Sytrus オペレータ・モジュール


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FM合成ではオシレータは'オペレータ'と呼ばれます。これは他のオペレータをモジュレートするのに使用できるからです。このセクションのオペレータ・モジュールはSytrusのシンセシス・エンジンの中心部分で、オペレータのシェイプとピッチを設定するために使います。このモジュールは完全なアーティキュレーション・セクション(ボリューム/ピッチ/フェーズなどのマッピングとエンベロープ)をサポートしています。

オシレータ設定

Note:Sytrus1.5以降では、ハーモニクスが大幅に拡張され専用のタブに移動しました。詳しくはハーモニクス・エディタを参照してください。

シェイプ・プレビュー・ウインドウ

シェイプ・プレビュー・ウインドウはハーモニクスや他のモディファイヤで処理された後のオペレータ/オシレータ・シェイプを表示します。シェイプ・ウインドウの上には3つのスイッチがあります。左から右の順に、
  • Half - サウンドの生成にシェイプ・フェイズの最初半分のみを使います。
  • Even - シェイプの奇数フェイズは無音にされます。
  • Absolute - シェイプの値を絶対値にします(真ん中のラインより上側のみになります)。

シェイプ・モディファイヤ

モディファイヤはオペレータ・シェイプを望みにあうように調整するパラメータのセットです。モディファイヤをAlt+クリックするとデフォルトのレベルにリセットします。
  • Shape(SH) - シェイプをサイン、三角、パルスと変化させることができます(他のモディファイヤによってのこぎりや別のシェイプも実現できます)。
  • Tension(TN) - 基のオペレータ・シェイプのテンション(ディストーション)を設定します。
  • Skew(SK) - 基のオペレータ・シェイプをスキューさせることができます。
  • Sine Shaper(SN) - ある種のパッチ(ベルなど)に便利な変化を適用できます。
  • Pre-Filter(FL) - シェイプにスムージング(ローパス)フィルターを適用します。潜在的なエイリアシングによる副産物を減らすことができますが、サウンドの明るさが落ちます。
  • Noise(NS) - フィルター・シェイプにリアルタイム・ノイズを足します。プラックド・モード(豊富なスペクトラムが必要)やドラム/パーカッションに便利です。

ピッチ・オフセット&マルチプリケータ

ここでオペレータのベース・ピッチを設定できます。数字の上にカーソルを位置させてドラッグ・アップ/ダウンさせます。
  • Frequency Offset - ピッチをHz単位の絶対オフセットで調整できます。
  • Frequency Ratio - ベース・ピッチに乗算します。デフォルト値は2です。ピッチを1オクターブ上げるには2を乗算(x2, x4, x8, x16 etc.)します。1オクターブ下げるには2で割ります(x1, x0.5, x0.25 etc)。

Misc セッティング

  • Center - DCオフセット除去します。
  • Declik - ボイスのスタート時にクリックを避ける特別なフィルターを適用します(鋭いアタックを持つオペレータに便利です)。
  • B.Limit - 波形を帯域制限します。
  • Pluck - プラックド・モードはオペレータをプラックド・ストリング・シミュレーション・ユニットに変更します。このユニットは基本的に、全ハーモニクスとモディファイヤで設定された元々のスペクトラムからスタートし、このスペクトラムをオペレータのピッチ値をもつサイン波へフィルターするよう徐々に"ダンピング"がおきます。ダンピングの量はDAMPアーティキュレーション・ターゲットでコントロールします(下記のアーティキュレーション参照)。プラックド・モードのオペレータは他のオペレータでFrequencyモジュレーション(FM)できないことに注意してください。そのため、そのFMマトリックスの列はプラックド・モードがONのときは無効になります(しかしリング・モジュレーション(RM)は有効です)。
  • Phase(PHS) - ボイスのスタート時のオペレータの初期位相オフセットを設定します(次のオプションに従ってグローバルになります)。
  • Global - このオプションを有効にすると全ボイスのオペレータに"グローバル"なオフセットを使用します。(つまりオペレータの全ボイス間の位相が同期します)。
  • Volume(VOL) - オペレータのボリュームを設定します。マトリックス中のモジュレーション・レベルはオートメーションできませんが、このボリューム・プロパティはモジュレータにとって同じ効果があり、オートメーションできます。
  • Pitch Envelope/LFO Amount(PE) - このプロパティはピッチ・アーティキュレータが操作する範囲を設定します(デフォルトは12セミトーンです)。
オシレータを設定している全設定値を別のオペレータへOptionsメニューのCopy/Paste Oscillator Settingコマンドを使ってコピーできます。このメニューにはReset Oscillator Settingsもあり、オシレータのセッティングをデフォルト設定へ素早く戻すことができます。

アーティキュレーション・セクション

アーティキュレーション・セクションではエンベロープ、LFO、キーのマップ、ベロシティ、ユニゾン・モード・ボイスを規定のプロパティへ適用できます。アーティキュレーション・セクション中のエンベロープ/マッピングの全リストとその意味を知るにはエンベロープ・エディターのページを参照してください。
フィルター・モードは次のアーティキュレーション・ターゲット(コントロールできるパラメータ)をサポートしています。
  • パニング(PAN) - オペレータ出力のパニングを設定します(グラフの下辺=左パニング、グラフの上辺=右パニング)。
  • ボリューム(VOL) - オペレータ出力のボリュームを設定します(グラフの下辺=出力なし、グラフの上辺=最大出力)。
  • モジュレーション・インフルエンス(MOD) - 他のオペレータがこのオペレータへ持つことができる(モジュレータとしての)影響の量を設定します(グラフの下辺=モジュレーションなし、グラフの上辺=最大モジュレーション)。
  • ピッチ・オフセット(PITCH) - オペレータのベース・ピッチへのオフセットを設定します(グラフの下辺=-100%オフセット、グラフの上辺=+100%オフセット)。
  • フェーズ・オフセット(PHASE) - オペレータのフェーズへのオフセットを設定します(グラフの下辺=-100%オフセット、グラフの上辺=+100%オフセット)。フェーズをLFOアーティキュレーション・ユニットで変化させると、ビブラート効果が得られます。
  • プラックド・ダンピング(DAMP) - このターゲットはオペレータがプラックド・ストリング・モードがONのときのみ効果があります。このエンベロープ/マッピングはプラックド・ストリングのダンピング量をコントロールします(グラフの下辺=100%ダンピング、グラフの上辺=ダンピングなし)。
  • オシレータ・ハーモニクス・エディタ(OSC) - 豊富な機能を備えたハーモニクス・エディタと外部サンプル・アナライザーでSytrusのオペレータのオシレータを調整できます。
(訳注:オシレータ・ハーモニクス・エディタ(OSC)はアーティキュレーションのターゲットではありません)
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