リンゴ(星鋼京)

 林檎は藩国の主だった果実の一つであり、自国消費率も高く、輸出品としても高い評価を受けている。
 この林檎を特産物として品種「京玉」と命名。
 ミニ品種で、大きさは5~8cm、重さは45g程と小柄で熟しても紅くはならず、青い実で果汁も少ないが濃厚な甘みと香りが良く珍重されている。

 京玉の皮は硬く、そのままでは皮を剥かなければ食べられない。
 火を通すと甘みが増す事でも知られていて料理にもよく使用されるが、家庭のお菓子材料としても愛され、よく焼き菓子に用いられる。
 また、酒好きが多い国柄から、酒の原材料にも使用され
数年寝かした100%林檎のブランデーが人気で、高級酒として昨今人気が出てきている。
 この酒はアルコール度数が高いのに、藩国民が幼少期から一般的に嗜む為、児酒と呼ばれ愛されている。

 秋には行事として豊納際が行われる。
 数日続く祭りの最後の日には、林檎を投げあうという行事がある。
 これは、盾をもった男達が大昔の弓での打ち合いの如く投げあう面白い行事である。
 物珍しさに遠国から遊山に来るものも多い。

 今回はアップルパイとして屋台に出品しているので、是非ご賞味を。
最終更新:2009年05月28日 18:26
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