用語集

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……真っ白な世界…… その中心に一人の女の子がいた。 涙…… キミはどうして泣いているの? 僕はその手を伸ばそうとした。 しかし体が鉛のように重く言う事を聞かない。 ……… いや、これは…… 「ハァ……ハァ……ハァ……」 俺は追われている。何に?決まっている。アレだ。 ほとんど毎日のように追いかけてくるアレは。自分にとって恐怖より怖い存在だ。 「やばいやばいやばいやばいやばい!」 あと数十メートルでそいつから逃げ切ることができる……よし!勝った。俺は時間との勝負に勝ったのだ! 「遅くなりまし―――」 教室のドアを勢いよく開ける。その瞬間、視界に白いものが飛んでくる。 「うわぁっ」 思わず変な体制にのけぞって廊下に転がり出てしまう。 「遅刻だ。栗原」 どうやらこのクラスの担任である森永佐枝子が投げたチョークが自分のおでこにあたったようだ。 「いってて、なにするんですか」 起き上がりながら、僕はおでこをさする。 「また遅刻だ」 いつものごとく、ぶっきらぼうに言い放つ。 「今のはセーフでしたよ!」 一気に被告人のような扱いとなった僕の名は、栗原和樹である。 「うるさいチャイムが鳴ったらそこで遅刻だ」 「チャイムまだ鳴り終わってませんでしたよ」 「チャイムが鳴り始めたらアウトだ」 「けど―――」 「それ以上言うとヤるぞ」 ヤるって何を?とにかく目が座っていたので、いろんな意味での身の危険を感じた僕はしぶしぶあきらめる。 「相変わらず固いなあ」 「なに?欠席にしてほしいですってか?」 「そんなこといってないですよ!」 まったく、あの教師に掛かったらそのうちただの遅刻が退学になるかもしれない。 自分の席に着き、そんな不満を隣に座っている女の子に矛先を変える。 肩ぐらいまで髪が伸びた茶髪の女の子、客観的にみればかわいいほう……なのかも知れないが、どうでもいいことだ。 「なんで起してくれなかったんだよ」 「えー、私、起したよ」 「俺が起きなかったら意味ないだろ」 「何度起しても一樹が起きなかったんでしょ」 そう言っていたずらっぽく舌を出す彼女は、幼馴染である栗原友香だ。 たしかに今日の朝は、友香に何度も起してもらったのだが、そのままニ度寝、三度寝としてしまったので、ついには友香に見放され、遅刻したのだ。 「だから、俺がちゃんと起きないと意味ないだろ」 「そこぉ、楽しそうだな、何ならそのまま二人仲良く早退にしてやってもいいんだぞ、むしろ九州ぐらいまで飛ばしてやろうか」 どうやって飛ばすつもりなんだ。 『いえ、遠慮します……』 二人して丁寧に断った。 HRが終わり休み時間になる。 すると後ろから肩をつかまれ和樹は振り返る。と同時に頬に指がめりこむ、 「ふっ、かかったな」 これはどう反応すればいいんだ? 「よう、相変わらずまた派手な遅刻の仕方をしたな」 皮肉を込めて話しかけてくるのは悪友である脇岡進二である。 成績優秀なくせに何かと悪いことをして、先生たちに目をつけられている。 「そんなに遅刻が好きか」 「好きで遅刻してるわけじゃねーよ」 「遅刻するやつはそう言うんだよ」 反論しようとするが正論なのでなにも返せなくなりついふてくされてしまう。 「まぁそう怒るなって」 「別に怒ってなんかねぇよ」 「せっかく親友が心配してやってるのに、あぁ、悲しいことだ」 全く感情がこもっていない言い方である。 「っと、さらに悲しいことが増えたぜ」 進二のアゴが示す先にはクラス委員の中園麗子の姿があった、どうやらこっちに向かっているようだ。 「じゃ、俺は退散するか」 さっさと逃げる進二、クラス委員長からも目をつけられているからあまり顔をあわせたくないようだ。 「あ、ちょ、まてよ」 「待つのはあんたよ、今日が何度目の遅刻かわかってるの?いっぺん頭んなか割って脳ミソ診てあげようか」 キツイ口調が飛んでくる。佐枝子先生よりかはいくらかましだが、それでもキツイ言い方である。 「あんた、今週何度目の遅刻かわかってるの?」 