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過形成(かけいせい):
hyperplasia: 過剰な細胞分裂によって起こる組織の肥大。
外来の刺激に対する正常細胞の応答として細胞増殖が起こることよって、組織の体積が増加することである。外部からの刺激は生理的なものも異常なものも含む。増生、過生ともいう。
細胞分裂が亢進して組織が増殖し、通常よりも細胞の数が多くなった状態であるが、腫瘍とは異なり、細胞の形態も細胞の並び具合の規則性も、正常組織と同様である。すなわち過形成組織に細胞異型や構造異型はない。
ラケットやクラブが当たる手の位置にたこができる。これは過形成の一例

hypermorphosis: 異時性参照。


腫瘍tumor=新生物(しんせいぶつ、neoplasm)

「自律的な増殖をするようになった細胞の集団」を意味する。異常な細胞増殖であっても、他律的に起こるものは過形成として区別される。

良性腫瘍(benign tumor)
一般に増殖が緩やかで宿主に悪影響を起こさないもの。
悪性腫瘍(malignant tumor、cancer)

がん(英 cancer、独 Krebs)
癌=癌腫(上皮腫、carcinoma)
肉腫sarcoma
悪性腫瘍Malignant tumor

「悪性腫瘍」は「悪性新生物」とも呼ばれ、malignant neoplasmの訳語として作られた言葉で、malignant「悪性の」、neo「新しく」、plasm「形成されたもの」を意味する。
がん≒悪性腫瘍≒悪性新生物⊃((癌≡癌腫)∨肉腫)



悪性腫瘍(malignant tumor)の用語は病理学において以下のように分類される。
癌腫(ラテン語 carcinoma):上皮組織由来の悪性腫瘍
肉腫(ラテン語 sarcoma):非上皮組織由来の悪性腫瘍
その他:白血病など
癌腫と肉腫の比較
  癌腫 肉腫
由来 上皮性 非上皮性
発育速度 速い より速い
年齢 高齢者 若年者
転移行性 リンパ行性 血行性
構造 胞巣構造 混合


ケモ適応腫瘍

A消失率30%以上有効率80%以上
急性白血病
悪性リンパ腫
ホジキン病
非ホジキン病
睾丸腫瘍
子宮絨毛癌
小児癌(ウィルムス腫瘍 横紋筋肉腫 ユーイング肉腫 骨肉腫 等)
咽頭癌
B消失率10~30%有効率40~80%
肺小細胞癌・・・転移有りでも
卵巣癌・・・3・4期
乳癌・・・リンパ以外の転移無し
子宮頸癌・・・放射線・オペ
食道癌・・・放射線と併用
C消失率10%以下
大腸癌
胃癌・・・オペ
肝癌・・・アルコール注入・血管塞栓・オペ・放射線
D消失率0%
腎癌・・・オペ
胆道癌
膵臓癌・・・放射線・一部オペ
脳腫瘍・・・オペ・放射線
頭頸部癌
甲状腺癌・・・オペ・まれに放射線
非小細胞肺癌・・・放射線・一部オペ
胆嚢癌・・・放射線・一部オペ
胆管癌・・・放射線・一部オペ
結腸癌・・・オペ
直腸癌・・・オペ・放射線
副腎癌・・・オペ
尿管癌・・・オペ
膀胱癌・・・抗癌剤膀胱内注入・放射線・オペ
前立腺癌・・・放射線・オペは非お勧め
子宮体癌・・・オペ・放射線
卵巣癌1・2期・・・オペ
メラノーマ・・・オペ
各種肉腫・・・オペ・放射線
4型胃癌

