パターンは無数にあるが、プレーエリアによっていくらか類型化してみる。
1 ゴール前
2 バイタルエリア
3 サイド深い位置
4 サイド
5 味方のボランチ
6 最終ライン
2 バイタルエリア
3 サイド深い位置
4 サイド
5 味方のボランチ
6 最終ライン
大まかな見通し
2列目を突破し、最終ラインを突破
例えばフラットな442の場合、最終ラインに4人、2列目に4人が並ぶ形になる。
攻める側からすると、次の2段階で相手の防衛線を破るイメージになる。
攻める側からすると、次の2段階で相手の防衛線を破るイメージになる。
1 まず2列目を突破し、バイタルで前を向いてボールを持った状態を作る。
2 そこからスルーパスを出し、最終ラインを突破する。
2 そこからスルーパスを出し、最終ラインを突破する。
最終ラインを突破したあとは、突破したあとの対応のようになる。
中央とサイドのバランス
サイド攻撃はいきなりサイドに持ち出しても上手くいかない。
なぜなら、そのままサイドが下がって裏のスペースが潰れ、サイド詰まってしまうから。
なぜなら、そのままサイドが下がって裏のスペースが潰れ、サイド詰まってしまうから。
そこで一度中を経由する。
中で一度タメ、相手を(少なくとも相手の注意を)中に引き付けていおいて
そこからサイドに展開する。
中で一度タメ、相手を(少なくとも相手の注意を)中に引き付けていおいて
そこからサイドに展開する。
したがって中にある程度人数が必要になるが、
中に集まりすぎると、今度はサイドの人数が足りなくなる。
つまり中央とサイドのバランスが必要である。
中に集まりすぎると、今度はサイドの人数が足りなくなる。
つまり中央とサイドのバランスが必要である。
パターン
FWの高さでボールを奪って速攻
例えば、最終ラインでボールを回しているところを奪って、そのままドリブル、シュートまで。これで点を獲れれば苦労しませんが、前線から厳しくチェックに行っていればこういうチャンスもあります。
中盤から
ンチの高さで奪って、バイタルで前を向いた場合。
例えば、(1)が奪って前を向いたシーン。
ここからなら、もういろいろ狙えます。
ここからなら、もういろいろ狙えます。
(2)へスルーパスを狙ってよし。
(1)自らドリブルで持ち上がって、ミドルシュートを狙ってもよし(シュートと見せかけてこの時点で(2)へのスルーパスを狙うのももちろん良い)。
前が詰まる感じなら(3)か(4)を狙ってサイドに展開してもよし。ただし、(1)がボールを奪って前を向いた瞬間に(3)、(4)も素早く反応して動き出している必要があるだろう。
以下サイドを突破した場合のようになる。
一般にこの最終ラインの前、相手の中盤の底を抜けたあたりは「バイタルエリア」と呼ばれますが、いかに重要であるか分かります。ここで前を向いてボールを持たれたら、失点2歩手前です。