Fruity Compressor


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コンプレッションは最新鋭のエンハンシングに用いられるエフェクトのなかでも最も重要なもののひとつです。キック・ドラムをよりガツンと、そしてベース・サウンドを太くしますが、あるいはそれよりもさらに重要なことは、ミックス・サウンドの音量を実際よりものすごく大きくすることです。コンプレッションは出力ボリュームをスケーリングすることでクリッピングすることなしに静かな部分の音量を大きくします。これはボリューム・ノブを自動的に調整するようなに働き、ボリューム・レベルを設定した最小値と最大値の範囲内に留めるようにします。
Fruity Compressorはピーク・リミッターを内蔵した可変ニーのコンプレッサーです。このプラグインのコントロール値は入力と出力ボリュームの関係性に結びついています。
使い所:Fruity Compressorをミキサー・トラックの各サウンドに使います。特に、ボーカル・トラックや個々のキック/パーカッション、ベース・サウンドに良く適しています。マスタリング(マスター・ミックス・トラックのコンプレッション)や複雑なミックスにコンプレッションを適用するときは代わりにFruity Multiband Compressorを使うことをお勧めします。

パラメータ

  • Threshold - コンプレッションが動き出すdBレベルを設定します。範囲は0.0から-60.0dBです。このスレッショルドは入力レベルとオーディオ素材の種類に従って調整しなければなりません。一度スレッショルド・レベルまで達するとコンプレッションがスタートされ、Ratio、Type、AttackとReleaseの設定に従って入力信号のゲインが減衰されます。
  • Ratio - 信号が一度スレッショルド・レベルに達した後で信号に適用されるコンプレッション(ゲインの減衰)量をコントロールします。範囲は0.4:1から30:1です。レシオは入力レベルと出力レベル間の差をdB単位で指定します。つまり、スレッショルド・レベルより大きい信号がどの程度圧縮されるか(もしくはレシオが1:1以下のときはどの程度拡張されるか)ということです。例えば、4:1のレシオにすると入力信号が4dB増えたとしてもスレッショルドより上の出力レベルは1dBしか増えません。
  • Gain - 圧縮された後の出力信号へ加える、または減らすゲイン量をコントロールします。範囲は30.0から-30.0dBです。このゲインはコンプレッション後の信号振幅を正規化するために調整します。またはリミッティングの量をコントロールするために調整します。
  • Attack - スレッショルド・レベルを超えた後で最大コンプレッションになるまでの時間をコントロールします。範囲は0.0から40.0ミリ秒です。速いアタックではコンプレッションはほとんど即座に最大コンプレッションとなります。遅いアタックではコンプレッションが穏やかに増していくので、速い設定と比べて信号の変化にバリエーションが多くできます。アタックは使われるオーディオ素材のタイプによって調整しなければなりません。
  • Release - レベルがスレッショルドより下に落ちたあとでコンプレッションが動作を止めるまでの時間を設定します。範囲は1から400ミリ秒です。短いリリース・タイムはコンプレッションをより柔軟にし入力信号へ適合できるようになりますが、ゲインの変化が速いために不快な音になることがあります。長いリリース時間は信号をより均一なレベルにし歪みを少なくしますが、小さい信号レベルの変化が無視されるので全体のコンプレッションを最大化することが難しくなります。
  • Type - ニー・タイプとTCRを制御します。設定可能な値は、Hard、Medium、Vintage、Soft、Hard/R、Medium/R、Vintage/R、Soft/Rです。ニーはスレッショルド上下のdBレンジを決定し、この範囲でレシオが1:1から設定したレシオへと変わります。ハード・ニーの設定ではスレッショルド・レベルに達すると即座にコンプレッションが行われますが、ソフト・ニーの設定ではこのレンジ内の信号に対してコンプレッションが徐々に適用されます。これらの値については下記のニー・タイプを参照してください。

Knee Type

アタックはコンプレッションが適用される時間をコントロールしますが、ニーはコンプレッションが適用される比率をコントロールします。Softはコンプレッション無しから最大コンプレッションまで入力レベルが増えるにつれてなだらかに増していきますが、Hardは規定の入力レベルを超えるとすぐにコンプレッション無しから最大コンプレッションへ移行します。
このプロパティが意味する実際の値は次の通りです。
  • Hard - 0 dB
  • Medium - 6 dB
  • Vintage - 7 dB
  • Soft - 15 dB

Vintageコンプレッション・タイプではクラシックなTeletronix LA2Aのような、アナログ・コンプレッサーにみられるコンプレッション・カーブをエミュレートしています。これの最も大きな違いは、スレッショルドの上へ遠ざかっていくとコンプレッション・レシオが徐々に減っていき、1:1のレシオへとゆっくりと戻っていくことです。これにより、ドラム・ビートや他のピークのような信号の音量が大きい部分はコンプレッションされずに信号の残りの部分と同じだけ通り抜けることができます。この方法で、Vintageコンプレッション・タイプは電気光学のアナログ・デザインをエミュレートすることにより、温かみと'パンチ'を大いに高めることができます。また、Vintageコンプレッション・タイプはTCRパラメータにも影響があり、リリース・タイムの調整に異なる方法を使用します。

Rの付いているタイプはTCR(Transient Controlled Release)を有効にし、特殊なアルゴリズムでリリース・タイムをリアルタイムに自動的に調整することで、急速なコンプレッションの変化を避けます。リリース・タイムは現在のリリース・パラメータの設定に関して調整されます。TCRを有効にするとある種のオーディオ素材に対しては良い効果があり、"pumping"や"breathing"を減少させるのに役立つと同時に信号の音量全体を増すことができます。


プラグイン・クレジット: Ultrafunk
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