Fruity Vocoder


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

Fruity Vocoderは幅広い調整が可能なパラメータとゼロ・レイテンシーを備えたアドバンスド・リアルタイム・ボコーダー・エフェクトです。ボコーディングの処理には変調する信号の周波数スペクトラムともうひとつの信号の周波数スペクトラムを使います。例えば人間の声でシンセサイザーのコードを変調すると、シンセサイザーが喋っているような音(SFから来たクラシックなロボット・ボイス)になります。
ボコードされる音はキャリアと呼ばれ、ボコードするのに使う音はモジュレータと呼ばれます。クラシックな例では声をモジュレータ、シンセサイザーをキャリアとして、喋るシンセサイザーの効果を作り出しています。
ボコーダーはモジュレータの周波数バンドのレベルを検出し、それを基にキャリアをフィルタリングするように作用します。このようにしてキャリアはモジュレータ・サウンドの特徴を帯びることになります。
ボコーダー・プラグインでは、デフォルトでは左チャンネルがモジュレータとして、右チャンネルがキャリアとされています(つまりボコーダーはモノラル・サウンドしか扱えません)。チャンネルへの割り当てはMIXセクションで変えられます。組み合わせを作る方法は数多くあり、例えば、パンを使う、片チャンネルをミュートする、Fruity Sendを使う、インサート・トラック・チェイニング(FL Studio Producer Editionのみ)などがあります。ボコーダーのビデオ・チュートリアルがFL Studioのウェブ・サイトで見られます。

早見表 喋るシンセサイザー
キャリア (ボコードされる音)ex.シンセの音 →(R)右チャンネル
モジュレータ (ボコードする音)ex.声 →(L)左チャンネル

パラメータ

FREQ セクション

  • Min/Max - このノブはボコーダーで処理される周波数レンジを設定します。モジュレータ音に存在しない周波数領域をハイカット/ローカットし、少ない帯域幅で高い品質を得るのに役立ちます。
  • Scale - 周波数のスケールを調整できます(線形または対数)。このプロパティの最適値はモジュレータ音のタイプ(声、楽器、ノイズなど)により変わります。
  • Invert(INV) - このスイッチはモジュレータ周波数を反転させます。
  • Bandwidth(BW) - このノブはキャリア音のフィルターに使われるバンドパス・フィルターのバンド幅を設定します。バンドを広くするにつれてよりソフトなサウンドになると考えられます。最適値は元の音により変わります。

ENV セクション

エンベロープ・フォロワーのアタックとディレイを設定します。これはモジュレータ音の中に持ち込んだ周波数バンドのエンベロープのフェードイン/アウトの時間です。
  • Attack - フェードインの時間を設定します。
  • Decay - フェードアウトの時間を設定します。

MIX セクション

最終結果に元の音のキャリアとモジュレータをミックスすることができます(スライダーを使います)。または左(モジュレータ)か右(キャリア)チャンネルをソロにできます(LCDスイッチをクリック)。
上部のLとRのラベルをクリックすると、左右のチャンネルの割り当てを入れ替えることができます(モジュレータが左でキャリアが右、またはその逆にするかを決めます)。

Bands Display

バンドとそのボリューム・レベルと再生している音を表示します。この中のスライダーをドラッグ・アップ/ダウンするとバンドごとにボリュームを調整できます。
  • HOLD - このスイッチをクリックすると現在のバンド・レベルを保持します(つまりボコーダーのバンド・ボリューム検出を停止します)。このスイッチはオートメーションできます。
  • Bands - ボコーディングに使用するバンドを4から128の範囲で選択できます。バンドが増えると出力の品質は向上しますが(ある種の特別な効果を狙っているのでなければ)、プロセッサ・パワーをより消費します。また注意点としては市場のFFTベースのボコーダー(通常256,512以上のバンドを使う)とは異なり、Fruity Vocoderはより正確な検出システムを用いているので、一般的に言ってより少ないバンドでもより良い結果をえることができます(さらにFFTボコーダーとは違ってゼロ・レイテンシーです!)。
  • Filter - フィルターのオーダーを設定できます。大きいオーダーにするほど周波数バンドのエッジがより急勾配になります。


プラグイン・クレジット: Didier Dambrin
|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|
添付ファイル