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眼窩を構成する骨 「前の市長は上等だ 後悔の涙が頬を伝う」 (前頭骨、篩骨、蝶形骨、上顎骨、口蓋骨、涙骨、頬骨) 眼窩を構成する骨は7種類(篩骨,蝶形骨,口蓋骨,上顎骨,頬骨,前頭骨,涙骨)であ る。記憶法:市(篩)長(蝶),公害(口蓋)の状(上顎)況(頬)を前(前頭)に涙(涙)。 *網膜色素変性症 AR? 暗順応の低下 輪状暗点 求心性視野狭窄 眼球電図(EOG) 夜盲と精神薄弱がある。眼底に網膜色素変性症→Laurence-Moon-Biedl症候群 網膜芽細胞腫―超音波検査 サルコイドーシス―前房隅角検査 自覚している暗点を実性暗点、自覚していないが検査で検出される暗点を虚性暗点 網膜色素変性症―アダプトメーター 硝子体混濁―検影法 脈なし病―眼底血圧測定(ophthalmodynamometry) *緑内障 トノグラフィー 眼底写真 #image(http://medical.itp.ne.jp/sickness/dic/org_img/16-me/kantou085.jpg,http://medical.itp.ne.jp/sickness/dic/org_img/16-me/kantou085.jpg) 視野 #image(http://www.nk-inouye-eye.jp/eye/images/sub1_3/image2.gif,width=400,height=200,http://www.nk-inouye-eye.jp/eye/images/sub1_3/image2.gif) Mariotte盲点拡大←虚性暗点 NasalStep鼻側階段 視野障害は傍中心暗点→Bierrum暗点→Ronne鼻側階段 神経線維の消失は眼底検査での視神経乳頭の変化としてとらえられ、C/D比が正常より大きく上昇します。 発開放隅角緑内障では、初期には視神経乳頭の上下から出る弓状神経線維が障害され、神経線維束欠損型視野欠損を生じる。 ***治療 プロスタグランディン関連薬点眼 開放隅角緑内障 **血管新生緑内障 血管新生緑内障をきたす疾患 ①網膜中心静脈閉塞症、②増殖糖尿病網膜症、③内頚動脈狭窄症 ●増殖糖尿病網膜症:網膜全体の毛細血管が閉塞して虚血状態に至り、最終的に血管新生緑内障をきたす。 ●内頚動脈狭窄症:突然、眼循環系の最も中枢から虚血になるため増殖糖尿病緑内障や網膜中心静脈閉塞症と異なり、眼底に大きな変化がなく、血管新生緑内障をきたす。 ●網膜中心静脈閉塞症に代表される網膜血管閉塞症や糖尿病網膜症などで結膜が酸欠状態に陥って血管新生が生じます。これが隅角に発生すると繊維柱帯に繊維性膜ができあがり房水の流出を阻害し眼圧が上昇します。 *傾斜乳頭症候群 視神経乳頭の一部が隆起して、同時に鼻下側が後方に変位した、卵型の視神経乳頭を呈している先天的な軽い奇形性の疾患です。 多くは、乳頭の下鼻側網膜にコーヌスと呼ばれる三日月状の萎縮があり、血管が通常の放射状に視神経から網膜から網膜に広がるのではなくて、耳側に向かうべき血管が眼底で一度は鼻側に出てから逆方向の耳側に走るような形を示します。 強い近視ないし中くらいの斜乱視があることが多いとされています。 形がゆがんだ乳頭が視野の欠損を示す うっ血乳頭との判断が難しい *中心性漿液性脈絡網膜症 眼底 #image(http://www.kumagan.jp/image/eye_photo_02.jpg,http://www.kumagan.jp/image/eye_photo_02.jpg) 蛍光眼底造影 造影剤漏出 #image(http://www.kumagan.jp/image/eye_photo_01.jpg,http://www.kumagan.jp/image/eye_photo_02.jpg) 経過観察→ レーザー凝固←中心窩から離れている場合 **ピット黄班症候群 視神経乳頭小窩(乳頭ピット)と言うのは視神経乳頭に先天性で深い不自然な窪みの有る状態です。そのような乳頭小窩を持つ患者さんの網膜に中心性漿液性網脈絡膜症のような漿液性で非裂孔原性の網膜の剥離を見ることが有ります。 永続的な黄斑障害があるなら、3月は様子を見ます。自然の網膜復位が得られたら、光凝固治療をしても良いです。もし復位が得られないならば、ベッドでの安静と半圧迫眼帯を2日行って、引き続き網膜光凝固を行ってから2月様子を見ます。それでも剥離が残るならば、眼内ガス注入の後で光凝固を加えることができます。それでも復位が得られないならば、硝子体切除後に空気ガス置換を行って、更に光凝固を加えるのが推奨されるなどと記載されています。 *麦粒腫と霰粒腫 麦粒腫 痛みあり 細菌 抗菌剤点眼 霰粒腫 痛み無し 大きいなら切開摘出 小さいなら放置 *細菌性角膜潰瘍 前房蓄膿 肺炎球菌 緑膿菌  抗菌剤点眼 *視神経炎 ***フリッカー‐テスト【flicker test】 光の点滅を行い、断続する光が弁別できず、連続する光に見えるようになる閾値(いきち)を調べる検査。疲労の測定に用いる。ちらつき検査。 #image(http://www4.ocn.ne.jp/~nurophth/centralscotoma3.jpg,width=500,http://www4.ocn.ne.jp/~nurophth/centralscotoma3.jpg) #image(http://www4.ocn.ne.jp/~nurophth/neuritisMRI.jpg,http://www4.ocn.ne.jp/~nurophth/neuritisMRI.jpg) #image(http://members3.jcom.home.ne.jp/akiakikaneko/image/IMG003zz.jpg,http://members3.jcom.home.ne.jp/akiakikaneko/image/IMG003zz.jpg) *毛様充血 結膜炎との違い *地図状角膜炎 #image(http://594orz.jp/images/thumb/5/5c/96D55A.jpg/300px-96D55A.jpg,http://594orz.jp/images/thumb/5/5c/96D55A.jpg/300px-96D55A.jpg) #image(http://594orz.jp/images/thumb/c/ce/96D55B.jpg/300px-96D55B.jpg,http://594orz.jp/images/thumb/c/ce/96D55B.jpg/300px-96D55B.jpg) *点状表層角膜炎 *糸状角膜炎 #image(http://594orz.jp/images/thumb/6/6c/98D8.jpg/300px-98D8.jpg,title=http://594orz.jp/images/thumb/6/6c/98D8.jpg/300px-98D8.jpg) *流行性角結膜炎 ~アデノウイルス8型による結膜感染で、いわゆる「はやり目」です。1~2週間の潜伏期間後に発症。ウイルス感染なので治療法はない。混合感染を防ぐために抗生物質を点眼することはあるが、これは細菌対策です。本症は予防が第一で、ハンカチーフ・タオルを共有しない、プールに入らないなどに気をつける。 ●鑑別診断はウイルスの証明である。最近はアデノウイルス検出キット(アデノウイルス抗原検出用)が普及しているため、迅速に診断できることが多い。 ※伝染性の強いウイルス性結膜炎では感染予防がポイント。他人との接触を避ける。患者の手指の洗浄消毒(特に点眼後)。診察室、待合室の消毒(検査器具、検査薬、カーテン、いす)。場合によっては会計に使われた紙幣、コインも消毒することがある。
眼窩を構成する骨 「前の市長は上等だ 後悔の涙が頬を伝う」 (前頭骨、篩骨、蝶形骨、上顎骨、口蓋骨、涙骨、頬骨) 眼窩を構成する骨は7種類(篩骨,蝶形骨,口蓋骨,上顎骨,頬骨,前頭骨,涙骨)であ る。記憶法:市(篩)長(蝶),公害(口蓋)の状(上顎)況(頬)を前(前頭)に涙(涙)。 *網膜色素変性症 AR? 暗順応の低下 輪状暗点 求心性視野狭窄 眼球電図(EOG) 夜盲と精神薄弱がある。眼底に網膜色素変性症→Laurence-Moon-Biedl症候群 網膜芽細胞腫―超音波検査 サルコイドーシス―前房隅角検査 自覚している暗点を実性暗点、自覚していないが検査で検出される暗点を虚性暗点 網膜色素変性症―アダプトメーター 硝子体混濁―検影法 脈なし病―眼底血圧測定(ophthalmodynamometry) *緑内障 トノグラフィー 眼底写真 #image(http://medical.itp.ne.jp/sickness/dic/org_img/16-me/kantou085.jpg,http://medical.itp.ne.jp/sickness/dic/org_img/16-me/kantou085.jpg) 視野 #image(http://www.nk-inouye-eye.jp/eye/images/sub1_3/image2.gif,width=400,height=200,http://www.nk-inouye-eye.jp/eye/images/sub1_3/image2.gif) Mariotte盲点拡大←虚性暗点 NasalStep鼻側階段(上下で感度が極端に違う状態) #image(http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~eye/img/hospital/disease-gra.gif,http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~eye/img/hospital/disease-gra.gif) 視野障害は傍中心暗点→Bierrum暗点→Ronne鼻側階段 神経線維の消失は眼底検査での視神経乳頭の変化としてとらえられ、C/D比が正常より大きく上昇します。 発開放隅角緑内障では、初期には視神経乳頭の上下から出る弓状神経線維が障害され、神経線維束欠損型視野欠損を生じる。 ***治療 プロスタグランディン関連薬点眼 開放隅角緑内障 **血管新生緑内障 血管新生緑内障をきたす疾患 ①網膜中心静脈閉塞症、②増殖糖尿病網膜症、③内頚動脈狭窄症 ●増殖糖尿病網膜症:網膜全体の毛細血管が閉塞して虚血状態に至り、最終的に血管新生緑内障をきたす。 ●内頚動脈狭窄症:突然、眼循環系の最も中枢から虚血になるため増殖糖尿病緑内障や網膜中心静脈閉塞症と異なり、眼底に大きな変化がなく、血管新生緑内障をきたす。 ●網膜中心静脈閉塞症に代表される網膜血管閉塞症や糖尿病網膜症などで結膜が酸欠状態に陥って血管新生が生じます。これが隅角に発生すると繊維柱帯に繊維性膜ができあがり房水の流出を阻害し眼圧が上昇します。 *傾斜乳頭症候群 視神経乳頭の一部が隆起して、同時に鼻下側が後方に変位した、卵型の視神経乳頭を呈している先天的な軽い奇形性の疾患です。 多くは、乳頭の下鼻側網膜にコーヌスと呼ばれる三日月状の萎縮があり、血管が通常の放射状に視神経から網膜から網膜に広がるのではなくて、耳側に向かうべき血管が眼底で一度は鼻側に出てから逆方向の耳側に走るような形を示します。 強い近視ないし中くらいの斜乱視があることが多いとされています。 形がゆがんだ乳頭が視野の欠損を示す うっ血乳頭との判断が難しい *中心性漿液性脈絡網膜症 眼底 #image(http://www.kumagan.jp/image/eye_photo_02.jpg,http://www.kumagan.jp/image/eye_photo_02.jpg) 蛍光眼底造影 造影剤漏出 #image(http://www.kumagan.jp/image/eye_photo_01.jpg,http://www.kumagan.jp/image/eye_photo_02.jpg) 経過観察→ レーザー凝固←中心窩から離れている場合 **ピット黄班症候群 視神経乳頭小窩(乳頭ピット)と言うのは視神経乳頭に先天性で深い不自然な窪みの有る状態です。そのような乳頭小窩を持つ患者さんの網膜に中心性漿液性網脈絡膜症のような漿液性で非裂孔原性の網膜の剥離を見ることが有ります。 永続的な黄斑障害があるなら、3月は様子を見ます。自然の網膜復位が得られたら、光凝固治療をしても良いです。もし復位が得られないならば、ベッドでの安静と半圧迫眼帯を2日行って、引き続き網膜光凝固を行ってから2月様子を見ます。それでも剥離が残るならば、眼内ガス注入の後で光凝固を加えることができます。それでも復位が得られないならば、硝子体切除後に空気ガス置換を行って、更に光凝固を加えるのが推奨されるなどと記載されています。 *麦粒腫と霰粒腫 麦粒腫 痛みあり 細菌 抗菌剤点眼 霰粒腫 痛み無し 大きいなら切開摘出 小さいなら放置 *細菌性角膜潰瘍 前房蓄膿 肺炎球菌 緑膿菌  抗菌剤点眼 *視神経炎 ***フリッカー‐テスト【flicker test】 光の点滅を行い、断続する光が弁別できず、連続する光に見えるようになる閾値(いきち)を調べる検査。疲労の測定に用いる。ちらつき検査。 #image(http://www4.ocn.ne.jp/~nurophth/centralscotoma3.jpg,width=500,http://www4.ocn.ne.jp/~nurophth/centralscotoma3.jpg) #image(http://www4.ocn.ne.jp/~nurophth/neuritisMRI.jpg,http://www4.ocn.ne.jp/~nurophth/neuritisMRI.jpg) #image(http://members3.jcom.home.ne.jp/akiakikaneko/image/IMG003zz.jpg,http://members3.jcom.home.ne.jp/akiakikaneko/image/IMG003zz.jpg) *毛様充血 結膜炎との違い *地図状角膜炎 #image(http://594orz.jp/images/thumb/5/5c/96D55A.jpg/300px-96D55A.jpg,http://594orz.jp/images/thumb/5/5c/96D55A.jpg/300px-96D55A.jpg) #image(http://594orz.jp/images/thumb/c/ce/96D55B.jpg/300px-96D55B.jpg,http://594orz.jp/images/thumb/c/ce/96D55B.jpg/300px-96D55B.jpg) *点状表層角膜炎 *糸状角膜炎 #image(http://594orz.jp/images/thumb/6/6c/98D8.jpg/300px-98D8.jpg,title=http://594orz.jp/images/thumb/6/6c/98D8.jpg/300px-98D8.jpg) *流行性角結膜炎 ~アデノウイルス8型による結膜感染で、いわゆる「はやり目」です。1~2週間の潜伏期間後に発症。ウイルス感染なので治療法はない。混合感染を防ぐために抗生物質を点眼することはあるが、これは細菌対策です。本症は予防が第一で、ハンカチーフ・タオルを共有しない、プールに入らないなどに気をつける。 ●鑑別診断はウイルスの証明である。最近はアデノウイルス検出キット(アデノウイルス抗原検出用)が普及しているため、迅速に診断できることが多い。 ※伝染性の強いウイルス性結膜炎では感染予防がポイント。他人との接触を避ける。患者の手指の洗浄消毒(特に点眼後)。診察室、待合室の消毒(検査器具、検査薬、カーテン、いす)。場合によっては会計に使われた紙幣、コインも消毒することがある。

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