「胸膜」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

胸膜」(2009/08/12 (水) 06:15:52) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*肺化膿症=肺膿瘍 #image(http://www.ctv.co.jp/realtime/life/2008/12/1202/images/06.jpg,http://www.ctv.co.jp/realtime/life/2008/12/1202/images/06.jpg) ▲主に“嫌気性菌(けんきせいきん)”などの細菌が、 肺の中で増殖して炎症を起こし、 膿(うみ)がたまる病気です #image(http://www.ctv.co.jp/realtime/life/2008/12/1202/images/07.jpg,http://www.ctv.co.jp/realtime/life/2008/12/1202/images/07.jpg) ▲嫌気性菌 (1) Klebsiella pneumoniae (2) Staphylococcus aureus (5) Bacteroides fragilis *膿胸 胸腔内に溜まったもので分ける 空気(気胸) 液体(胸膜炎) 膿(膿胸) 膿胸は壁側胸膜と臓側胸膜の間に膿が貯留したものです.肺化膿症と肺膿瘍は同じで,肺実質の中に膿が貯留したものです.よって,膿胸と肺膿瘍(肺化膿症)は全く異なるものです. ニボーはどちらでも形成される可能性があります.ニボーはある空間に液体と気体が存在するときにできます. 膿胸では,胸壁または肺表面の破綻により空気流入が起こり(これを有瘻性膿胸といいます)膿胸腔に膿と空気が混在してニボーとなります. 肺化膿では壊死性の肺炎により肺組織が破壊されて腫瘍を形成し,膿の一部が気管支から排泄され(肺化膿症の時の3層形成性の喀痰となります)膿瘍腔に空気と膿が存在するようになりニボーを形成します.以上のようですので,同じニボーでも存在する部位が異なります.可能性としては肺化膿症と膿胸が同時に存在することもあります.例えば,壊死性の肺炎から肺化膿症となり,さらに炎症が拡大して,あるいは,肺膿瘍が胸腔に穿破して膿胸となる場合があります. 術後合併症 |術直後|無気肺 肺水腫 肺胞低換気 嚥下性肺炎| |数日後|肺化膿症| |1w後|気管支瘻 膿胸|
*肺化膿症=肺膿瘍 #image(http://www.ctv.co.jp/realtime/life/2008/12/1202/images/06.jpg,http://www.ctv.co.jp/realtime/life/2008/12/1202/images/06.jpg) ▲主に“嫌気性菌(けんきせいきん)”などの細菌が、 肺の中で増殖して炎症を起こし、 膿(うみ)がたまる病気です #image(http://www.ctv.co.jp/realtime/life/2008/12/1202/images/07.jpg,http://www.ctv.co.jp/realtime/life/2008/12/1202/images/07.jpg) ▲嫌気性菌 (1) Klebsiella pneumoniae (2) Staphylococcus aureus (5) Bacteroides fragilis 空洞切開術―肺化膿症 *膿胸 肺剥皮術―膿胸 胸腔内に溜まったもので分ける 空気(気胸) 液体(胸膜炎) 膿(膿胸) 膿胸は壁側胸膜と臓側胸膜の間に膿が貯留したものです.肺化膿症と肺膿瘍は同じで,肺実質の中に膿が貯留したものです.よって,膿胸と肺膿瘍(肺化膿症)は全く異なるものです. ニボーはどちらでも形成される可能性があります.ニボーはある空間に液体と気体が存在するときにできます. 膿胸では,胸壁または肺表面の破綻により空気流入が起こり(これを有瘻性膿胸といいます)膿胸腔に膿と空気が混在してニボーとなります. 肺化膿では壊死性の肺炎により肺組織が破壊されて腫瘍を形成し,膿の一部が気管支から排泄され(肺化膿症の時の3層形成性の喀痰となります)膿瘍腔に空気と膿が存在するようになりニボーを形成します.以上のようですので,同じニボーでも存在する部位が異なります.可能性としては肺化膿症と膿胸が同時に存在することもあります.例えば,壊死性の肺炎から肺化膿症となり,さらに炎症が拡大して,あるいは,肺膿瘍が胸腔に穿破して膿胸となる場合があります. 術後合併症 |術直後|無気肺 肺水腫 肺胞低換気 嚥下性肺炎| |数日後|肺化膿症| |1w後|気管支瘻 膿胸|

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: