チチ]]
[[2010/5/10 スレ21 544氏 「ほのぼの悟空とチチ」 悟空×チチ]]
[[2010/9/21 スレ23 271氏 「Green」 カカチチ セルゲーム前]]
[[2010/10/6 スレ23 430氏 「Black and Gold」 セルゲーム前 カカチチ]]
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2010/9/21 スレ23 271氏 「Green」 カカチチ セルゲーム前
https://w.atwiki.jp/chi-chi/pages/84.html
その葉は枯れ、亡き人の目のような深い緑色は寸部も留めていない。四枚ある葉の
一枚一枚は自然の物とは思えぬほど整ったハート型をしている。
「あ。まーた、蹴っただ。」
チチは大きな腹に手を置いた。今度は女の子が欲しかったが、この元気な暴れっぷりは、
また男の子だろう。生まれてくる子もあの人と同じ深い緑色の瞳になるのだろうか?
チチはその葉 ― 四葉のクローバーを本の間に戻した。
Green
「ふーっ。食った食った。うまかったー」
両手を上げて背を伸ばした姿勢のまま、悟空は仰向けに寝転んだ。
「食べてすぐ横になるのは行儀が悪いだよ、悟空さ。」
空っぽの弁当箱を片づけながらチチは悟空を睨む。
「腹一杯になると眠くなるんだよな。」
ふああ、と大あくびをした悟空につられて、チチもあくびが出てしまい、慌てて手で
口を覆った。
「チチだって眠いんじゃねえか。おめえも寝ろよ。」
悟空は片腕を差し出した。ここがおめえの枕だぞと言わんばかりに。
そうだな。おらもちょっと横になるかな。チチは仰向けに寝た悟空の横に身を寄せると、
差し出された片腕に身を沈めるようにして静かに頭を乗せた。買ったばかりのブルゾンの
皮の匂いと、悟空の汗の匂いがチチの鼻をついた。
仰ぎ見れば所々に白い雲が浮かび、鳥のさえずりが聞こえてくる、どこまでも皐月の空だ。
セルに恐れ、世界中の人々が逃げ惑っているとは思えない。
「夕べ、あんま眠れなかっただろ?」
寝かしてくれなかったでねかと言おうとしてチチは耳まで赤くした。夕べの営みが
脳裏をかすめたからだ。
正直、悟空がサイヤ人と分かった日から枕を高くして寝た試しがない。フリーザを
倒してやっと帰ってきたと思ったら、今度はセルとの戦いが始まった。悟空が心臓病に
倒れると看病に明け暮れ、完治して安堵したのも束の間、あと数日で地球を賭けたゲームを
開催するという。その中で悟空は悟飯を神殿に置いてきてしまった。心配の種は尽きない。
横になっても眠れず、何度も寝返りをうつチチに悟空は言う。
― 眠れねえんなら、疲れてクタクタになって寝ちまえばいいんだ
その言葉通り、激しく求めあって疲れて寝てしまう。
疲れて水に沈むように眠りかけたチチに悟空が話しかけた。
「明日、どっか行かねえか?どこでも連れてってやるよ。」
「どこでもって、みんな、セルが来るからって逃げちまって、開いてる店なんてねえだよ。」
「どっか行きてえところとかねえんか?」
「じゃあ、この間、三人で行った湖に行こう。弁当さ持って。」
「そんなんでいいんか?」
「それがいいんだべ。」
それが今日の二人だけのピクニックになった。
「朝早くから弁当作って大変だったろ?」
「それは何ともねえだども、そろそろ食料がなくなってきただ。店はどこも閉まってるからな。」
「だったら、オラが熊でも狼でも獲ってきてやるよ。」
「セルゲームが終わったら店もまた始まるべ。悟空さがやっつけてくれるんだろ?」
「うーん・・・」
「べジータさにピッコロさ、クリリンさ達もいるから負けるはずがねえべ。あの
トランクスって子も強いんだべ?」
悟空の考える最強の戦士の名を出さずチチは勝手に勝敗を決める。おめえ、悟飯を
忘れてるぞ。と言いそうになって悟空は口をつぐんだ。また火に油を注いではいけない。
悟空の腕に頭を沈め、チチは真新しいブルゾンを見て目を細めた。
「悟空さ、その格好似合ってるだよ。」
「そっかあ?せっかく買ってもらったのに、こう言っちゃ悪いけどよ、オラ、
こういう格好はあんま好きじゃねえんだ。」
「どうしてだ?せっかく悟空さの誕生日プレゼントに買っただに。」
「窮屈でさあ。それにオラ、このズボンのチャックっつうのが嫌えなんだ。」
「どうしてだべ?」
「おめえには分かんねえだろうけどさあ、ションベンした後、こいつでキンタマの皮を
挟むと痛ぇんだ。」
「え?!」
「ほら、さっきも挟んじまってさ、まだ痛えんだ。」
悟空はチチに手を取ると股間に導き、ズボンの上から陰部に触れさせた。
「何するだ!誰かに見られたら恥ずかしいべ!」
「だーれもきやしねえよ。セルが来るからって、みんな逃げちまった。」
チチの手を取ったまま、股間にグッと押し付ける。布越しでも悟空のモノの温かさ、そしてソレが次第に堅くなっていくさまが分かる。
「あ・・・」
何か言いかけたチチの口をさっと悟空は口で塞いでしまった。刹那に悟空の舌が
チチの唇を割って入りこむ。
そのままチチの手を離さぬように器用にズボンのファスナーを下げると、開いた口から
チチの手を入れさせ、直に自分に触れさせた。ゴワゴワした陰毛の下に熱い肉の塊がある。
悟空はチチの手に自分の物を握らせた。
「チチの手はひんやりしてんな。」
チチの手を上から握ったまま上下させる。悟空が手を放しても、チチの手は動かすことを
やめなかった。
優しく握り、手を上下するたびに堅さを増す悟空。男根の付け根から手を撫で下ろし、
先端の張り出た傘の部分の形を確かめながら、先端の鈴の割れた先に指を忍ばせると生温かい
液がチチの指先を濡らす。五月の若草とは違う、熟れた実のような匂いが鼻をつく頃には、
チチの股間も潤んできた。
股間の割れ目がじゅくじゅくと濡れ、割れ目の中では肉の目が大きく膨らみ始めている。
その芽に早く早く触って欲しい。
チチの心が叫ぶ声が聞こえたからなのか、悟空の手が、チチのスカートの裾から入ってきた。
「ちょっ・・・」
チチは異変に気づいて、悟空を慰める手を止めた。
「やめんなよ。一緒にやろうぜ。」
緑の眼はときどき怖ろしい光を放つ。その冷たい目に射すくめられるとチチは何も言えなくなる。
長いスカートの裾をたくしあげながら、チチの足を撫でながら手は足の付け根に近づき、両脚の間を
指先で撫で上げた。
「あっ」
ズボンの上から触られただけでチチは身をピクンと弾ませ、声を上げてしまう。股間の溝に沿って
悟空の指は動くが、布越しというのがもどかしい。チチは悟空の手を感じるように自然と体を動かした。
急に悟空の手が離れた。
やめねえで。チチは潤んだ目で悟空を見上げる。
悟空の手はチチの上着の帯を解きにかかった。
「直接、いじくってもらいてえんだろ?・・・めんどうくせえ服だなあ。オラの服より、おめえの服を買えよ。」
「だったら働いてけれ。」
憎まれ口をたたきながらもチチは悟空が帯を解きやすいように体を浮かせた。悟空もまた聞き慣れたチチの文句を
聞き流し、帯を解くと、改めてスカートの中に手を入れ、薄い下着ごと、ズボンをチチの膝まで引き下ろした。
濡れた股間に草原の風を一瞬だけ感じた直後、熟れきって赤く膨らんだ実に悟空は中指を押しあてた。
「はあ!」
直接触れられた快感にチチは喉をそらせて大きく叫んだ。
「やっぱ、この方が感じるだろ?」
敏感な芽をこねくりまわしながら悟空が聞くと、チチは素直に頷いた。
快感の波が大きくうねってチチに押し寄せると、悟空自身をさする手が止まる。
「チチ、ちゃんと動かせよ。」
低く、短い言葉に我に返り、チチは意識を保ちながら手を動かした。
湖の畔の草原で、二人抱き合い、互いの腕を交差してお互いの陰部を愛し合う。
肉の芽を弄んでいた悟空はその手を奥に伸ばし、すでに開いた口に人差し指と中指を入れた。
「あ、悟空さ・・・」
快感を懸命に堪えて手を動かしていたのに、膣内に指が侵入した衝撃にチチは手を止めた。
「チチ、続けろよ。・・・すげえな、オラの指が全部入ってるぞ。」
意地悪く笑い、悟空は指を抜き差しする。
「あっ、あ・・・」
体の内奥で悟空の節くれだった指が肉の襞を擦る度に、陰唇を弄ばれる時より激しい
快感の波が押し寄せる。チチは悟空自身を握る力もなく手を放した。
「チチ・・・」
耳元で熱い吐息混じりの声がして悟空が上に乗りかかってきた。カチャカチャと
ズボンのベルトを外す音がした。
「悟空さ・・・」
チチが潤んだ目で悟空を見上げる。何がしたいのか、何をして欲しいのか互いに
言葉にせずとも分かる。
「誰もいねえ?」
「いねえ。誰かいたってやめねえ。」
チチのスカートを悟空が腹の上までたくし上げた。白い肌とは対照的に黒い陰毛が
日の光に照らされチリチリと光沢を放つ。わずかにゆるんだチチの太股の間に悟空は
膝頭をねじ込んでこじ開けた。
ベルトと外し、チャックを下して猛りきった己自身を取り出すと真っ赤に潤んだチチの
体の奥に繋がる亀裂に差し込んだ。
「んんっくう・・・」
快感の喘ぎとも、苦痛の悲鳴ともつかない声を出して、チチは悟空の体の下で銃に撃たれた
獣のようにぴくぴくと跳ねた。
悟空自身がチチの中に入ってくる。数え切れないほど繋がっているのに、飽きることなく感じ、
欲してしまう。
「悟空さ・・・」
チチは悟空の首に腕を回し、自ら体さらに密着させようと試みた。体の中に悟空が入っている。
悟空の熱い息が耳元で聞こえる。悟空の首にしがみつきながら目を開けると、悟空の金色の髪の