金髪の縦ロールが自分の前に腕を組んで立っていた。 「うるさいなぁ、お前には関係ないだろ、それにあれは遅刻じゃねーよ」 「関係ないわけないでしょ、私はこのクラスの委員長よ、クラスの風紀を乱す人間を正すのが私の仕事」 「んなこといわれてもなぁ……」 「とにかく!明日から遅刻しないように」 「はいはい、わかったよ」 朝からうるさいのはイヤなので、適当に受け流して終わらそうとする。 しかし委員長はまだしつこく言ってくる。 「本当にわかってるの?それとあんた、まだ進路希望のプリント書いてないでしょ」 さらにややこしくなってきたぞ。 「あのプリントも、もうとっくに提出期限を過ぎているのよ、出してないのあんただけなんだからね」 「わかったわかった、出すから」 「絶対よ!」 そう最後に言い残して委員長は自分の席に戻っていった。
&bold(){用語集} &bold(){(^ω^)} 伝説の宇宙麻雀使いである、彼の打ち筋を見れば誰もが(^ω^)の精神構造とチートの存在を疑ってしまうだろう。 一般常識ではありえないほど高い手を狙うのが得意で、 その運と相まって役満を和了った回数は歴代一位に輝く(役満うpなのです参照)。 &bold(){NK} nice kanの略。 テレビ神奈川で2007年9月18日に放送予定だったアニメ「School Days」の最終回の代わり差し替えられた動画で有名になった、 nice boatをもじったもの。 暗カン、大明カンをした人を囃し立てるのに使われる。 関連単語 王子 &bold(){宇宙麻雀[utyu-mahjong]} すたじおみりすから発売された18禁麻雀ゲーム、「いただきじゃんがりあん」の麻雀ルール。 立直後に明槓、フリテンロン、役無しロン等が可能だったりとカオス仕様。詳しくはwikipedia参照。 vip部屋では、よく鳴きまくる打ち手や理解不能の打牌をする打ち手につけられる愛称である。 愛称であって、決して蔑称ではないのがvip quality。 関連単語 げふ 王子 NK &bold(){おいう[oiu]} vip部屋に入室した時に最初にする挨拶。 一般部屋における、ノ、やぁ、こんにちは。 打ち込み易さと親しみ易さから住民に定着した。 入室しておいうと言われたら、おいう、おいs等で返してあげよう。 一般部屋では通じないので注意。 関連単語 おいs &bold(){王子[oji]} 無理鳴きに定評がある、宇宙麻雀の打ち手の一人であるKURAUDOの愛称。固定キャラ、大石。 カンを持ち味にしており、役が無くなっても果敢に大明カンしていく。 トイツ王子の異名を持つ土田プロが由来?安藤満の亜空間殺法を彷彿とさせることも。 彼がカンをしたら、ナイスカン、nice kan、NK等と発言して囃し立てよう。 関連単語 宇宙麻雀、NK、亜空間 &bold(){げふ[geffu]} 意味不明な打ち筋をして宇宙麻雀と称される打ち手の一人。固定キャラ、圭一。 vip部屋のアイドル的存在。 どんなに理解できない打牌があっても、げふだからしょうがない。 名前の由来は、gettu→geffu→げっふ→げふらしい。 ネットラジオも放送している。 関連単語 宇宙麻雀 王子 &bold(){プロの方ですか?[puronokatadesuka?]} vip部屋ですごく高い手や珍しい手を和了ったときのほめ言葉。 元は一般部屋に一人でいた変な圭一のセリフ。 すごぉぉぉぉい!と併用して使われることが多い。 関連単語 すごぉぉぉぉい! &bold(){ぽしー[poshi-]} vip光速部屋で一時期流行ったあいさつ。 「おいすー」のタイプミスで、右手をキーボード一文字分ずらすと「ぽしー」となる。 ちょっとそれぐらい確認できないのかよ、と思う方もいるかもしれないが 光速をマウスで打つ合間にキーボードを叩く右手の動きを想像してみればなんら不思議なことではない。 関連単語 おいすー

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