Fruity Slicer


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Fruity Slicerはビート検出アルゴリズムにより波形ファイルを断片にスライスしそれぞれの断片を独立にピアノロールやコントローラーから再生できるようにします。波形ファイルがスライス/リージョン・データを含んでいるときはそれが自動的にビート検出アルゴリズムの代わりに使われます。Fruity Slicerは再生、スライスの並び替え、ドラム・ループに最適化されたタイム・ストレッチング能力を提供します。ビデオ・チュートリアルがFL Studioのウェブサイトで利用できます。
上側(スライス・プロパティ)と下側(スライス・プレビュー)のウインドウを左&右クリックすると下記で説明する機能へアクセスできます。スライスのさらなるコントロールのために、スライス・プロパティ・ウインドウを左クリックしてサンプラー・チャンネルや他のwav互換の場所へドラッグできます。スライスのルート・ノートでスライサーのピアノロールの占める場所を設定します。これにより以前にSlicerを使って構築したピアノロールのパターンを再使用(他のスライス・ノート情報を削除したあとに)できるようになります。

機能ボタン

  • BPM/BEATS コントロール - 元ループのテンポ(スピード)とビートの数(長さ)を設定します。これらの設定はループにこの情報が埋め込まれていたときには自動で正しい値に設定され、さもなければSlicerはループのテンポと長さを推定しようとします(ループが長くなると検出精度は落ちます)。
  • Open sliced beat groove ボタン - BeatSlicer/BeatCreatorで作成したグルーブ・ファイル(*.ZGR)をインポートできます。グルーブ・ファイルはサンプル・データを含んでいないので、Fruity Slicerが該当する波形ファイルを見つけることができなかったときにはサンプルの場所の指定も必要になります。
  • Open and slice a sample ボタン -
 Load sample - サンプル・ファイル(*.WAV, Recycle *.REX/*.RCY/*.RX2 等)を開き自動的にスライスします。
 Save original sample - スライス情報のない元のサンプルを保存します。
 Save processed sample - スライス情報のあるサンプルを保存します。
  • Open beat slicerボタン - 読み込まれたループをスライスするのに使われる方法を選択できます。
 Use Sample Built-In Slicing - サンプルから読み込まれたスライス(もしあれば)を使います。これはループが適切にスライスされている場合には最適なオプションでえす。
 Dull / Medium / Sharp Auto-slicing - この3つのオプションは3種類の既定値スライス閾値としてループを自動スライスします(下記thresholdノブの説明を参照)。実行されるスライスはそれぞれ荒い/標準/細かいとなります。
 1/6,1/4,1/3 beat ... Beat - サンプルは内容にかかわらずビート・クウォンタイズされたスライスに分割されます(つまりスライスの自動検出は行われません)。
 No Slicing - ループ全体を単一のスライスとして扱います。
 Zero cross check slices - スライスを再生したときにクリック/ポップの副産物が聞こえたときは、上のいずれかのオプションでループをスライスしたあとにこのオプションを呼びます。これはスライス・マーカーを直近のゼロをまたぐ場所にスナップします。
  • Edit
 Open in Edison - 現在のスライスをEdison(統合されたエディタ)へ送ります。
 Open BeatSlicer - 現在のスライスとグルーブ・ファイル(もし適用できるなら)をレジストされたビート・スライサー(BeatSlicer or BeatCreator)へ送りさらなるスライスの編集と改善します。ビート・スライサーで新たにグルーブ・ファイルをエクスポートした後はグルーブをジェネレータに再読み込みする必要があります。
  • Stretching method - 下記の全てのストレッチング・メソッドはスライス・プロパティ・ウインドウの右にあるピッチ(PS)とストレッチ(TS)スライダーで細かく調整可能です。
 Fill gaps - これはFL7以前のFruity Slicerで使われていた元々のビートスライサー・アルゴリズムの標準モード(A)です。
 Altenate fill gaps - これはFL7以前のFruity Slicerで使われていた別のビートスライサー・アルゴリズムの標準モード(B)です。
 Pro default - このデフォルトのモードは幅広い入力信号で動作するように設計されています。
 Pro transient - ある種類のサウンドではトランジェントがサウンド全体にとって重要となります(例えばパーカッションなど)。このモードでは入力信号中のトランジェントを維持しようと試みます。
 Transient - これは低CPU使用率のトランジェント維持するストレッチ方法で、FL7以前のFruity SlicerのエラスティックモードCに該当します。
 Tonal - トーナル(ピッチド)部分に強い重点がある入力信号に対して高い品質を提供する方法で、FL7以前のFruity SlicerのモードDと同等です。
 Monophonic - モノフォニックの入力信号(ボーカルやソロ楽器)に特化しておりこの種の信号に対して最も良い結果が得られます。トーナル品質はフォルマント・プリザベーション(フォルマントについては下のセクションを参照)により達成されます。
 Speech - このモードはスピーチに最適化されています(歌声にはMonophonicモードを使ってください)。
  • View
 Spectrum - スライス・ディスプレイを'周波数スペクトラム'モードへ変更します。
  • Dump beat to piano roll ボタン - ビートをピアノロールへダンプできます。ノートのシーケンスを書くことによって(各ノートは一つのスライスに該当)。クリックすると利用できる'ダンプ'プリセットのリストが表示されます。
 Normal - ノートをビート長と合わせて書きます(現在のテンポに調整されます)。
 Reverse - Normalと同様ですが、シーケンスが逆転されます(各個別のスライスは前方向に再生されます)。
 Random - ループのグルーブと長さは維持させたまま各スライスをランダムな位置に配置します。このオプションが選択されるたびにシーケンスは異なります。
 Flatten(groove) - ループのグルーブは維持されますが(スライス位置)、全てのスライス位置で先頭のスライスが再生されます。
 Shift Up/Shift Down - グルーブは維持されますが全てのスライスが1スライス分シフト・アップ/ダウンされます。
 Quantize/Swing - Normalと同様ですが、タイミングが調整されます(クウォンタイズとスイング)。
 Accentuate Beat - 各ビート(拍)の最初のスライスに高いベロシティが割り当てられます。
 Pitch Up Beat - 奇数ビート(1sr, 3rd etc)に属する全図ライスを高いピッチに割り当てます。
 Widen Stereo - ミディアム左パニングとミディアム右パニングを交互のスライスにパニングします。
 Crazy - パン、ピッチ、ベロシティをランダムに選びます(値は毎回か異なります)。
 Stutter(half)/Stutter(quarter) - 各スライスは2個(half)または4個(quarter)の断片に分割され"stuttering"(吃音)効果を作ります。
 Original Length - ループの元々のスピードに合致するようにピアノロールへスライスをダンプします(現在のテンポで)。
  • Auto Dump スイッチ - 有効にすると、Fruity Slicerはループを読み込んだ後やテンポ/長さを調整した後に、スライスしたビートを自動的にダンプします。
  • Auto-fit スイッチ - 有効にすると、読み込んだループは読み込み時に現在のプロジェクトのテンポに会うように調整されます。
  • Pitch Shift スライダー(PS) - 全スライスのピッチを上下(中央が元々のピッチ)に変化(+/-12セミトーンの範囲)させます。
  • Time Stretch スライダー(TS) - 全スライスをピッチを保ちながらタイムストレッチ(+/-400%)します(中央が元々の長さ)。ギャップを埋めるのに使ってください。
  • DeClick - 極短いフェードイン/アウトをスライスに適用します(クリック/ポップを除去するため)。
  • Attack スライダー(ATT) - スライスにフェードイン効果を適用します。スライダーを下限にするとエフェクトはOFFになります。
  • Decay スライダー(DEC) - スライスにフェードアウト効果を適用します。スライダーを下限にするとエフェクトはOFFになります。
  • Animate - 現在再生しているスライスの視覚的合図を表示します。
  • Play to End - 有効にすると各スライスはループの終わりまで再生されます。