向こうに青い空が見えた。
チチは急に我に返った。今、二人は太陽の下で抱き合っているのだ。急に恥ずかしくなり、
悟空の肩を手で押した。悟空の動きが止まり、冷たい緑の目がチチの黒い目を射抜く。
「やめねえぞ。」
今さら恥ずかしがったって駄目だ。ほんとはして欲しいくせに。それが証拠にオラが動くの
止めただけで泣きそうな顔してんじゃねえか。
口に出さずとも相手の考えていることは読める。
チチの片足を小脇に抱えて身を起こすと、チチの体の入り口にある自身を、その奥深くまで
一気に貫いた。
「はあっ・・・!」
焦らされた分、余計に衝撃がチチの全身を電流のように流れる。
「ご、ごく・・・」
「チチ・・・」
声にならぬ声で名前を呼んでも、熱い吐息混じりの声で返してくれる。ずんずんと全身を
揺さぶられ、突き込まれ、チチは一気に昇りつめて行く。
「や、いい、悟空さ・・・あああ。」
「はあっ、チチ、オラもすげいいぞ。」
最初は己の侵入を拒むように閉ざされた膣も、熱い愛液でヌルヌルとなり、肉の壁の一枚一枚が
悟空の出し入れにまとわりついてくるようになった。
「チチ・・」
その限界に近い悟空の声を耳にしてチチの下半身は更に熱を帯びる。腹の中には悟空しかいない
錯覚に陥る。
「チチ、行くぞ。」
悟空の腰の動きが激しさを増し、荒馬に振り落とされぬようチチは悟空の首にしがみついた。
陽の光の下で下半身を剥き出しにすて抱き合っていることは忘れてしまった。
チチの奥の奥まで入れようと悟空はチチの足を抱え直した。一層、奥に届くとチチの体がひと際、
大きく跳ねた。跳ねた拍子に体はレジャーシートから外に出た。クローバーの青い匂いと、甘い汗と
体液の香りが辺りに立ち込める。
悟空の低い呻きが聞こえたとき、チチも頭が白くなった。一瞬、鳥のさえずりも聞こえなくなった。
「服が汚れちまっただ。」
悟空に背を向け、チチは汚れた下半身の汚れをティッシュで拭き取った。
「んなもん、その辺の草で拭いときゃいいんだ。」
「ばか!汚ねえだよ・・・ほら、悟空さも、これで綺麗にして。」
「いいって。おら、別に気にしねえから。」
悟空は差し出されたティッシュを使うこともなく、汚れたまま下着にしまってチャックを上げた。
「いってえー!また、挟んじまった!」
「もう!何やってるだよ!」
宇宙一強い、子供のより手のかかる夫。あーあ、せっかく買ってやった服にこんなに草をつけちまって。
チチは悟空の服についた草を手で払ってやった。ふと、チチの手が止まった。悟空の背中に一本、
小さな草がついている。
「あ。」
「どうした?」
「見てけろ。悟空さ!」
チチは悟空の目の前に小さな草を摘まんで差し出した。
「ほら!四つ葉のクローバーだべ!縁起がええだ!」
「なんだ、それ?珍しいんか?」
とても、そんなに目をキラキラ輝かせるほどの代物には見えない。
「悟空さは四つ葉のクローバーも知らねえだか?呆れただ。これを持ってるといいことがあるだ。
そうだ!セルゲームの時はお守りに持って行ったらええだ。」
「それ、持ってるといいことがあるんか?」
「幸せになれるだよ。」
少しの間、悟空は何か考えるように口を閉じた。
「チチ。それはおめえが持ってろ。」
そう言うと有無を言わせぬ強さを持って、クローバーをチチの手の平に握らせ直した。普段は
見せない悟空の気迫に押され、チチはクローバーを受け取った。
「・・・じゃ、じゃあ、悟空さが帰ってくるまでおらが預かってるべ。押し花にして大事に取っておくだ。」
チチはハンカチを広げ、その中に優しく四つ葉のクローバーを包んだ。
「悟空さ。四つ葉のクローバーを見つけたから、おら達はきっと幸せになれるだよ。」
完
2010-09-24T16:35:40+09:00
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2010/5/10 スレ21 544氏 「ほのぼの悟空とチチ」 悟空×チチ
https://w.atwiki.jp/chi-chi/pages/82.html
数日間続いた嵐がようやく去った。
パオズ山の空はわっと青く晴れ渡り、雲ひとつなかった。
悟空は、自分の体の何十倍もある恐竜のしっぽを掴んで、雨上がりのぬかるんだ道をいっぽいっぽ歩んでいた。
そしてずいぶん来たところの木陰で足を止め、額の汗をぬぐった。涼しい風が吹いた。見上げると、生き生きと茂った木々の葉が、風にあおられて裏や表をみせていた。
むっと香る濡れた土や花の匂いが悟空の鼻腔を刺激した。それはそのままパオズ山の生命力のようだった。
「悟空さー!」
遠くにチチの姿が見えた。悟空は片手を上げてみせた。「よお」
枝枝や葉の影絵が落ちた道を、チチはゆっくりやってきた。腹はだいぶ大きくなっている。
チチは「こっただもんでも、二日と持たねぇんだから」と、巨大な恐竜を見上げ「まったく悟空さの胃袋ときたら・・・」そう言って両眉を上げるあきれた顔をした。
家からここまで歩いてきたせいか、チチの頬は赤らんでいた。悟空はそれを見て、さっきよりゆっくりしたペースで進みながら言った。
「チチィ、あんま無理すっといけねぇぞ」
「分かってるだ」
チチは所々にできた水溜りを避けながら歩いた。二人とも黙っていた。
来年の今頃、赤ん坊を抱えてこの道を散歩している風景を、お互いにぼんやり思い浮かべてみたがどうにも実感は沸かなかった。
ただ、どこかふわふわした雲の上を歩いているような幸せのようなものを、お互いに感じていた。
頭の上には、しばらく雨とは無縁の空がひろがっていた。
おわりです
2010-05-10T21:04:39+09:00
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2010/5/8 スレ21 503氏 「ファーストコンタクト」 カカチチ
https://w.atwiki.jp/chi-chi/pages/79.html
ファーストコンタクト <1>
白い手がコックを捻ると、上から叩きつけていた湯が止まった。長い黒髪が身体にはりつき、しとどに雫を滴らせている。
1つ息をついて、チチは今まで髪に施していたトリートメントがちゃんと流れ落ちているかを手を滑らせて確認した。さすが、試供品をもらって
取って置きの時のためにと秘蔵しておいた評判の逸品だ。もともとから艶々としなやかなチチの自慢の髪ではあったが、より絹糸のように、烏の濡れ羽よりも
より美しくくろぐろと、風呂の明かりにつやめいている。
満足に微笑んで髪をまとめて軽く絞り、チチはかがんでいた洗い場から細く白い身体をすらりと立ち上がらせると、終い風呂に蓋をして脱衣所へあがっていった。
籠の上、淡い杏色の手触りのいいパジャマの上にはさっきこっそりクローゼットから引っ張り出してきたこれまた取って置きの下着が鎮座している。
取って置きの時が、ようやくやってきた。高鳴る鼓動を風呂上りののぼせのせいにしたかったが、白い胸の中の心臓は風呂の中にいるよりもより一層、苦しいほどに
高ぶってきた。
入院していた病院を飛び出したっきりで、今までずっと家を開けて行方不明になっていた亭主が、今日ようやく戻ってきたのだ。帰ってきてしょっぱなに、今後について
腹立たしい提案をされてまだそれに怒ってはいたが、正直それはそれ、これはこれだ。
20代も半ばの女ざかりの身体を今まで散々ほうっておいた詫びは、一晩で贖えるものじゃない。
(たっぷり、身体で払ってもらうだ)
そう思って、自分で赤面してチチは顔を覆った。下着を穿こうとしたが、穿くそばから、自分でもう体の中から熱い液を滴らせそうになっているのがわかる。また
赤面してタオルでそっと拭い、びくりと感触に身悶えしてからちゃんときっちりと身に纏った。
歯を磨く間も、髪を乾かす間ももどかしく、いつもより生乾きの髪のまま自分の寝室のノブに手を掛ける。先に風呂に入った息子と亭主はすでに部屋に引っ込んでいる。
ひょっとして、待たせすぎて、もう寝てしまってたらどうしよう。
そう密かに懸念しながらそっと恥ずかしげに扉を開けたチチは仰天した。眼前の寝台の上に、全く身も知らぬ金髪の男が下着一丁でどっかりと胡坐をかいていたからだ。
「ぎ、ぎえええええええええっ!なんだ、おめえは~!」
ばたん。慌ててチチは寝室の扉を勢いよく閉めた。なんだ、今のは!今の、金髪をいけ好かなくおったてた、まるで不良のような男は!夫はどこに行ってしまったのだ!
素っ頓狂な高周波の大音声に、隣の部屋からどたっ、と転げる音がして、ばたりと扉が開いて、眠りかけていたのだろう、眠そうな顔のままの息子が顔を出した。
「ど、どうしたの~、おかあさんっ」
「ご、悟飯ちゃん。今、中に、変な知らねえ男がいただよ!泥棒かなんかかも知れねえだ!」
「え~?…じゃあボク、見てみるね。おかあさん、隠れてて」
「そ、そんなわけにいかねえだ!」息子はとっくに自分よりもはるか強くなっているのだが、そんなことにはお構いなしのままのチチは母親としての義務感から
慌てて気勢を張った。「悟飯ちゃんにそんなおっかねえ真似させられねえだ。わかった。おっかあもっかい見てみるから、後ろに居てな。…い、いくだぞ」
がちゃ。後ろに子供を立たせて勢いよくもう一回扉を開くと、正面にはさっきの男がいきなり立っていて、またチチは叫びそうになった。
「なんだ、おとうさんじゃないの」
後ろで息子が呆れた声を出した。チチは目を丸くして振り返って、また正面の男を見た。だって、こんな金髪。逆光になってはいるけど、翡翠色の鋭い眼。「嘘だべ!?
