仕様を決める


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foltiaの仕様を決めます。

ディストリビューション…CentOS5

Linuxディストリビューションは RedHat Enterprise Linux 5 互換の CentOS 5.0 とします。
理由は安定性が高いこと、パッケージメンテナンスがしやすいこと、それに公式のサポート期間が長いためです。

今回のfoltia構築では各種ソフトウェアのパッケージを サードパーティリポジトリである、 ATrpms から取得することとします。
foltiaそのものはperl/PHPベースであるため、ディストリビューション環境の依存度は低いのですが、
mplayer,ffmpeg,ivtv等のマルチメディア系ソフトウェアは他に必要とするソフトが非常に多く全てコンパイルして対応するのは困難なため、可能であればバイナリパッケージを利用します。

ATrpmsはマルチメディア系のパッケージが一通りそろっているのに加え、kernel update への追従が早いことが特徴です。
ATrpmsはFedora用も提供しているので、Fedora7でも良いのですがリリースサイクルが短いので、ATrpmsのリポジトリから早々に消えてしまうことが考えられます。
(実際 古いRHEL3のリポジトリは残っているのに Fedora Core 5 のリポジトリは消滅しています)
長期に渡る安定した運用を可能にするために、CentOS5を採用とします。

その他にもCentOSを含むRedHat/Fedoraにはサードパーティリポジトリが数多くあります。
今回の構築ではできるだけサードパーティリポジトリからパッケージを取得して使うこととします。
理由はそのほうが再現性が高いからですが、各リポジトリでバージョン衝突が起こる可能性もあります。
そこで、パッケージの優先順位は以下のようにし、依存関係に問題がない限り、左側のリポジトリを優先して使うようにします。
CentOS標準(base ,extra ) > centosplus > epel > ATrpms > rpmforge(DAG)
そのために、サードパーティリポジトリは標準で使用せず、必要なときにだけ使うこととします。(enabled = 0で運用)

ビデオキャプチャカード&ドライバ…CX23416GYC-STVLP+ivtv 0.10.5

今回はキャプチャカードがCX23416GYC-STVLPを使います。
理由はデジタルチューナーからの映像信号をそのまま録画できてしまうからです。
そのため、 ivtvドライバ を使用します。ivtvはいくつかバージョンがありますが、
CentOS 5.0 が kernel 2.6.18 を使用している関係で ivtv 0.10系の ivtv 0.10.5 を採用します。

このあたりは、ぱ研の皆さんの弛まぬ努力で ivtv本家へのソース統合が行われたおかげでしょう。
少し前は kernelとivtvの依存関係でなかなかうまく動きませんでしたが、
だいぶ簡単にインストールができるようになりました。

ファイルシステム…LVM2+XFS

/boot以外の全領域をLVM2で確保し、/,/var,/usr等の各スライスをLVMから切り出して使います。
LVMはWindowsやDOSに慣れた身には概念が分かり辛いですが、
一度使って慣れてしまうとスライス設計の煩わしさから開放され、後には戻れません。
LVMを積極的に活用する趣味の範囲でのユーザー事例は多くないように思いますが、
Fedora7からはインストール時、デフォルトでLVMを使った設定になりますし、今回も積極的に使っていきたいと思います。

OS用のファイルシステムはext3でいいとして、
番組を録画する領域にはSGI起源の XFS を採用します。
MPEG2の番組録画は30分でも1Gbyteを超えてしまいます。
XFSは大きなファイルを扱う際の性能と安定性が優れているためです。

ただし、XFSはデフォルトではカーネルに組み込まれていません。
標準の extra リポジトリにあるカーネルモジュールを利用します。

※以前はXFSは非標準のCentOSPlusのカーネルを使う必要があったのですが、CentOS4.4辺りから extra リポジトリにkmod-xfsが用意されました。
 (勉強不足でした。。。すみません。)

外部チューナーコントロール…slink+自作アダプタ

今回はlinux側から外部チューナーをコントロールして、決められた時間に決められたチャネルを表示させることにします。
lircやTiraやKURO-RS等の赤外線リモコンモジュールを使って赤外線でコントロールすることが一般的ですが、
今回は簡単なハードウェア工作でlinuxマシンとチューナーとをケーブルで直結してコントロールすることにします。

ここが今回オリジナリティがある部分です。
今回使用するデジタルチューナーDST-BX300とDST-TX1には「コントロールS入力端子」というものが搭載されています。
SONY製AV機器特有の端子で、通常はSONY製TVやAVアンプについている「コントロールS出力端子」とピンケーブルでつないで使い、
機器のリモコンを個々の機器ではなく、TVやAVアンプに向けてもコントロールしてくれるようです。(実は使ったことないです。)
今回は、linuxサーバのプリンタポートに「コントロールS出力端子」と同等のハードウェアを自作して取り付け、
対応ドライバを用意してデジタルチューナを制御するようにします。
情報は S-Link Parallel Device for Linux にあり、今回はこれを使います。

なぜ実績のある赤外線送信モジュールを使わないかというと、以下の理由です。
  1. 赤外線リモコン操作はなんとなく確実性がないように思えて、不安。
  2. 電源OFF/ONを判定できないので、運用上は常時チューナーの電源を入れておく必要がある。
  3. 裏番組録画のために2台同じチューナを使うことが出来ない。
  4. USBやネットワークでのプリンタ印刷が主流となり、シリアルポート以上に無用なインターフェースとなってしまったパラレルポートを何とか活用してやりたい、
  5. 自作を伴うものの、TiraやKURO-RSよりも安いハードで実現できる。
  6. たまたま持っていたチューナーに端子があるから使ってみたい。

ハードウェア工作に心得がない方のためにアダプタの作成工程についても掲載するつもりですが、
そもそもコントロールS端子がないチューナーを所有されている方も多いでしょう。
私は赤外線送信ができるモジュールを3種類(Windows MCE用,KURO-RS,Tira)持っているので、こちらを使った場合の設定方法も検証はしてみるつもりです。

動画エンコード…ffmpeg

ivtvでキャプチャした録画番組はMPEG2で記録されますが、それをPSPや携帯電話で再生できるようにするために、エンコードが必要になります。
MPEG4/H.264エンコードの定番 ffmpeg を使用します。
今回は幅広い再生装置をサポートするようにしたいので、wiiで再生可能なFLVにも対応させたいし、
W52SやPSPで再生可能なH.264動画をさせたいので、場合によってはffmpegだけはソースインストールが必要かもしれません。
携帯電話用の動画エンコードのためには場合によっては ffmpegだけでは変換できない場合があるかもしれません。
その際には wine を使ってWindows用の「携帯動画変換君」を動作させる必要があるかもしれません。



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コメント
  • 携帯動画変換君ってffmpegのフロントエンドじゃないでしたっけ? - Koshian 2007-10-09 15:16:59
  • フロントエンドですが、ATOMヘッダなどを書き換える処理もしているんですよね。 - 管理人 2007-10-10 00:13:51
  • yum --enablerepo=epelはyum list --enablerepo=epelでは? - とりまん 2007-11-12 00:59:21
  • とりまんさん、ご指摘ありがとうございました。 - 管理人 2007-11-15 22:51:24
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