95薬剤学

「95薬剤学」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

95薬剤学」(2010/03/04 (木) 08:29:07) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

第95回薬剤師国家試験 薬剤学 §6-1生物薬剤学 薬物動態学的相互作用→ADMEの変化、薬理学的相互作用→薬理主作用同士の変化 セフジニル+Fe→吸収低下(これはFeだけ) ポリスチレンスルホン酸Naは高K血症に適応。 リボフラビン、ジゴキシンはGER↓で吸収↑。(理論的にユンケルとかは食後に飲むべき) バルプロ酸Na+カルバペネム系→濃度低下 リトナビル→CYP3A4阻害(併用禁忌の薬があるレベル) ジゴキシン+ベラパミル→濃度低下(2008総合演習1で出てきた問題と勘違いしないように) 塩化アンモニウム、アスコルビン酸→尿酸性化、炭酸水素ナトリウム、アセタゾラミド→尿アルカリ化 フルボキサミン+セレギリン→モノアミン(セロトニンなど)が上昇 ジゴキシンとジギトキシンならジゴキシンの方が半減期短い。(どちらもトラフでTDM) 平衡透析法を用いて薬物のタンパク結合率を測定できる。 このとき、解離定数はScatchard plot 両逆数プロットなどから求められる。(たぶん出題されるとしても問題文から読み取るべき数字は分かるようになっているはず) 水溶性の物質であっても能動拡散などによってある程度の速度で膜透過する。逆に脂溶性の物質でも非撹拌水層の影響で拡散速度は頭打ちになる。 §6-2薬物動態学 TDMでは免疫学的測定法が基本的には感度が高い。 シクロスポリンとタクロリムスは全血で測定。 ポリエステルゲルとEDTAで凝固に関与するフィブリノーゲンとCa2+除去。 フェニトイン…血清分離剤にくっつく アミノグリコシド系、キニジン…ヘパリンにくっつく アミノグリコシド系は副作用(聴覚障害)をさけるためにトラフ値を一定「以下」にする。 肝消失…プロプラノロール、フェニトインなど 腎消失…アミノグリコシド系、ジゴキシン(一部肝代謝もあり)など 腎不全では腎臓の機能全てが低下する。(糸球体ろ過量も減少) 肝血流律速…CLh=Qh リドカイン、プロプラノロール、ベラパミルなど。 肝代謝律速…CLh=CLint×fuB タンパク結合が弱い(fuB大)…テオフィリン、アンチピリン タンパク結合が強い(fuB小)…フェニトイン、トルブタミド、ワルファリン CLintそのものは薬物血中濃度や肝血流量に依存しない。 CLtot=D/AUCもお忘れずに。 §6-3物理薬剤学 ノイエスホイットニー式で定常状態の半分になるまで→ln2/kS Higuchi式に従うケースではある時刻の放出速度が、「そこまでの放出量÷時間の2倍」 平均粒子径は6/(真密度×比表面積) 比表面積は(Nを使っている場合)、吸着量×4.4くらい。 錠剤の崩壊→水分が浸漬ぬれによって錠剤に侵入する必要がある。 空隙率=1-(粉体の体積/粉体の実体積[=粉体の重量/密度]) 空隙率大→充てん性悪い、粒子径小、(一般に)流動性悪い CRH…エルダーの仮説ではお互いに反応しなければ混合物のCRHはそれぞれのCRHの積(つまりCRHが低下する) ラングミュアの吸着等温式…式の形はミカエリスメンテン式と似た感じ。分子がどのような速度で吸着するかを記述。 §6-4製剤学 HLB…大きいと親水性、小さいものだとw/o、大きいものだとo/wの乳剤を作れる。 混合物のHLBは重みつき平均。(Ex:HLB4が10gとHLB10が20gなら(4×10+10×20)/(10+20)=8となる) イオン性界面活性剤…クラフト点以上でミセル形成+溶解度大幅上昇 「非」イオン性界面活性剤…曇点以上で溶解度減少、析出 ニュートン流動→降伏値なし、塑性流動→降伏値あり(それぞれ準とか擬とかついていると直線ではなく曲線のグラフ) チキソトロピー…力をかけたときとぬいた時で流動曲線が違う。 ダイラタンシー…力をかけると粘度上昇。 PTPやSPは気密容器。 チンキ剤、酒精剤は火気厳禁(エリキシル剤はセーフ) パラメトリックリリース…バリデーションによる無菌性保証で無菌試験をせずに出荷する方法。 無菌操作法でも最終滅菌法でも滅菌操作はしている。 CMC-Naは結合剤、CMC-Caは崩壊剤…「仲良く結合悲しく崩壊」 滑沢剤は付着や圧力伝達を良くする。「勝手にタルを捨てまくる」…タルク、ステアリン酸Mg。 アンテドラッグ…作用した後はすぐに不活性化してくれる薬物。 リポソーム+PEG→ステルスリポソーム アムホテリシンB1やドキソルビシンを放り込む。 リピッドマイクロスフェア…「o/w型のエマルション」 アルプロスタジルとかを放り込む。 ジノスタチンスチマラマー…ネオカルチノスタチン+スチレンマレイン酸(肝癌適応) 溶出試験は生物学的非同等性を防ぐものであるが、生物学的同等性試験のために行う。 輸液用ゴム栓は100mL以上に適応。 質量偏差試験法ではカプセルは「中身だけ」。(JP15からそうなった) 製剤均一性試験は固形製剤なら丸剤以外なんでも。 10個で判定値を出す→だめなら30個にして判定値を出す。 溶出試験を行うなら崩壊試験はいらない。 溶出試験の適応はトローチとか座剤にはいらない。 崩壊試験の時に腸溶性製剤は第1液→第2液で異なる6つを使用する。 エンドトキシン試験をするなら発熱性物質試験法はやらなくてもいい。 エンドトキシン試験法ではカブトガニからのライセート試薬、発熱物質試験法ではウサギを用いる。 無菌試験法は最終的に培養によって確かめる。 アルコール数測定ではアルコール層の量を測定するもので残留アルコール測定ではない。 浸透圧測定は凝固点降下(沸点上昇じゃない) 不溶性異物「検査」→肉眼、不溶性微粒子「試験」→機械測定 注射→1000lx、注射(プラ容器)→10000lx、点眼→5000lx ジェットミルはジュールトムソン効果で発熱量が少ない。 流動層造粒は混合、造粒、乾燥までこなせる。 フィルムコーティングに用いられるのは「カタカナ」セルロース(結晶セルロースは違うと言うこと) エチルセルロースは重ねまくると腸溶性。(他は「フタ」が入るかセラセフェート) 通常軟膏剤は気密容器。 白色ワセリンは油脂性基剤。白色ワセリンか流動パラフィン(プラスチベース)じゃないと眼軟膏には使えない。 親水ワセリン、精製ラノリン…水相がない。加水ラノリン…水相がある。(w/o型) バニシングクリーム…o/w型 マクロゴール…水溶性。 うまく混ざらないときは基剤の一部を溶かして使うことだってできる。 製剤各論に関して。 散剤→粉末か微粒 貼付→「フィルム」と「局所がメイン」 パップ剤→「泥」 ローション剤→「微細に粉砕を均一に」 エアゾール→外用○ リニメント剤→「泥をすり込む」 芳香水剤→「精油」と「澄明」 エリキシル剤→「澄明」と「エタノール」 エキス剤→「濃縮」 酒精剤→「揮発性」と「エタノール」 チンキ剤→「生薬」と「エタノール」 トローチ剤→「口で溶かす」 眼軟膏剤→75μm 液剤→「それ以外」

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: