Bゲブ ぴろむ。氏の考察(2008年06月21)
~動画考察:押し方~
↑以前の動画
押し引きや連携が上手くいった動画を載せましたが、ここで「上手くできた」で終わらせるのではなく、何故上手くできたのかを考えたいと思います。
まず押しですが、見ればわかるとおり、ほとんど氷→バッシュ→キルです。これが全ての基本で、これを崩す奴はゴミです。
何故これが良いのかというと、下手でもできるからです。氷を作ってしまえば止まってる相手にバッシュを打ちに行くだけです。バッシュを当ててしまえば、高火力をブチこむだけです。全部止まっている相手に対する攻撃なので、起点の氷さえ作ってしまえば、AIM力等必要ありません。
ではどうやって押している時に氷を効果的に作っていくのかを説明します。
凍らせるスキルはカレスとジャベがありますが、まずはカレスからいきます。カレスの場合は簡単で、先頭を走ってカレスを打つだけです。敵弓に粘着されようが、中級を狙われようが、ジャッジを打たれようがハイリジェを飲んで前に進んで下さい。もちろん避けられるのなら頑張って避けましょう。
重要なのは敵の足を止めることなので、トゥルー粘着されるということは、敵足を止めさせているのと同じです。氷がこれで下がってしまったら敵は粘着を止めて下がります。残ったのはトゥルーによる被ダメ損だけです。
敵にスキルを打たせる=硬直を発生させる、足を止めさせる
これを覚えておきましょう。
もう一度言いますが、前に出てカレスを打つだけです。サイドを取る余裕があるなら取った方が打った後の命中率があがります。
次にジャベです。なるべく硬直を狙いましょう。ステップ硬直やスキル硬直です。偏差打ちを狙うのは、敵が一方にしか逃げれない時だけ、またはこれ以上全体が前へ行けなくてここで硬直するだろうなと思う地点の寸前の場所で一発のみが理想です。
偏差の説明がわかりづらいという人のために詳しく書きますと、前者は最短距離で逃がさないということです。偏差が外れる条件としては、敵がこっちに一回切り返してまた敵陣へ走る以外ないわけで、外れたとしても敵は一回こっちに切り返しているわけですから自軍全体との距離は詰まります。図で説明すると
☆・・・ジャベ持ち
狙・・・ジャベ狙いポイント
●・・・敵
_______壁_________
●狙
○☆→
○○→
こういう状況の時は、バシバシ偏差を狙えということです。避けるためには
_______壁_________
←●狙
○☆→
○○→
一回切り返して
_______壁_________
●→
☆○→
○○→
また戻らないといけません。ジャベ持ちとの距離はほとんど変わっていませんが、自軍全体との距離は詰まります。
後者も図で説明しますと
○○○→ ☆ ●→ ●→ ←●
○○○→ ●→●●→ ←● ←●
○○○→ ●→ ←●
こういう時に、一番近い●にダメ元で打つというだけです。これ以上硬直を狙ってダラダラ追っていっても、もうすぐ拮抗戦場になるので、そのまま逃げられます。ただ、当たれば取り残されて一人食えるからということです。
少し高度な連携になりますが、ジャベ狙いが2人いる場合、片方は前ステップ連打で追うと良いでしょう。前ステップは敵からすれば非常に狙いやすいので、ジャベをさしてきたりサンボルで距離をとろうとしてきます。ザコ相手だとヘル打ってくる時があるので、わざと打たせます。その硬直を相方に取ってもらいます。
こういうときに何も考えていない弓がいると連携ブチ壊しになります。弓の一番大事な仕事は敵皿を粘着してとにかく詠唱妨害することだと勘違いしている人が多すぎてどうしようもないです。あんなもの片手間にやればいいし、例え片手間でも味方が何をしたいのかを汲み取ってやらなければ毒になるだけです。
ジャベを起点にする連携の中でヘルなんかは格好のエサです。ヘルは射程が短いので、積極的に当てようとするならばある程度前へ出ないといけません。こっちに連携する気があるならば
「ヘルは打たせる」
というのがとても重要なのです。ここでレイドトゥルー粘着をしてジャベチャンスを潰すのは本当にもったいないです。
もう一度動画を見てください。
大魔法を打たせる→硬直にジャベ
大魔法を打たせる→硬直にバッシュ
こういうシーンがいくつかあります。拮抗→優勢に変わる時、多くの敵はそれを察知できません。だから平気で前に出て大魔法を打ちます。こういうチャンスを全て拾っていくのが正しい連携です。これがしっかりできれば2つ3つとキルを拾っていけます。そこからは完全に優勢となり轢き殺しに入れます。
動画では大魔法を打たせて硬直にジャベ→弓も硬直をブレイズで取り即解凍というシーンがありました。あれは僕が距離を詰めていたからなんとかブレイズののけぞり中にバッシュが入りましたが、そうでなければただのブレイズ即解凍で終わっています。
ただ、弓は弓でちゃんと考えていて、硬直を取ろうとしただけまだマシです。あれが大魔法を打たせまいとするトゥルー連射だった場合はもっと悲惨ですね。敵はトゥルーを受けながら下がり、下がっていくうちに自軍がやばいことに気づきガン逃げです。貴重な1キルを逃すことになります。まだマシと言っているプレイでさえゴミなんだから、とてもじゃないけど並レベルのプレイヤーが連携を重視しながら使える職ではありません。
妨害するべきか、それともわざと打たせるべきか。後者がきちんとできる弓は見たことありませんし、僕もできません。みんな自分のことで精一杯ですからしょうがないんですけどね。
氷の作り方は以上ですが、それ以外の味方が作りやすいようにしてあげることはできます。
例えば僕は片手ですが、片手は敵の縦の視野を殺すことができます。
●
/ \
/ \
/ \
/ 氷 片手 \
こういう奥に長い視野を
●
/ \
/ 片手 \
氷
強制的に手前に押し込むことができます。視野の方向と角度は変わりません。
この最たるものがスタンプ特攻で、あれをやる一番の目的はダメージを与えることでも鈍足を与えることでもありません。視野を崩して後衛を動きやすくするためです。動きやすくするというのは、後衛の攻撃を当てやすくするのと、味方後衛に対する攻撃を制限するという意味です。
真横で敵ヲリがスタンプしてるのを見ながらカレスを避けれるプレイヤーはほとんどいません。ダメージや鈍足を撒きながら「敵の視野を集める」ためにアレをやります。
以上が押し方の一部です。長くなったし、疲れたから続きはまたいつか書きます。
SNS上コメント一部抜粋
拮抗>優勢になる瞬間をいち早く見極めれて
前に出る準備をする片手orサイド取り始める氷が神ってことですね。
最終更新:2008年11月08日 13:00