なんで、こんなのが悟空さなわけあるだ!」
「何やってんだ、お前等」
「そういえば、おかあさんは超サイヤ人見るのはじめてなんだったね。おとうさんだよ、この人。前に教えたでしょ」
チチは顎を落とした。そこに、その不審人物の手が伸びてきて、思わず身をすくめて眼をつぶった。そいつはチチの肩に手を回して後ろに言った。
「まあチチは入れよ。悟飯は早く寝ろ」
「うん。でもなんでおとうさん、超サイヤ人になってんの?」
「あー、なんか、勝手に変っちまった。前はこういうことよくあったんだけどな。明日の朝になれば戻ってるさ。だから気にせず寝ろ、な。明日から修行だぞ」
「はあい」
息子が後ろ手にあくびをしながら扉を閉めて寝室を出て行くのを、チチは追いすがりたいような気持ちで振り向いて見ていた。扉が閉まったところで、肩を抱いたまま
引っ付いていたそいつがいきなり目の前でにまりと笑った。
「そういうことだから」
ファーストコンタクト <2>
「ぎゃー!『そういうこと』じゃねえだ!」頬に伸びてきたもう片方の手を叩き落として、チチは怒鳴った。「超サイヤ人?だかなんだか知らねえけど、こんな不良みたいなの
おらの悟空さじゃねえ!戻るだ!戻ってけろ、今すぐ!」
「んなコト言ったって」はたかれた手をひらひらと振って見せて、その翡翠の目を心外そうに更に鋭くして、そいつは嘯いた。「試してみたけど、もどんねえんだよ」
「しらねえだそんなこと!いいからどうにかして早く戻るだ!でないと…」
一緒になんか寝たくない!そう怒鳴ろうとしたのを遮って、とんでもない言葉が飛び出した。
「こりゃ、多分、一発やらねえと戻んないと思う。お前を待ってて、『あー、久しぶりにヤれる』って興奮してたらなっちまったんだよな。この姿だともともとちょっと
興奮状態になるから、それも関係してんだ、きっと」だから、と、背中に回った手に力が込められた。
「戻したかったら、俺を満足させてみろよ」
チチが呆然として真っ青になったところに、唇が近づいてきて、荒々しく吸い付いてきた。
「んっ!」
咄嗟に口を噤んで閉ざそうとすると、顎を捉えられて、舌を絡められた。
「んん、んーっ」
必死の力で顔を背けて、服を脱がそうとして緩んでいた腕の力から逃れて、部屋の隅まで駆け込んだ。心臓が風呂上りとはまた別の意味でどきどきと轟いている。
冗談じゃない。冗談じゃない。こんなの、いやだ。折角帰ってきて、やっと以前のように幸福を『この人と』確かめられると思ったのに、こんなわけのわからない男に抱かれるなんて。
夫はそんな髪じゃない。そんな眼じゃない。自分のことを俺なんて言わない!そんなぶっきらぼうな物言いはしない!抱く腕だって、もっと優しくて、温かくて、安心できて。
そんな、ぴりぴりと、怖ろしげな気配に満ちてなんかいない!
気の扱いはほとんどできないし、夫や息子みたいに他者の気をはっきり感じられるわけではないが、それでも触れたものの違いはなんとなく判った。逃れた時に顎に残った
相手の舌の濡れた跡を拭うと、チチの大きな目からも涙がぼろぼろと零れてきた。自分は穢された。このほったらかしにされていた間も必死で守り通した操を、こんな事で
失ってしまったのだ。
ぐしぐしと泣いていると、前に、そいつが立って見下ろしてきた。チチの後ろにある行李が、手を掛けられたのかがたりと鳴った。
「そんなに、いやか?」
低い声がした。ぶんぶんと肯くと、低い声が続けた。「俺は、お前の、亭主なんだぞ?」
「やだ、やだよう、おら、納得できねえだ」
「ものわかりの悪い」苛立たしげな声が上から降ってきて、チチは身をすくめた。天井の照明を覆い隠すように立ちはだかる姿が、黒々とした影を投げかけて、すっぽりと
チチの小柄な身体をくるんでしまっている。
「だって…!」期待していた分、失望は大きかった。さらに、待っていた間の哀しさ、辛い日々までもが止め処もなく蘇ってきて、涙と化してチチの双眸からあふれ出る。
ひどい。勝手ばかりして。勝手な事ばかり言って。もう、意地でも、こんな人、夫だと認めるものか!
「そんなに、この姿がいやなのか。だったら、見なきゃいい」
いきなりチチの頭はがしりと固定されて、何かに覆い隠された。それが、行李にかけてあった自分の帯だと悟った時には、あっという間に両の手首ももう一本の帯で
胸の前で合わせるように戒められてしまっていた。そして、身体は絨毯にうつぶせに転がされてしまった。
「な、なにを…!」
「あんまり騒いだら、口も塞いじまうぞ」閉ざされた視界の暗闇の中、上から興奮した声がしたと思うと、いきなり脇を抱えて上半身が持ち上げられた。またすぐに
降ろされたが、やけに胸の下がごつごつする。これは、足の脛…?
背中を、まだ濡れた長い黒髪を束ねるようにして、熱い掌が滑った。避けられた髪は、肩流しに片方に寄せられてチチの首の脇に流れた。動きの自由にならない中で
楽な姿勢を探そうともがくチチの頬を、さっきのおそろしい掌が撫ぜた。
「しかたねえな、口で我慢してやるよ」
もぞもぞと、チチの身体の前で気配がしたかと思うと、頬に何か、手とは違う熱いものが押し当てられた。熱くて、硬い、太く逞しい棒状のもの。
「あ…!」
ファーストコンタクト <3>
チチの唇は震えた。頑張れよ、という言葉に意図を理解した。
拒もうと唇を噛んで閉ざそうとしたが、なぜかそれはかなわない。鼻先に突きつけられたもの。その気配を、男くさい匂いを、熱を感じた瞬間から、身体が言うことを利かなくなった。
胸が震える。呼吸が上がる。背筋が、腰が、柔らかくくねろうとする。舌が、唇をあまやかに押し開けて、それを味わいたいと伸びようとしている。味わうことを欲している。
体の中が、それが入ってくることを欲して、ぐっと身構える。
欲している。こんなにも、待ち焦がれたもの…!
「いやっ」
身体の内なる声を必死で引き剥がすようにして、チチは顔を背けようと首を振ったが、大きな掌が素早く顔を両側から押さえ込んで、滑らかなその先が赤い小さな唇の横をすべった。
ぬるりとした液が鼻の横を汚して、たちまち石鹸の香りも退ける、若くて青苦い臭いが鼻をついた。それと呼び合うように、自らの体の中からぬるりと湧き出たものを感じて、
思わず小さな戸惑いの声をあげた。
「あっ…」
「嫌がってるのに挿れたらかわいそうだから言ってやってんのに。入院してた時に、何度も口でやってくれただろ?あんなんでいいんだぞ?」
「な…!」
チチは真っ赤になった。確かに、身動きできないくせに、怪我を痛がるくせに、若いからと2人きりだからと駄々をこねる夫に根負けして、泊り込みの看病の合間に何度も
処理をしてやったのは事実だ。でも、だけど。
「あん時はお前も嫌がってたくせにやり始めたらノリノリだったじゃねえか。流石に挿れるのは無理だからやんなかったけど、上にまたがって舐めあったり、自分で
あそこいじりながら舐めてくれたりしてさあ。よく看護婦のねーちゃんに見つかんなかったよなあ」
「わー!」
「いや、バレてたかな?そりゃそうだよな、静かにしろよって言ってんのに声出しちまっ…」
「も、もうやめてけれ!いや!忘れてけれ、そんな、そんなことっ!」
「あ、先にこっちからいじってやったほうが良かったか?言ってたもんな、ずっとそうして欲しかったんだもんな?」
慌てて体を起こして膝立ちになって逃れようとしたところを、後ろから抱きすくめられて絨毯に突っ伏した。背中の上のほうを押さえられ、後ろから身体の後ろに
割り込まれて身動きが取れなくなる。
「なんでそんな、意地悪な事いうだ!おめえなんかやっぱり悟空さじゃねえ!…ひっ!」
後ろから、パジャマの上から股座にいきなり鼻面を突っ込まれた。
「濡れてる。匂いもすげえ」
「い、いやあ」
「すげえ、いい匂いだぞ」ぐりぐりと高い鼻が襞を分けるように動いた。それが離れたかと思うと、脇から手が伸びて、戒めた手の帯の端を逃げられないように掴んで
引きずってきた。ひっぱる力と、突っ込まれる顔に板ばさみになって、腰は上へ上へと逃れようとする。高く腰を上げたところで、パジャマのズボンが下着ごと引き摺り
下ろされた。
いきなり、離れた熱い鼻面のかわりに、長くて冷たい指が伸びてそこに触れた。最初は襞の脇を挟むように、そして割れ目をなぞり、2つの穴の間を徐々に強く
往復しだす。
「ああっ!」更に腰を持ち上げて、チチは悲鳴を発した。
「ずいぶん可愛らしいのはいちまって。期待してたんだ」くつくつとおかしそうな声がした。さっき選んだのは、白くて細かいフリルと花の刺繍の入った、おろしたてのもの。
「新品なのに、もうこんなに濡れちまってるし」ぐちゅ、と襞にのめりこむ音がした。後ろの穴の周り、ほとんど初めていじられるような部分を、親指が形を確かめるように
くすぐりだした。その間にも、他の指が、熱く熟れた襞を擦り合わせ、こね回しだす。
あ、あ、あ。
体の中で、発せられない喘ぎが充満しだした。胸をじんじんと焦がすように噴出してくる。押し殺そうとした響きだったが、指がついに体内に侵入して
ざらりと内側をなめた時に、とうとう自分でも信じられないほどの淫蕩な響きになって唇から長くこぼれだしてしまった。
ファーストコンタクト <4>
しばらくの後。
「あーあ、こんなに出しちまって」
仰向けにベッドの横の絨毯に転がされたチチは、縛られた手を上に持ち上げ振るわせて、陶然と荒い息をついていた。大きくM字に開かされた脚の、太腿の辺りに、
べとべとに掌まで濡れた指が擦り付けられた。
「も、もう、おら」
なぜこんな事になっているのか、だんだんチチの思考は暗くかすんできた。いまだ覆われた視界だが、自分の目がうっとりと快楽に濁っているだろう事、もし見える
状態だとしたら怖ろしいほどに色っぽい目つきをしているだろう事はわかった。前をはだけられて、ショーツと揃いに身につけていたスリップドレスも大きくたくし上げられて、
白い乳房が荒い呼吸に上下しているのがわかる。
「潮吹く、ってんだっけ?こういうの。久しぶりだから、感じちまったか?縛られてるからいいのか?」
「やめ…!」
あとは言葉にならない。今度は、今まで何本もの指を激しく出し入れして苛んでいたのを再開するのに加えて、その上で熱く肥大して待ち構えていたところをいきなり
強く舐め上げられたからだ。
悲鳴にならない悲鳴を発しながら身を縮こまらせ、チチは腰を揺らめかせた。もう逃げようと言う気はこの時点でとうに無くなってしまっていて、頭の片隅はそれを自覚して
ひどく悔しがっていた。でも、でも。
抱えられて、今度は上半身だけ寝台にうつ伏せにさせられた。腰を確かめるようになぞる、抗えない圧力を発する手に促されて、脚が自然と大きく開き、腰は
ねだる様に高く持ち上げられた。後ろから、待ち望んでいたもので貫かれた時、ついに胸の奥底から、歓喜の叫びが漏れ出た。
「あ、いいいっ」
「こっちも、いい、ぞ、チチ」背中に突っ伏した髪はいつもより強(こわ)くて、首筋をちくちくと刺してくる。でもそれすら、快楽を強調する針の痛みの様で。
一発、軽く、白い尻が打たれた。「ほら、もっと、腰使えよっ。俺を、満足させなきゃ…」
「わ、わかっただよおっ!」叫びながら、腰を強く前後に振りだす。
必死に腰を動かす。そのたびに、襲ってくる快楽を必死で耐える。息を殺して感じる。自分を貫き満たす、この感触。もっともっとと自分の中が叫ぶのを、叱り付けて
振り飛ばすように腰を打ち振るしかない。
だけど、しばらくして、チチは気付いた。
こちらが振る動きにあわせて、うねるように、更に奥へと貫いてくる。そのあちらの動き。ふとした、動きのタイミングを合わせるための呼吸。その合間にこぼれる、自分を呼ぶ声。
懐かしい、その感触。
(悟空さ…!)
閉じられた視界で、チチの中で不意に腑に落ちた。
この声。自分を抱く腕。掌。間違いなく、これは夫だ。懐かしい、結婚して5年、この身に覚えこんだ、夫のそれではないか…!
その歓喜は、より強い快楽となって唐突に上積みされた。チチの全身が急に震えた。
びくびくと痙攣する白い片腿を持ち上げ、なお夫の動きは止まない。もう、なされるがまま、貫かれるだけ。奥底の、かつて覚えこんだいい場所をあやまたず責めあげる
速い動きに、息も絶え絶えになってチチは数度続けざまに達した。さすがにぐったりと弛緩した白い身体に気付いてか、不意に動きが緩んで、繋がったまま夫が
チチを後ろから抱えて自らも寝台に倒れこんできた。
「気持ちよさそうだなあ、チチ」
「だって」細い声で、チチはようよう答えた。夫の腕が後ろからチチの片脚を大きく高く持ち上げる。それにも構う余裕も最早ない。「激し…んだもの」
「いいカッコだな」くつくつとまた笑い声がして、耳の後ろがねろり、と舐めあげられた。「チチはHだなあ」
意地悪。そう言いたかったが、否定できない。それより、後ろからゆるゆると横たわったまま蠢く腰と、ぬるぬると秘所を出入りする熱いものの動きを一心に感じようとする。
「だって、…」
腰を応えるように蠢かせると、身体のうちで、音を立てて擦れるのが判る。その歓喜。陶酔感。ひくひくと震えて、自分の胎内が、必死に夫に吸い付こうとしているのが
わかる。戒められてすがりつけない腕のかわりに、必死に絡み付こうとしているのがわかる。その絡みつく動きそのものが、自分がそう動いている事自体が、
途方もなく、
「あ…いい…きもちい…」
とろりと熱っぽく蕩けた声に、夫が満足そうな呻きをチチの耳元で漏らした。しばらくそのようにしていたあと、不意に夫がチチの中から身体を引き抜いて、上に覆い
かぶさってきた。鼻先に、再び濡れて熱いものが突きつけられて、今度はチチは迷いなく赤い舌を伸ばす。
ファーストコンタクト <5>
「ふ、む、うぅ」
身体を反転させられて、縛られた腕の下の胸のはざまにに熱い塊をはさまれ、犯すように上下される。チチの舌は必死で舌に伸びて、先ににじんだものを
味わおうとする。以前と変らない、夫の匂いを感じようとする。舌はちろちろとしか届かないが、よりそれが夫を刺激するらしい。
「うぉ…っ」
改めて口内深くに突っ込まれて、少しむせながらもチチは激しく頭を上下させ始めた。首筋には乱れた髪が張り付いて邪魔で、自分でもひどい事になっていると思う。
こんなに乱れたのははじめての事かもしれないと思う。これまでだって、求められれば夫を喜ばせたいがためにそれに従っては来た。でも、こんなに、自分から欲して、
実際に行動しているのははじめての事かもしれない。身体の奥底から、この人が欲しい、と思う。
一人寝に泣いた400近くの夜の、どうしようもない情念が、この人を得て抑えきれない悦びに打ち震えている。
「で、出そう、だ。口んなか、出してやるから。もうちょい」
口の中で、一段それが熱くいきむ感覚がした。が、チチはびくりと唇を離した。
「…チチ?」
急に動きをやめてしまったのをいぶかしんで、夫が苛立たしげな声を出した。また、ぐい、と唇の先に押し付けられる。だが、チチは応えなかった。
「…やだ」
「なんで。ここまできて」
「…入れてけろ」すっかりと溶け去ってしまった理性の後から、やけに涼しげと言ってもいいほどに、素直な心情が唇からこぼれだした。「もっかい、おらの、中、入れて」
「なんだ。腹の上のが良かったか」
仰向けに組み敷かれた。チチは縛られた手を持ち上げて、指で、緩みかけていた眼の帯を手繰った。少しずれて、視界に、翡翠の瞳が飛び込んできた。それで、
恥ずかしさがまた襲ってきたが…最初の恐ろしさは、その目を見たものの、今度は微塵も感じなかった…もう一度、小声で言った。
「悟空さの、欲しい。ずっと、欲しかっただ。だから、おらの腹ん中、出して」
手が思いがけなくやさしい風に伸びて、眼の帯を取り去った。チチはまっすぐ、自分に覆いかぶさる人を見た。上気した頬に、鋭い目つきに、汗をはらんだ金色の髪が
張り付いていて、なんだかとても綺麗だ、と思った。
「…悟空さ」
翡翠の瞳が、一瞬なんとも言えない風にゆがんだのをチチは見た。閉じられたまぶたが、金色の眉が近づいてきて、舌が絡むのと同時に深く貫かれる。
「あんっ!」
舌が離れて、首筋を、うなじを、鎖骨を、ぴりぴりと刺激的な手が滑り、胸を柔らかく掴んだ。元から敏感に立ち上がった先端に纏いつく、花火のような快楽。
ん、とチチが背をのけぞらせて身を捩ると、夫が耐え切れないという風に、頭を打ち振った。顔の前で、金色の髪が激しく左右する。
「…チチ、チチ、…チチ!」
いつもと同じ、絶頂が近いときに漏らす、小さな呼び声。やはりこの人は、間違いもなく夫その人だ。
「会いたかった。会いたかったぞ」
「うん…!ね、悟空さ、ほどいて、これ」
「ああ!」
急いた手つきが、慌しく両手に回された帯の結び目を解いた。赤い帯に戒められていた、赤いあとのついた腕を必死に差し伸べ、首根っこにしがみつく。
抱き合う。
「ああ、悟空さっ」2人の間で、熱い胸がつぶされそうになる。こんなに、抱き合うことが気持ちいいなんて。不意に持ち上げられ、向かい合って抱き合う形になる。
下から突き上げられて、眼で会い交わして、自然と自ら脚を立てて腰を上下させ始める。金と黒の髪を振り乱して。交じり合わせて。腰を突き上げて。叩き落して。
怪しくくねらせて。その間も、必死に抱き合って、唇を求め合って。
求め合って。求め合って。求め合って。
「い、気持ちいい、いきそ、おら」
「俺も…俺も、出る」
「もぉ…だめ、きて、いっぱい…!」
空白の世界。
ファーストコンタクト <6>
寝台の上で、どれだけそのまま余韻に浸って夫の胡坐の上に座り込んでいただろう。
ぼんやりと、息子が寝つきのいいたちでよかった、と考えながらはあはあと熱い息をつき夫の頭に頭を凭せ掛けていると、薄目をあけていた視界の中で
ちかりと何かが瞬いた。
と思うと、淡い光が急速に薄れて、急に目の前が暗くなった。ぎょっとして顔を上げると、夫が荒い息の中から顔を上げた。その眼は、深い黒色。
さっきまで金色の光を放っていた髪も、すっかりもとのとおり。
「…悟空さ…」
半ば呆れて気が抜けたように、チチは名を呼んだ。
「あれ、戻ったか?オラ」
きょとんと子供のような無邪気な声で、夫が自分の頭を撫でた。なんだか今までこの人を精魂傾けて男として求めていたのが嘘のような冗談のような、妙に気恥ずかしい
気分になった。一言なんだか怒鳴りつけたくなって赤くなって口をパクパクさせていると、急に下からまた腰が蠢いてきて、白く熱い液体に満たされたチチの中を
ゆっくりかき回した。
思わず喘いで、また夫の逞しい首根っこにしがみついた。夫が笑った。
「チチのエッチ。すっごかったぞ、今日は」
「ば…おらだって、悟空さがこんな意地悪の変態だなんて思わなかっただ!」
「結構よがってたじゃねえか。いつもよりすっげえ『いい』、『いい』って思ってただろ。『もっともっと』って、すげえ聴こえてきたぞ」
「は、はあ!?」身体を思わず押しのけて、悲鳴を発した。そんな事、かろうじて言った覚えはない。「おら、そんな事言ってねえだ!」
「だって心の声だもん」けろりと夫は言ってのけた。「あ、言ってなかったっけ?なんかいつの間にか心の声読めるようになっちまってさー、読もうと思わなくても
流石にこんだけ引っ付いてたら、ってか合体してりゃ聴こえちまうもんなんだなー。便利便利」
「な…」
チチはプルプルと真っ赤になって震えた。冗談じゃない。あの金色の姿よりも、もっとまったくもって冗談じゃない!