スライス・プレビュー

サンプルと生成/インポートされたグルーブを表示します(各スライスは縦の赤い線で他と分けられています)。マウスをこのエリアのスライス上に置くと、FL Studioのヒント・パネルにピアノロールとステップ・シーケンサーでトリガーするのに該当するノートを表示します。スライスを左クリックするとスライス・プロパティ表示に選択したスライスが表示され、右クリックするとスライス選択して視聴します。

スライス・プロパティ

スライス・プレビューの上にあり選択したスライスとそのプロパティが表示されます。
  • 右クリックしてスライスの分割、削除、コピーをします。
  • 左クリックして視聴します。左クリックしてドラッグしてFruity Slicerのスライスを他のチャンネルやWAV互換のプラグインへドロップします。表示するスライスを変更するにはスライス・プロパティの下にあるスライス・プレビューで該当するスライスを左クリックします。
  • REV(Reverse) - 左クリックするとスライスの再生を反転させます。
  • Slice Name - 左クリックするとリネームか既定の名前のメニューから選択できます。
  • Root Note - 左クリックするとルート・ノートを再定義するメニューが開きます。または'Last hit key'を設定すると最後にヒットしたMIDIキーが各スライスに割り当てられます。

スライス・スレッショルド

Auto LowとAuto Highノブ(インターフェースの下辺にある)は読み込まれたループのオート・スライス(スライス検出)時のlowとhighスレッショルドを決めます。これらのオプションを調整すると以前の設定はキャンセルされ(例えばビルトイン・スライスを使うか1/2ビート毎のスライスを使うかといった設定等)、そしてこのノブに基づいたスレッショルドでのオート・スライスに切り替えられることに注意してください。

Notes&Tips

  • (正しくスライスされた)読み込まれたループのテンポは自動的に曲のテンポに調整されます。
  • ループ中のいずれのスライスもピアノロールからアクセスできるので、ループのリアレンジが容易にできます。
  • ピアノロールでループに各スライスごとにエフェクト(ピッチ、ボリューム等)が適用できます。
  • スライシングについてえり好みするようにしてください。スライス・マーカーが完璧に位置できない、もしくはスライス・マーカーが得られないときには、遠慮せずにBeatSlicerでループを開くボタンを押してBeatSlicer/BeatCreatorでスライス・マーカーを細かく調整してください。小さな努力をする価値があると保証します。


プラグイン・クレジット: Didier Dambrin(Slicer plugin), Peter Segerdahl(BeatSlicer engine)
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