95衛生薬学


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第95回薬剤師国家試験
衛生薬学


§3-1食品衛生学
トリプシンはArgとLysのCOOH側を切断。「とりしおカルビあり」
キモトリプシンは芳香族アミノ酸(PheとTyrとTrp)のCOOH側を切断
RQ(呼吸商)=産生CO2/消費O2
NPRQ…タンパク質の除いた呼吸商(RQ)
☆尿中の窒素量×6.25=尿中タンパク質量(の推定)
食物繊維の目標量は1日男性20mg、女性18mg。
エネルギーに目標量とか推奨量は存在しない。
国民健康栄養調査…年1回(健康増進法により)
食塩…目標量は1日男性10g、女性8g。
大体全摂取エネルギーの30%がお米から。
食品の変質はタンパク分解が腐敗、脂質分解が変敗(酸敗)
メイラード反応は非酵素で進行する。
☆システインは分解されてメルカプタンになる。
リジンはカダベリン。他は大体元のアミノ酸と似た名前。
「おじいちゃんカビ臭い」…4つの防かび剤(オルト~、ジフェニル、イマザリル、チアベンダ~)
保存料は分子型でいた方が膜を通過できて効果が出る。
カルボキシメチルセルロース…増粘剤
酸化防止剤…BHT、BHA(-OCH3がアニソール)、没食子酸プロピル、アセスルファムK(Sもある)、スクラロース(3つのクロル)
アフラトキシンとダイオキシンは蛍光で定量。
☆中鎖脂肪酸、ジアシルグリセロールは中性脂肪の減少効果(特保)
※エコナはジアシルグリセロールを含んでいるが、発売中止の原因となったグリシドール脂肪酸エステルとはまた別のものである。
食品安全基本法…食品関係者に対する法律、JAS法…(国家試験では)表示に関する法律
リスク評価を行っているのは食品安全委員会(内閣府設置)。ちなみにADIの設定もここ。
☆HACCPは連続的に食品衛生を管理する。承認は3年ごとに更新し食品衛生管理者を置くことでその質を保証している。
腸管毒素性…コレラトキシン、腸管出血性…シガトキシン
下痢性…ジノフィストキシン、オカダ酸、麻痺性…ゴニオトキシン
ファゼオルナチン…βグルコシダーゼで毒性を発揮
タマゴテングダケ…アマトキシン「タマゴはアマい」
野菜の硝酸塩(肥料に使ってる)と魚や肉の2級アミンが反応してニトロソアミン生成。
Trp-P-1やIQは加熱で生成するもので腐敗ではない。
ジフェニルアルシン酸…井戸水のヒ素汚染
☆生物価
食事から550mg、その時の糞中排泄が100mg、なにも食べていないときの糞中排泄が50mg、
尿中排泄が20mg、何も食べていない時の尿中排泄が10mgの時、
見た目の吸収量は550-100=450だが、何も食べていなくても50mgは排泄されているので、本当に吸収されているのは550-(100-50)=500mg。
さらに吸収した500mgのうち尿中に20mg排泄されているが、何も食べていなくても10mg排泄なので体内に残った量は500-(20-10)=490mg。
よって生物価は(体内に残った量)/(吸収した量)=490/500=98%

§3-2公衆衛生学
平均寿命は年齢別死亡率から算出。
再生産年齢は15-49歳
PMIは現在約95%
乳児死亡も出生率も1%以下(10/1000以下)
妊娠周期…0-12週が初期、12-22週で中期、それ以降が後期、生後1週間までは早期新生児、4週間までは新生児、1年までは乳児。
周産期は妊娠22週から生後1週間まで。(出産の前後)
3大死因は悪性新生物(30%)、心疾患(17%)、脳血管疾患(13%)くらい。
現在男性は肺癌1位、女性は大腸癌1位。(2位以下が入れ替わりが大きく出題されるかは微妙)
受動喫煙の防止は「努力義務」
「実験」するのは介入研究。
記憶違い→情報バイアス、選択の偏り→選択バイアス
一類感染症はペスト(これは細菌)以外ウイルス。
二類感染症はジフテリア、SARS、ポリオ、結核、H5N1鳥インフルエンザ(ジフテリアと結核以外はウイルス)
新型インフルエンザ感染症…ヒトの間で感染、ヒトが抗体を持っていない
対策によってH15以降は結核の新規患者が減少(但し総数は多い)
三類感染症はO-157、赤痢、パラチフス、腸チフス、コレラ(全部細菌)
予防接種法による一類疾病とごっちゃにしないように。
B型肝炎ウイルスワクチンは遺伝子組み換えで作られている。
生ワクチンは「生でびっくりマーボードーフ」…BCG、麻疹、ポリオ、痘瘡、風疹
トキソイドは「一時の恥」…破傷風、ジフテリア
インフルエンザはRNAウイルス
表面にあるHAとNAで分類分けされる。
インフルエンザワクチンはHAに対する抗体を作らせる。
ワクチンは免疫を生体に作らせるので能動免疫
老人に使うインフルエンザワクチンは個人予防を目的にする。(他のワクチンは集団予防)
白ろう病…振動による
金属音による難聴は「高音域」から。(老人性は「低音域」から)
SiO2やアモサイトはアスベストと似ていて肺がんを誘発。
作業環境管理…周りの空気とかをどうにかする。
作業管理…作業している人が事故らないようにする。もしくは直接の防護服など。
健康管理…そのままの意味。