「馬鹿ー!も、もう金輪際おらの心ん中読むの禁止だべ!悟空さなんて、悟空さなんて、もう!…」
あはは、と夫が笑って、飛び退って離れようとしたチチの身体を抱きすくめた。 「リコンなんて、嘘ばっかし。全部聴こえてんだからな。言ってみろよ、ほら」
見透かしたように笑うその顔の、黒い瞳の奥で、緑の光が意地悪っぽく煌いた。
チチはため息をついた。間違いない。この人とあの人はひとつのものだ。いや、今までもこの人の中にあったのかもしれない。それに気付いてなかっただけなのかも。
「…会いたかっただ。…愛してるだ、悟空さ」
「よしよし」
ぽんぽんと夫の手がチチの黒髪を撫でた。唇を尖らせると、そこに軽く口付けられた。また繋がったまま抱きしめられる。
その腕の力に思う。 読まれていても構わない。むしろ、読んで欲しい。
離さないで。もう、ずっと縛ってくれていていい。ずっとこの腕で自分を縛り付けていて欲しい。自分のこの腕が、どうしたって、この人を縛り付けられないとしても。
それがかなったのかどうか知らないが、夫が耳元でそっと囁いた。
「オラの気持ちも、チチに読ませられればいいのにな。どれだけ会いたかったかさ」
その声に、なんだかもう哀しかった事も、待ちくたびれた事も、突きつけられたろくでもない未来の事もどうでも良くなって、チチはくすりと笑った。
そして、確かに泣くのはいつも女ばっかりだけど、今回だけは許してあげたっていいかもしれないと思ってやることにしたのだった。
2010-05-09T15:06:30+09:00
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2010/5/9 スレ21 520氏 「チチとZUCO-ZUCO」 悟空×チチ
https://w.atwiki.jp/chi-chi/pages/81.html
夜。あまりの寝苦しさに悟空は目を覚ました。あたりはむっとした闇におおわれていた。全身から汗がふき出している。一滴が首筋をゆっくり流れた。
開けたままの窓の外から虫の鳴く声が聞こえた。悟空は目を閉じる。そうやって耳を澄ますと、少しだけ涼さを感じた。
隣でかすかにうなる声がした。何だ、チチのやつも眠れねェのか。と、夢からひっこ抜かれたばかりのボーとした頭で考えた。
しかし、うなり声はよく聞くと息苦しそうでもあった。悪い夢でも見てんのかな。そんなら起こしてやんねぇと。そう思いながらも悟空はぼんやりとチチの声を聞いていた。
どれくらいたったのか。チチがせつなく途切れ途切れの声をあげだすと、悟空は急に落ち着かなくなった。
チチは、悟空が起きないと思い込んでいるのか、慣れないながらも自分のキモチイイところを発見して夢中になってきたのか、かみ殺していた声も動きも、次第に遠慮のないものになっていった。
ぼんやりした頭とは裏腹に、悟空のちんぽはグンと持ち上がっていた。それは先っぽから汁をたらし、チチのぬれたいつもの穴を要求していた。
そのときだった。チチが「悟空さ…」とすがるように呼んだ。悟空が返事をしようとすると、となりに寝ていたチチの体がビクビクと痙攣し、そのままベットへ沈んでしまった。息は荒く、細い肩が大きく上下する。
突然、悟空が後ろからチチの足を持ち上げると、チチは驚きの声を上げた。それに悟空はかまっておれず、そのまま、ガマン汁のしたたるちんぽの先端をチチのやらしい穴になすり付けた。先っぽは、有無をいわせずぬぷっと入った。
チチは体をそらして悟空から逃げようとしたが、悟空の太い腕がそれを押さえ込んだ。そして悟空は腰にぐっと力を入れ、イッたばかりのチチのあそこを、奥までつらぬいた。
悟空は自分の呼吸がチチよりも荒くなっていることに気づかなかった。頭も相変わらずぼんやりしたままだった。
部屋は誰かの胃袋の中のように暑かった。後ろから抱きかかえたチチの体はもっと熱い。悟空の全身からどっと汗が出て、腰を打ち付けるたびに、チチの上へしたたり落ちた。
たぷんたぷん揺れる胸を両手でわし掴むと、手のひらにコリコリした乳首の感触があった。たまらなくなって、そこを中心に、悟空は思うままに揉みあげた。その乱暴なしぐさがチチをますます感じさせた。
悟空がチチの柔らかい体を抱しめる。チチも悟空の腕にすがった。ぎゅっとお互いに力を入れる。そしてこれ以上溶け合えないことを切なく思った。「悟空さ・・・ずっと、起きてただか?」チチは、蚊の鳴くような声で言った。
返事はなく、悟空の熱い息が耳元にかかった。チチは自分の体が、お腹の底から痺れるのを感じ、ギュッと目をつぶった。
悟空は四つんばいになって後ろから突きいてきた。「チチ・・・今なんつった」悟空は熱に浮かされたように答えた。「聞こえなかったなら・・・いいだ」とチチはつぶやいた。
悟空は、そんなチチの恥らう乙女のこころを蹴散らすように突き上げ、チチの感じる部分にちんぽをすり付けながら、ラストスパートをかけた。
おわりです
2010-05-09T15:04:41+09:00
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2010/5/9 スレ21 520氏 「チチとZUCO-ZUCO」 悟空×チチ
https://w.atwiki.jp/chi-chi/pages/80.html
夜。あまりの寝苦しさに悟空は目を覚ました。あたりはむっとした闇におおわれていた。全身から汗がふき出している。一滴が首筋をゆっくり流れた。
開けたままの窓の外から虫の鳴く声が聞こえた。悟空は目を閉じる。そうやって耳を澄ますと、少しだけ涼さを感じた。
隣でかすかにうなる声がした。何だ、チチのやつも眠れねェのか。と、夢からひっこ抜かれたばかりのボーとした頭で考えた。
しかし、うなり声はよく聞くと息苦しそうでもあった。悪い夢でも見てんのかな。そんなら起こしてやんねぇと。そう思いながらも悟空はぼんやりとチチの声を聞いていた。
どれくらいたったのか。チチがせつなく途切れ途切れの声をあげだすと、悟空は急に落ち着かなくなった。
チチは、悟空が起きないと思い込んでいるのか、慣れないながらも自分のキモチイイところを発見して夢中になってきたのか、かみ殺していた声も動きも、次第に遠慮のないものになっていった。
ぼんやりした頭とは裏腹に、悟空のちんぽはグンと持ち上がっていた。それは先っぽから汁をたらし、チチのぬれたいつもの穴を要求していた。
そのときだった。チチが「悟空さ…」とすがるように呼んだ。悟空が返事をしようとすると、となりに寝ていたチチの体がビクビクと痙攣し、そのままベットへ沈んでしまった。息は荒く、細い肩が大きく上下する。
突然、悟空が後ろからチチの足を持ち上げると、チチは驚きの声を上げた。それに悟空はかまっておれず、そのまま、ガマン汁のしたたるちんぽの先端をチチのやらしい穴になすり付けた。先っぽは、有無をいわせずぬぷっと入った。
チチは体をそらして悟空から逃げようとしたが、悟空の太い腕がそれを押さえ込んだ。そして悟空は腰にぐっと力を入れ、イッたばかりのチチのあそこを、奥までつらぬいた。
悟空は自分の呼吸がチチよりも荒くなっていることに気づかなかった。頭も相変わらずぼんやりしたままだった。
部屋は誰かの胃袋の中のように暑かった。後ろから抱きかかえたチチの体はもっと熱い。悟空の全身からどっと汗が出て、腰を打ち付けるたびに、チチの上へしたたり落ちた。
たぷんたぷん揺れる胸を両手でわし掴むと、手のひらにコリコリした乳首の感触があった。たまらなくなって、そこを中心に、悟空は思うままに揉みあげた。その乱暴なしぐさがチチをますます感じさせた。
悟空がチチの柔らかい体を抱しめる。チチも悟空の腕にすがった。ぎゅっとお互いに力を入れる。そしてこれ以上溶け合えないことを切なく思った。「悟空さ・・・ずっと、起きてただか?」チチは、蚊の鳴くような声で言った。
返事はなく、悟空の熱い息が耳元にかかった。チチは自分の体が、お腹の底から痺れるのを感じ、ギュッと目をつぶった。
悟空は四つんばいになって後ろから突きいてきた。「チチ・・・今なんつった」悟空は熱に浮かされたように答えた。「聞こえなかったなら・・・いいだ」とチチはつぶやいた。
悟空は、そんなチチの恥らう乙女のこころを蹴散らすように突き上げ、チチの感じる部分にちんぽをすり付けながら、ラストスパートをかけた。
おわりです
2010-05-09T15:02:52+09:00
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2010/5/8 スレ21 503氏 「ファーストコンタクト」 悟空×チチ
https://w.atwiki.jp/chi-chi/pages/78.html
ファーストコンタクト <1>
白い手がコックを捻ると、上から叩きつけていた湯が止まった。長い黒髪が身体にはりつき、しとどに雫を滴らせている。
1つ息をついて、チチは今まで髪に施していたトリートメントがちゃんと流れ落ちているかを手を滑らせて確認した。さすが、試供品をもらって
取って置きの時のためにと秘蔵しておいた評判の逸品だ。もともとから艶々としなやかなチチの自慢の髪ではあったが、より絹糸のように、烏の濡れ羽よりも
より美しくくろぐろと、風呂の明かりにつやめいている。
満足に微笑んで髪をまとめて軽く絞り、チチはかがんでいた洗い場から細く白い身体をすらりと立ち上がらせると、終い風呂に蓋をして脱衣所へあがっていった。
籠の上、淡い杏色の手触りのいいパジャマの上にはさっきこっそりクローゼットから引っ張り出してきたこれまた取って置きの下着が鎮座している。
取って置きの時が、ようやくやってきた。高鳴る鼓動を風呂上りののぼせのせいにしたかったが、白い胸の中の心臓は風呂の中にいるよりもより一層、苦しいほどに
高ぶってきた。
入院していた病院を飛び出したっきりで、今までずっと家を開けて行方不明になっていた亭主が、今日ようやく戻ってきたのだ。帰ってきてしょっぱなに、今後について
腹立たしい提案をされてまだそれに怒ってはいたが、正直それはそれ、これはこれだ。
20代も半ばの女ざかりの身体を今まで散々ほうっておいた詫びは、一晩で贖えるものじゃない。
(たっぷり、身体で払ってもらうだ)
そう思って、自分で赤面してチチは顔を覆った。下着を穿こうとしたが、穿くそばから、自分でもう体の中から熱い液を滴らせそうになっているのがわかる。また
赤面してタオルでそっと拭い、びくりと感触に身悶えしてからちゃんときっちりと身に纏った。
歯を磨く間も、髪を乾かす間ももどかしく、いつもより生乾きの髪のまま自分の寝室のノブに手を掛ける。先に風呂に入った息子と亭主はすでに部屋に引っ込んでいる。
ひょっとして、待たせすぎて、もう寝てしまってたらどうしよう。
そう密かに懸念しながらそっと恥ずかしげに扉を開けたチチは仰天した。眼前の寝台の上に、全く身も知らぬ金髪の男が下着一丁でどっかりと胡坐をかいていたからだ。
「ぎ、ぎえええええええええっ!なんだ、おめえは~!」
ばたん。慌ててチチは寝室の扉を勢いよく閉めた。なんだ、今のは!今の、金髪をいけ好かなくおったてた、まるで不良のような男は!夫はどこに行ってしまったのだ!
