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4月28日 この日は俺の幼なじみのヨシキが東京に旅立つ日。 しかし数日前から俺とヨシキは喧嘩をしていて 見送りに行きたいのに行けない・・・・ 自分の気持ちに素直になれずにいた。 喧嘩の原因は俺のマグナをヨシキが壊したからだ。 もう会えないかもしれないのに見送りにも行かない自分に 憤りを感じていたその時何処からか声が聞こえたんだ。 ーボクハ,ハシレルヨ!ー その声を辿っていくとそこには壊れたはずのマグナがあった。手紙がそえてあった。 ーごめんな。今までありがとう。ー ヨシキからの手紙だ。 壊れたマグナをヨシキが徹夜で直してくれたのだ。 涙を流す俺。 「くそ・・・・ヨシキ・・・・バカやろーーーーー!!!」 その時また声が聞こえたんだ。 ーマダマニアウヨ!!イコウ!!ー 俺はマダムに股がり駅に向かって走り出した!! (ロードオブメジャーの大切なものが流れる♪) 俺とマグナは風になる。 ガキの頃学校の帰り道ヨシキとよく来た駄菓子屋 ヨシキとエロ本を立ち読みしたコンビニ ヨシキと来た映画館 すべての思い出を通り抜け風は加速していく!! 駅につく。 そこにはヨシキがいた。 「ヨシキ!ごめん!!ありがとう!!」 ヨシキはニッコリ笑いブイサインをし旅立った。 ありがとうよ!ありがとう!と心で叫び続けていた。 桜咲く季節。 僕とヨシキとマグナは少し大人になった・・・。 終

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