§3-3環境衛生学
N2Oにも温室効果がある。
オゾン層破壊の作用はCl<<Br。
フロンそのものの規制はモントリオール議定書に基づく。しかしながら、フロン類は温暖化作用を持つため、ハイドロフルオロカーボンなどは京都議定書で規制されている。
☆POPs条約
PCDDやディルドリンなど12品目。すべてにClを含む。
水質基準においてアンモニアは塩素消毒で消えるので基準値にはない。
塩素消費量は初めて残留塩素が出るところ。塩素要求量は初めて「遊離」残留塩素が出るところ。
大腸菌は自然にはいないため、し尿汚染の項目になる。検出してはならない。(存在確認はβ-グルクロニダーゼを特定酵素基質培地法で測定するが定量は必要ない)
☆ジェオスミン、2-メチルイソボルネオール、非イオン界面活性剤にも基準あり。
活性汚泥を用いるのは浮遊生物法、オキシデーションディッチ法。
生物膜法と呼ばれるのは回転円板法など3つ。
シアンはアルカリにしておいておく。(酸性だと揮発する)
NとPは海と湖、n-ヘキサンは海、Znはすべてで基準あり。
健康項目はほぼ基準を達成している。
☆BOD…20℃、5日、暗所で測定する。
アスベストは特定粉じんとして規制対象。
NOxPM法は中古車であっても対象。
気動の測定はカタ冷却力と気温で計算する。
カタ温度計は38℃→35℃になる時間を測定。
一般廃棄物より産業廃棄物の方がかなり多い。
感染性廃棄物は特別管理廃棄物として管理する。

§3-4毒性学
基本的に小胞体にシトクロムがいる。
グルクロン酸抱合→だいたいなんでも、硫酸やアセチル抱合→アミノ基、アミノ酸抱合→カルボキシ基
グルタチオン抱合は例外扱い。
アミノ酸抱合に関しては異物の方をCoAによって活性化させる。
グルクロン酸抱合は全てβ体ができあがる。
☆NAT2はイソニアジドの代謝だけではなくがんの代謝活性化に関わる。
☆src,ras→癌原遺伝子(小文字の3文字)
ベンゼン→代謝でフェノール、トルエン→馬尿酸、キシレン(ある意味メチルトルエン)→メチル馬尿酸。
トリクロロエチレン→トリクロロ酢酸
P450はNADPHから電子をもらう。
基本的にどこにでもP450はあるが、赤血球と精子にはない。
一般的にCYP1Aはベンゼン環の代謝、CYP2は多型ばっかり。
RB、APC、p53遺伝子ががんの抑制を担っている。これがおかしくなるとがんになる。
APCは大腸癌に関与しているとされる。
ジクロルボスはオクソン体で代謝活性化がいらない。(メタミドホスも同様だが日本では使えない)
HCHはγ体が殺虫効果、β体が高蓄積性。
☆農薬取締法は農薬の登録、食品衛生法においてポジティブリストが定義。
Ames試験でTA98→フレームシフト、TA100→一塩基対「100円クッパファイアー」
アスベストは細胞に直接作用するのでAmes試験は陰性。
ADIは意図的生成物に対して、TDIは非意図的生成物に対して(ダイオキシンなど)。
現在PRTR法による排出移動量はトルエンが最も多い。
生分解性…活性汚泥、生体影響…ミジンコ
タリウム中毒…プロシアンブルー、メトヘモグロビン血症…メチレンブルー
☆THC(テトラヒドロカンナビノール)
Nがないためにドラーゲンドルフ試薬には陰性。
一番代謝されやすいのはアリル位の11位炭素。
尿中未変化体を検出するのは、アンフェタミン、メタンフェタミン、フェノバルビタール、バルビタール。
フェニトロチオンの分解で発生するのはp-ニトロ-m-クレゾール。
中国でタンパク質の量をごまかすためにメラミンが使われた。構造はベンゼン環のCが3つNになって、アミノ基が3つくっついている。
メラミンはメラミン樹脂の原料として、ホルムアルデヒドと共に用いられる。