素っ頓狂な高周波の大音声に、隣の部屋からどたっ、と転げる音がして、ばたりと扉が開いて、眠りかけていたのだろう、眠そうな顔のままの息子が顔を出した。
「ど、どうしたの~、おかあさんっ」
「ご、悟飯ちゃん。今、中に、変な知らねえ男がいただよ!泥棒かなんかかも知れねえだ!」
「え~?…じゃあボク、見てみるね。おかあさん、隠れてて」
「そ、そんなわけにいかねえだ!」息子はとっくに自分よりもはるか強くなっているのだが、そんなことにはお構いなしのままのチチは母親としての義務感から
慌てて気勢を張った。「悟飯ちゃんにそんなおっかねえ真似させられねえだ。わかった。おっかあもっかい見てみるから、後ろに居てな。…い、いくだぞ」
がちゃ。後ろに子供を立たせて勢いよくもう一回扉を開くと、正面にはさっきの男がいきなり立っていて、またチチは叫びそうになった。
「なんだ、おとうさんじゃないの」
後ろで息子が呆れた声を出した。チチは目を丸くして振り返って、また正面の男を見た。だって、こんな金髪。逆光になってはいるけど、翡翠色の鋭い眼。「嘘だべ!?
なんで、こんなのが悟空さなわけあるだ!」
「何やってんだ、お前等」
「そういえば、おかあさんは超サイヤ人見るのはじめてなんだったね。おとうさんだよ、この人。前に教えたでしょ」
チチは顎を落とした。そこに、その不審人物の手が伸びてきて、思わず身をすくめて眼をつぶった。そいつはチチの肩に手を回して後ろに言った。
「まあチチは入れよ。悟飯は早く寝ろ」
「うん。でもなんでおとうさん、超サイヤ人になってんの?」
「あー、なんか、勝手に変っちまった。前はこういうことよくあったんだけどな。明日の朝になれば戻ってるさ。だから気にせず寝ろ、な。明日から修行だぞ」
「はあい」
息子が後ろ手にあくびをしながら扉を閉めて寝室を出て行くのを、チチは追いすがりたいような気持ちで振り向いて見ていた。扉が閉まったところで、肩を抱いたまま
引っ付いていたそいつがいきなり目の前でにまりと笑った。
「そういうことだから」
ファーストコンタクト <2>
「ぎゃー!『そういうこと』じゃねえだ!」頬に伸びてきたもう片方の手を叩き落として、チチは怒鳴った。「超サイヤ人?だかなんだか知らねえけど、こんな不良みたいなの
おらの悟空さじゃねえ!戻るだ!戻ってけろ、今すぐ!」
「んなコト言ったって」はたかれた手をひらひらと振って見せて、その翡翠の目を心外そうに更に鋭くして、そいつは嘯いた。「試してみたけど、もどんねえんだよ」
「しらねえだそんなこと!いいからどうにかして早く戻るだ!でないと…」
一緒になんか寝たくない!そう怒鳴ろうとしたのを遮って、とんでもない言葉が飛び出した。
「こりゃ、多分、一発やらねえと戻んないと思う。お前を待ってて、『あー、久しぶりにヤれる』って興奮してたらなっちまったんだよな。この姿だともともとちょっと
興奮状態になるから、それも関係してんだ、きっと」だから、と、背中に回った手に力が込められた。
「戻したかったら、俺を満足させてみろよ」
チチが呆然として真っ青になったところに、唇が近づいてきて、荒々しく吸い付いてきた。
「んっ!」
咄嗟に口を噤んで閉ざそうとすると、顎を捉えられて、舌を絡められた。
「んん、んーっ」
必死の力で顔を背けて、服を脱がそうとして緩んでいた腕の力から逃れて、部屋の隅まで駆け込んだ。心臓が風呂上りとはまた別の意味でどきどきと轟いている。
冗談じゃない。冗談じゃない。こんなの、いやだ。折角帰ってきて、やっと以前のように幸福を『この人と』確かめられると思ったのに、こんなわけのわからない男に抱かれるなんて。
夫はそんな髪じゃない。そんな眼じゃない。自分のことを俺なんて言わない!そんなぶっきらぼうな物言いはしない!抱く腕だって、もっと優しくて、温かくて、安心できて。
そんな、ぴりぴりと、怖ろしげな気配に満ちてなんかいない!
気の扱いはほとんどできないし、夫や息子みたいに他者の気をはっきり感じられるわけではないが、それでも触れたものの違いはなんとなく判った。逃れた時に顎に残った
相手の舌の濡れた跡を拭うと、チチの大きな目からも涙がぼろぼろと零れてきた。自分は穢された。このほったらかしにされていた間も必死で守り通した操を、こんな事で
失ってしまったのだ。
ぐしぐしと泣いていると、前に、そいつが立って見下ろしてきた。チチの後ろにある行李が、手を掛けられたのかがたりと鳴った。
「そんなに、いやか?」
低い声がした。ぶんぶんと肯くと、低い声が続けた。「俺は、お前の、亭主なんだぞ?」
「やだ、やだよう、おら、納得できねえだ」
「ものわかりの悪い」苛立たしげな声が上から降ってきて、チチは身をすくめた。天井の照明を覆い隠すように立ちはだかる姿が、黒々とした影を投げかけて、すっぽりと
チチの小柄な身体をくるんでしまっている。
「だって…!」期待していた分、失望は大きかった。さらに、待っていた間の哀しさ、辛い日々までもが止め処もなく蘇ってきて、涙と化してチチの双眸からあふれ出る。
ひどい。勝手ばかりして。勝手な事ばかり言って。もう、意地でも、こんな人、夫だと認めるものか!
「そんなに、この姿がいやなのか。だったら、見なきゃいい」
いきなりチチの頭はがしりと固定されて、何かに覆い隠された。それが、行李にかけてあった自分の帯だと悟った時には、あっという間に両の手首ももう一本の帯で
胸の前で合わせるように戒められてしまっていた。そして、身体は絨毯にうつぶせに転がされてしまった。
「な、なにを…!」
「あんまり騒いだら、口も塞いじまうぞ」閉ざされた視界の暗闇の中、上から興奮した声がしたと思うと、いきなり脇を抱えて上半身が持ち上げられた。またすぐに
降ろされたが、やけに胸の下がごつごつする。これは、足の脛…?
背中を、まだ濡れた長い黒髪を束ねるようにして、熱い掌が滑った。避けられた髪は、肩流しに片方に寄せられてチチの首の脇に流れた。動きの自由にならない中で
楽な姿勢を探そうともがくチチの頬を、さっきのおそろしい掌が撫ぜた。
「しかたねえな、口で我慢してやるよ」
もぞもぞと、チチの身体の前で気配がしたかと思うと、頬に何か、手とは違う熱いものが押し当てられた。熱くて、硬い、太く逞しい棒状のもの。
「あ…!」
ファーストコンタクト <3>
チチの唇は震えた。頑張れよ、という言葉に意図を理解した。
拒もうと唇を噛んで閉ざそうとしたが、なぜかそれはかなわない。鼻先に突きつけられたもの。その気配を、男くさい匂いを、熱を感じた瞬間から、身体が言うことを利かなくなった。
胸が震える。呼吸が上がる。背筋が、腰が、柔らかくくねろうとする。舌が、唇をあまやかに押し開けて、それを味わいたいと伸びようとしている。味わうことを欲している。
体の中が、それが入ってくることを欲して、ぐっと身構える。
欲している。こんなにも、待ち焦がれたもの…!
