果樹3品目(るしにゃん王国)

るしにゃん王国の農耕の中でも、果樹栽培の中心となっているのはりんごとまたたびである。

りんごはよく日をあてることで糖度を上げる工夫が行われており、傾斜のある果樹園では収穫期に緑のカーペットに散りばめたルビーのような光景を見ることができるほどである。
その調理法は、生食によく適すほか、糖度の高さからジャムにはやや不向きだが、少量をメインディッシュへのアクセントとして用いることも多い。

またたびはるしにゃんの個性的な作物の一つで、薬用・猫用だけではなく、食用の品種も栽培されている。食用のまたたびは他のまたたびに比べ大きく、主流の食べ方である生食では、甘みの後に爽やかな酸味が口を洗い流してくれるだろう。

そして最近では桃の生産も盛んになっており、「トラリスも大好物なるしにゃんの桃」として、桃の株数を増やそうという動きもある。柔らかい果肉から滴る果汁に広がる柔らかな甘みは一口で心の緊張をほぐすほどであるが、効能はそれだけではない、種子の内核や花のつぼみは生薬として活用され、花や樹皮の煎汁は染料となる。
最終更新:2009年05月28日 17:45
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