ヒーロー物で定番の燃えるシチュエーションとして挙げられるのが、“主題歌に合わせて敵に立ち向かっていく!”というのがあると思います。「これはもう負けないだろ!」と思うような燃える展開。
ビートマン(仮)の武器はまさにソレ。音楽によってテンションを上げる。音楽を操ることで、自らのテンションを操るのが彼ら最大の武器!
まるで演奏するかのように、舞うかのように、鍵盤を打つが如くに繰り出す攻撃。そしてそこから繋がるフィナーレ=必殺技! 各々が持つ昆虫精霊の擬態した楽器から放つメロディこそが真の武器。ビートマンは音楽の力、刻む命の鼓動=ビートを操り敵に立ち向かう。
対する敵は実験・研究のみをプログラムされた異星の機械生命体。地球に溢れる多種多様な生命の解明レポートを、彼らは次の実験課題に定めてしまった。人知れずさらわれる動物、鳥、植物――そして遂にターゲットは人間へ! 実験素体から作られたメカクリーチャー(ライオンの研究データを足して作ったライオンクリーチャ等)を操り、彼らは更なる研究と称した生命の侮辱・侵略行為を続ける。
命を持たず、命の尊さを理解せぬエイリアンに、ビートマンは自らの命の鼓動を武器に立ち向かうのだ!
楽器 + 昆虫がモチーフ。
・バイオリンに擬態したカブトムシが変形し大剣に、フルートに擬態したトンボが槍に!
(2010/09/22 おすぎ更新)
- ビートとは、命の鼓動。5人のビートマンの力は即ち人間の生命そのもの。そして、それを伝えていく命の繋がり。ビートマンの裏テーマは「家族」でもあります。どちらかというと、「母性」と言った方が適切かもしれません。
- ブルーは母親の為に音楽を学び続け。グリーンは母の教えを忘れません。そしてレッドは、失踪した母を探して上京していた(第1話)ことがやがて明かされる……という流れを考えています。そしてレッド母はなんと、人間サンプル1号として敵に捕らえられていて――。
- 1クールではジャブ程度(グリーンのbig mamの教え)。
- 2クール目にはブラック編 = ビートマンは擬似家族?
- 3クール目でブルー親子編決着。
- 4クールでは最終決戦&レッド母救出編。
最終更新:2010年09月22日 09:28