「いやっ」
身体の内なる声を必死で引き剥がすようにして、チチは顔を背けようと首を振ったが、大きな掌が素早く顔を両側から押さえ込んで、滑らかなその先が赤い小さな唇の横をすべった。
ぬるりとした液が鼻の横を汚して、たちまち石鹸の香りも退ける、若くて青苦い臭いが鼻をついた。それと呼び合うように、自らの体の中からぬるりと湧き出たものを感じて、
思わず小さな戸惑いの声をあげた。
「あっ…」
「嫌がってるのに挿れたらかわいそうだから言ってやってんのに。入院してた時に、何度も口でやってくれただろ?あんなんでいいんだぞ?」
「な…!」
チチは真っ赤になった。確かに、身動きできないくせに、怪我を痛がるくせに、若いからと2人きりだからと駄々をこねる夫に根負けして、泊り込みの看病の合間に何度も
処理をしてやったのは事実だ。でも、だけど。
「あん時はお前も嫌がってたくせにやり始めたらノリノリだったじゃねえか。流石に挿れるのは無理だからやんなかったけど、上にまたがって舐めあったり、自分で
あそこいじりながら舐めてくれたりしてさあ。よく看護婦のねーちゃんに見つかんなかったよなあ」
「わー!」
「いや、バレてたかな?そりゃそうだよな、静かにしろよって言ってんのに声出しちまっ…」
「も、もうやめてけれ!いや!忘れてけれ、そんな、そんなことっ!」
「あ、先にこっちからいじってやったほうが良かったか?言ってたもんな、ずっとそうして欲しかったんだもんな?」
慌てて体を起こして膝立ちになって逃れようとしたところを、後ろから抱きすくめられて絨毯に突っ伏した。背中の上のほうを押さえられ、後ろから身体の後ろに
割り込まれて身動きが取れなくなる。
「なんでそんな、意地悪な事いうだ!おめえなんかやっぱり悟空さじゃねえ!…ひっ!」
後ろから、パジャマの上から股座にいきなり鼻面を突っ込まれた。
「濡れてる。匂いもすげえ」
「い、いやあ」
「すげえ、いい匂いだぞ」ぐりぐりと高い鼻が襞を分けるように動いた。それが離れたかと思うと、脇から手が伸びて、戒めた手の帯の端を逃げられないように掴んで
引きずってきた。ひっぱる力と、突っ込まれる顔に板ばさみになって、腰は上へ上へと逃れようとする。高く腰を上げたところで、パジャマのズボンが下着ごと引き摺り
下ろされた。
いきなり、離れた熱い鼻面のかわりに、長くて冷たい指が伸びてそこに触れた。最初は襞の脇を挟むように、そして割れ目をなぞり、2つの穴の間を徐々に強く
往復しだす。
「ああっ!」更に腰を持ち上げて、チチは悲鳴を発した。
「ずいぶん可愛らしいのはいちまって。期待してたんだ」くつくつとおかしそうな声がした。さっき選んだのは、白くて細かいフリルと花の刺繍の入った、おろしたてのもの。
「新品なのに、もうこんなに濡れちまってるし」ぐちゅ、と襞にのめりこむ音がした。後ろの穴の周り、ほとんど初めていじられるような部分を、親指が形を確かめるように
くすぐりだした。その間にも、他の指が、熱く熟れた襞を擦り合わせ、こね回しだす。
あ、あ、あ。
体の中で、発せられない喘ぎが充満しだした。胸をじんじんと焦がすように噴出してくる。押し殺そうとした響きだったが、指がついに体内に侵入して
ざらりと内側をなめた時に、とうとう自分でも信じられないほどの淫蕩な響きになって唇から長くこぼれだしてしまった。
ファーストコンタクト <4>
しばらくの後。
「あーあ、こんなに出しちまって」
仰向けにベッドの横の絨毯に転がされたチチは、縛られた手を上に持ち上げ振るわせて、陶然と荒い息をついていた。大きくM字に開かされた脚の、太腿の辺りに、
べとべとに掌まで濡れた指が擦り付けられた。
「も、もう、おら」
なぜこんな事になっているのか、だんだんチチの思考は暗くかすんできた。いまだ覆われた視界だが、自分の目がうっとりと快楽に濁っているだろう事、もし見える
状態だとしたら怖ろしいほどに色っぽい目つきをしているだろう事はわかった。前をはだけられて、ショーツと揃いに身につけていたスリップドレスも大きくたくし上げられて、
白い乳房が荒い呼吸に上下しているのがわかる。
「潮吹く、ってんだっけ?こういうの。久しぶりだから、感じちまったか?縛られてるからいいのか?」
「やめ…!」
あとは言葉にならない。今度は、今まで何本もの指を激しく出し入れして苛んでいたのを再開するのに加えて、その上で熱く肥大して待ち構えていたところをいきなり
強く舐め上げられたからだ。
悲鳴にならない悲鳴を発しながら身を縮こまらせ、チチは腰を揺らめかせた。もう逃げようと言う気はこの時点でとうに無くなってしまっていて、頭の片隅はそれを自覚して
ひどく悔しがっていた。でも、でも。
抱えられて、今度は上半身だけ寝台にうつ伏せにさせられた。腰を確かめるようになぞる、抗えない圧力を発する手に促されて、脚が自然と大きく開き、腰は
ねだる様に高く持ち上げられた。後ろから、待ち望んでいたもので貫かれた時、ついに胸の奥底から、歓喜の叫びが漏れ出た。
「あ、いいいっ」
「こっちも、いい、ぞ、チチ」背中に突っ伏した髪はいつもより強(こわ)くて、首筋をちくちくと刺してくる。でもそれすら、快楽を強調する針の痛みの様で。
一発、軽く、白い尻が打たれた。「ほら、もっと、腰使えよっ。俺を、満足させなきゃ…」
「わ、わかっただよおっ!」叫びながら、腰を強く前後に振りだす。
必死に腰を動かす。そのたびに、襲ってくる快楽を必死で耐える。息を殺して感じる。自分を貫き満たす、この感触。もっともっとと自分の中が叫ぶのを、叱り付けて
振り飛ばすように腰を打ち振るしかない。
だけど、しばらくして、チチは気付いた。
こちらが振る動きにあわせて、うねるように、更に奥へと貫いてくる。そのあちらの動き。ふとした、動きのタイミングを合わせるための呼吸。その合間にこぼれる、自分を呼ぶ声。
懐かしい、その感触。
(悟空さ…!)
閉じられた視界で、チチの中で不意に腑に落ちた。
この声。自分を抱く腕。掌。間違いなく、これは夫だ。懐かしい、結婚して5年、この身に覚えこんだ、夫のそれではないか…!
その歓喜は、より強い快楽となって唐突に上積みされた。チチの全身が急に震えた。
びくびくと痙攣する白い片腿を持ち上げ、なお夫の動きは止まない。もう、なされるがまま、貫かれるだけ。奥底の、かつて覚えこんだいい場所をあやまたず責めあげる
速い動きに、息も絶え絶えになってチチは数度続けざまに達した。さすがにぐったりと弛緩した白い身体に気付いてか、不意に動きが緩んで、繋がったまま夫が
チチを後ろから抱えて自らも寝台に倒れこんできた。
「気持ちよさそうだなあ、チチ」
「だって」細い声で、チチはようよう答えた。夫の腕が後ろからチチの片脚を大きく高く持ち上げる。それにも構う余裕も最早ない。「激し…んだもの」
「いいカッコだな」くつくつとまた笑い声がして、耳の後ろがねろり、と舐めあげられた。「チチはHだなあ」
意地悪。そう言いたかったが、否定できない。それより、後ろからゆるゆると横たわったまま蠢く腰と、ぬるぬると秘所を出入りする熱いものの動きを一心に感じようとする。
「だって、…」
腰を応えるように蠢かせると、身体のうちで、音を立てて擦れるのが判る。その歓喜。陶酔感。ひくひくと震えて、自分の胎内が、必死に夫に吸い付こうとしているのが
わかる。戒められてすがりつけない腕のかわりに、必死に絡み付こうとしているのがわかる。その絡みつく動きそのものが、自分がそう動いている事自体が、
途方もなく、
「あ…いい…きもちい…」
とろりと熱っぽく蕩けた声に、夫が満足そうな呻きをチチの耳元で漏らした。しばらくそのようにしていたあと、不意に夫がチチの中から身体を引き抜いて、上に覆い
かぶさってきた。鼻先に、再び濡れて熱いものが突きつけられて、今度はチチは迷いなく赤い舌を伸ばす。
ファーストコンタクト <5>
「ふ、む、うぅ」
身体を反転させられて、縛られた腕の下の胸のはざまにに熱い塊をはさまれ、犯すように上下される。チチの舌は必死で舌に伸びて、先ににじんだものを
味わおうとする。以前と変らない、夫の匂いを感じようとする。舌はちろちろとしか届かないが、よりそれが夫を刺激するらしい。
「うぉ…っ」
改めて口内深くに突っ込まれて、少しむせながらもチチは激しく頭を上下させ始めた。首筋には乱れた髪が張り付いて邪魔で、自分でもひどい事になっていると思う。
こんなに乱れたのははじめての事かもしれないと思う。これまでだって、求められれば夫を喜ばせたいがためにそれに従っては来た。でも、こんなに、自分から欲して、
実際に行動しているのははじめての事かもしれない。身体の奥底から、この人が欲しい、と思う。
一人寝に泣いた400近くの夜の、どうしようもない情念が、この人を得て抑えきれない悦びに打ち震えている。
「で、出そう、だ。口んなか、出してやるから。もうちょい」
口の中で、一段それが熱くいきむ感覚がした。が、チチはびくりと唇を離した。
「…チチ?」
急に動きをやめてしまったのをいぶかしんで、夫が苛立たしげな声を出した。また、ぐい、と唇の先に押し付けられる。だが、チチは応えなかった。
「…やだ」
「なんで。ここまできて」
「…入れてけろ」すっかりと溶け去ってしまった理性の後から、やけに涼しげと言ってもいいほどに、素直な心情が唇からこぼれだした。「もっかい、おらの、中、入れて」
「なんだ。腹の上のが良かったか」
仰向けに組み敷かれた。チチは縛られた手を持ち上げて、指で、緩みかけていた眼の帯を手繰った。少しずれて、視界に、翡翠の瞳が飛び込んできた。それで、
恥ずかしさがまた襲ってきたが…最初の恐ろしさは、その目を見たものの、今度は微塵も感じなかった…もう一度、小声で言った。
「悟空さの、欲しい。ずっと、欲しかっただ。だから、おらの腹ん中、出して」
手が思いがけなくやさしい風に伸びて、眼の帯を取り去った。チチはまっすぐ、自分に覆いかぶさる人を見た。上気した頬に、鋭い目つきに、汗をはらんだ金色の髪が
張り付いていて、なんだかとても綺麗だ、と思った。
「…悟空さ」
翡翠の瞳が、一瞬なんとも言えない風にゆがんだのをチチは見た。閉じられたまぶたが、金色の眉が近づいてきて、舌が絡むのと同時に深く貫かれる。
「あんっ!」
舌が離れて、首筋を、うなじを、鎖骨を、ぴりぴりと刺激的な手が滑り、胸を柔らかく掴んだ。元から敏感に立ち上がった先端に纏いつく、花火のような快楽。
ん、とチチが背をのけぞらせて身を捩ると、夫が耐え切れないという風に、頭を打ち振った。顔の前で、金色の髪が激しく左右する。
「…チチ、チチ、…チチ!」
いつもと同じ、絶頂が近いときに漏らす、小さな呼び声。やはりこの人は、間違いもなく夫その人だ。
「会いたかった。会いたかったぞ」
「うん…!ね、悟空さ、ほどいて、これ」
「ああ!」
急いた手つきが、慌しく両手に回された帯の結び目を解いた。赤い帯に戒められていた、赤いあとのついた腕を必死に差し伸べ、首根っこにしがみつく。
抱き合う。
「ああ、悟空さっ」2人の間で、熱い胸がつぶされそうになる。こんなに、抱き合うことが気持ちいいなんて。不意に持ち上げられ、向かい合って抱き合う形になる。
下から突き上げられて、眼で会い交わして、自然と自ら脚を立てて腰を上下させ始める。金と黒の髪を振り乱して。交じり合わせて。腰を突き上げて。叩き落して。
怪しくくねらせて。その間も、必死に抱き合って、唇を求め合って。
求め合って。求め合って。求め合って。
「い、気持ちいい、いきそ、おら」
「俺も…俺も、出る」
「もぉ…だめ、きて、いっぱい…!」
空白の世界。
ファーストコンタクト <6>
寝台の上で、どれだけそのまま余韻に浸って夫の胡坐の上に座り込んでいただろう。
ぼんやりと、息子が寝つきのいいたちでよかった、と考えながらはあはあと熱い息をつき夫の頭に頭を凭せ掛けていると、薄目をあけていた視界の中で
ちかりと何かが瞬いた。
と思うと、淡い光が急速に薄れて、急に目の前が暗くなった。ぎょっとして顔を上げると、夫が荒い息の中から顔を上げた。その眼は、深い黒色。
さっきまで金色の光を放っていた髪も、すっかりもとのとおり。
「…悟空さ…」
半ば呆れて気が抜けたように、チチは名を呼んだ。
「あれ、戻ったか?オラ」
きょとんと子供のような無邪気な声で、夫が自分の頭を撫でた。なんだか今までこの人を精魂傾けて男として求めていたのが嘘のような冗談のような、妙に気恥ずかしい
気分になった。一言なんだか怒鳴りつけたくなって赤くなって口をパクパクさせていると、急に下からまた腰が蠢いてきて、白く熱い液体に満たされたチチの中を
ゆっくりかき回した。
思わず喘いで、また夫の逞しい首根っこにしがみついた。夫が笑った。
「チチのエッチ。すっごかったぞ、今日は」
「ば…おらだって、悟空さがこんな意地悪の変態だなんて思わなかっただ!」
「結構よがってたじゃねえか。いつもよりすっげえ『いい』、『いい』って思ってただろ。『もっともっと』って、すげえ聴こえてきたぞ」
「は、はあ!?」身体を思わず押しのけて、悲鳴を発した。そんな事、かろうじて言った覚えはない。「おら、そんな事言ってねえだ!」
「だって心の声だもん」けろりと夫は言ってのけた。「あ、言ってなかったっけ?なんかいつの間にか心の声読めるようになっちまってさー、読もうと思わなくても
流石にこんだけ引っ付いてたら、ってか合体してりゃ聴こえちまうもんなんだなー。便利便利」
「な…」
チチはプルプルと真っ赤になって震えた。冗談じゃない。あの金色の姿よりも、もっとまったくもって冗談じゃない!
「馬鹿ー!も、もう金輪際おらの心ん中読むの禁止だべ!悟空さなんて、悟空さなんて、もう!…」
あはは、と夫が笑って、飛び退って離れようとしたチチの身体を抱きすくめた。 「リコンなんて、嘘ばっかし。全部聴こえてんだからな。言ってみろよ、ほら」
見透かしたように笑うその顔の、黒い瞳の奥で、緑の光が意地悪っぽく煌いた。
チチはため息をついた。間違いない。この人とあの人はひとつのものだ。いや、今までもこの人の中にあったのかもしれない。それに気付いてなかっただけなのかも。
「…会いたかっただ。…愛してるだ、悟空さ」
「よしよし」
ぽんぽんと夫の手がチチの黒髪を撫でた。唇を尖らせると、そこに軽く口付けられた。また繋がったまま抱きしめられる。
その腕の力に思う。 読まれていても構わない。むしろ、読んで欲しい。
離さないで。もう、ずっと縛ってくれていていい。ずっとこの腕で自分を縛り付けていて欲しい。自分のこの腕が、どうしたって、この人を縛り付けられないとしても。
それがかなったのかどうか知らないが、夫が耳元でそっと囁いた。
「オラの気持ちも、チチに読ませられればいいのにな。どれだけ会いたかったかさ」
その声に、なんだかもう哀しかった事も、待ちくたびれた事も、突きつけられたろくでもない未来の事もどうでも良くなって、チチはくすりと笑った。
そして、確かに泣くのはいつも女ばっかりだけど、今回だけは許してあげたっていいかもしれないと思ってやることにしたのだった。
2010-05-09T14:48:07+09:00
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2010/5/5 スレ21 460氏 「チチの膣でドックンドックン!」 悟空×チチ
https://w.atwiki.jp/chi-chi/pages/73.html
パオズ山は、夜になるとどこからともなく獣の鳴く声がした。
悟空は眠っているチチの顔を見ていた。ぴっしりはえた長いまつ毛や陶器みたいにつるんとした肌をじっと見ていた。チチが寝返りを打つ。むっと匂いがした。
いつもこの匂いをかぐと、悟空のがっちりした胸の中の柔らかい心臓が、熱い鼓動を打ち始めた。
そしてチチのやわらかい割れ目へ自分のカチカチのちんぽをにゅっと差し入れ、めちゃめちゃに出し入れしたくなるのだ。
今もその衝動がやってきていた。それは下半身から波のようにあがってきては、じんじんと悟空のちんぽを持ち上げてカッチンカッチにする。
そしてこのカチカチは、なにが何でも、チチの湿った窮屈なあの穴へ頭から押し込まないことには、まず鎮まってくれないのだった。
悟空自身も、この時ばかりは、どうやってでも、自分のちんぽを、あの可愛らしい顔をしたチチの、ぱくっと割れた小さな穴へ、体重をかけて思いっきり押し込んでやりたくなった。
チチのケツの割れ目をさってみる。寝苦しそうにチチがうなってまた寝返りを打った。
見慣れたチチの顔があった。それは月明かりのせいで少しだけ大人っぽく見えた。
悟空は軽く口付ける。
二度三度と口付けているとだんだん息があがってくる。
悟空の体の中の、なんか別のものが、早くしろと急き立てるようだった。
チチの頭の後ろをがっしりと持つと、悟空の手のひらには、彼女の髪の毛の一本一本の感触があった。
悟空は小声でささやくように言った。
「起きてっかチチ」
返事を待てず唇に吸いつくと、チチが口をあけて、にゅるっと入ってくる悟空の舌を、自分の舌の熱さでむかえ入れた。
目をあけるとチチの黒目がちな瞳がまだ眠そうにトロンとこちらを見つめていた。チチの下着の中にぐっと手をいれる。恥ずかしさから可愛い抵抗をしてくる体を、
自分の硬い体で押さえつけた。悟空の指先は、粘っこい汁で濡れた。中指は簡単に飲み込まれた。抜きとると、チチが鼻から抜けるような声を出した。
この声を聞くと、胸の奥に熱い鼓動がたまっていく。そして頭のてっぺんから悟空をジンジンさせた。
「十分濡れてんなァ」
押さえつけたまま、耳元で言ってやった。チチは悟空を押しのけようともがきながら「な、な、何てこと言うだ…」と体を熱くしていたが、心の中では嫌がっていないということを、
悟空は言われなくても知っていた。あそこは触るたびに柔らかくなり、熱を持った汁が溢れて、湯気でも出てきそうだった。チチはまだ、悟空の体から逃げようと抵抗していたが、悟空がさとすように、
チチの膨れた塊をこねると、今度は甘えるように悟空へ体をすり付けた。ぬめった指が、クリ豆を押しつぶしながらさする。そのたびにチチは壊れたように甘ったるい声を上げ、何度も体を痙攣させた。
「なんかこいつ」悟空がクリ豆をゆっくりゆっくりこねた。「やる度にでっかくなってねぇか?」チチは「そんなことねえだ。そんなことねぇだよお」と、息も切れ切れに返した。
チチの甘えた声は、耳から入ってぞくぞくと全身をかけめぐった。「チチィ」悟空はチチに口付けして、お互いの舌のざらつきを感じあいながら、チチのほかほかにほぐれたあそこへ、ちんぽの先のを押し付けた。
何度か体重をかけながらぐんぐんと押し込んでいく。根本までチチの中へ入ったが、それを確かめるように、また何度もぐっぐっと突き上げた。「もう、悟空さ・・・オラ・・・」
チチの言葉が終わる前に悟空は再び口付ける。額から汗がたれた。チチも汗の玉を浮かべている。それをみて、悟空は口の端をつけあげて笑った。チチもつられて微笑んだが、
悟空が腰を使いはじめたので、少しだけ、痛みをこらえるように眉をしかめた。「痛ぇか?」チチは首を振った。悟空はチチへねだるように膣内をさすった。チチも腰を動かす。悟空の睾丸がたゆたゆしながらチチを打った。
チチの湿った膣がちんぽをぎゅうぎゅう締め付けてくる。チチは悟空の首に腕を回す。二人は抱き合って、お互いの匂いで興奮しあった。チチが「悟空さ・・・悟空さ」という度に、
悟空はからだの中がじんじんして、それをチチにも分からせるように、激しく腰を打ちつけた。チチのエッチな汁でてらてら濡れた悟空のちんぽは、柔らかい肉の間を出たり入ったりを繰り返しながら、チチの膣内を泡立てる。
「イク・・・イッちまうぞ・チチぃ」悟空はぐっと体重をかけ、奥の奥まで押し込むと、数回、大きく痙攣した
2010-05-09T07:21:23+09:00
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