A消失率30%以上有効率80%以上
抗癌剤 放射線 オペ 完解率
急性白血病 daunorubisin&BH-AraC&6-MP&prednisolone 70%
悪性リンパ腫
ホジキン病 ABVDとか 89%
非ホジキン病 MACOPとか 85%
睾丸腫瘍 エトポシド+バイオマイシン+シスプラチン 50-82%
子宮絨毛癌
小児癌
ウィルムス腫瘍
横紋筋肉腫
ユーイング肉腫
骨肉腫
咽頭癌
B消失率10~30%有効率40~80%
抗癌剤 放射線 オペ 完解率
肺小細胞癌・・・転移有りでも シクロホスファミド+アドリアマイシン+エトポシド 62%
卵巣癌・・・3・4期 シスプラチン+アドリアマイシン+シクロホスファミド
乳癌・・・リンパ以外の転移無し
乳癌・・・リンパ以外の転移有り アドリアマイシン+5FU 60%
子宮頸癌
食道癌 CDDP&5FU 64%
C消失率10%以下
抗癌剤 放射線 オペ 5年生存率(完解率)
大腸癌
胃癌 5FU+アドリアマイシン+マイトマイシン (42%)
肝癌 アルコール注入・血管塞栓
D消失率0%
抗癌剤 放射線 オペ 5年生存率(完解率)
腎癌
胆道癌
膵臓癌 ○?
脳腫瘍
脳腫瘍・・・抗癌剤が突破するタイプ ラニムスチン
頭頸部癌
甲状腺癌
非小細胞肺癌 CDDP&vindesine (40%)
胆嚢癌
胆管癌
結腸癌
直腸癌
副腎癌
尿管癌
膀胱癌 抗癌剤膀胱内注入
前立腺癌
子宮体癌
卵巣癌1・2期
メラノーマ
各種肉腫
4型胃癌
よく効く☆
ファースト◎
セカンド以降○
一部△
まれに▲
非お勧め■
CDDP=シスプラチン


CHOP非ホジキン
COP-BLAM非ホジキン
MACOP-B非ホジキン
ABVDホジキン
C-MOPPホジキン


大量化学療法など様々な方法があります。

PE療法	シスプラチン+エトポシド	小細胞肺癌/上皮性卵巣腫瘍(再発)	
PI療法	シスプラチン+イリノテカン	小細胞肺癌	
CAV療法	シクロホスファミド+ドキソルビシン+ビンクリスチン	小細胞肺癌	
CE療法	カルボプラチン+エトポシド	小細胞肺癌	
PE・CAV	PE療法とCAV療法の交代療法	小細胞肺癌	
CP療法	シクロホスファミド+シスプラチン	上皮性卵巣癌	
CA療法	シクロホスファミド+塩酸ドキソルビシン	子宮体癌	
AP療法	塩酸ドキソルビシン+シスプラチン	子宮体癌・骨肉腫	
CAP療法	シクロホスファミド+塩酸ドキソルビシン+シスプラチン	子宮体癌・上皮性卵巣腫瘍	
TJ療法	パクリタキセル+カルボプラチン	上皮性卵巣腫瘍	
DJ療法	ドキタキセル水和物+カルボプラチン	上皮性卵巣腫瘍	
BEP療法	塩酸ブレオマイシン+エトポシド+シスプラチン	胚細胞腫瘍(卵巣癌)	
VAC療法	硫酸ビンクリスチン+アクチノマイシンD+シクロホスファミド(14歳以上の例)	胚細胞腫瘍(卵巣癌)	
PVB療法	シスプラチン+硫酸ビンブラスチン+塩酸ブレオマイシン	胚細胞腫瘍(卵巣癌)	
weekly
TJ療法 パクリタキセル+カルボプラチン毎週投与法 上皮性卵巣腫瘍
CJ療法	シクロホスファミド+カルボプラチン	上皮性卵巣腫瘍	
JP療法	シスプラチン+カルボプラチン	上皮性卵巣腫瘍	
P-CAP療法	塩酸イリノテカン+シスプラチン	上皮性卵巣腫瘍	
VIP療法	エトポシド+イホスファミド+シスプラチン	胚細胞腫瘍	
VeIP療法	硫酸ビンブラスチン+イホスファミド+シスプラチン	胚細胞腫瘍	
TIP療法	パクリタキセル+イホスファミド+シスプラチン	胚細胞腫瘍	
PAV療法	ニムスチン+プロカルバジン+ビンクリスチン	神経膠腫(星細胞腫、乏突起膠腫)	
CHOP療法	ビンクリスチン+サイクロフォスファミド+アドリアマイシン+副腎皮質ホルモン	非ホジキンリンパ腫	
MAC療法	メトトレキサート+アクチノマイシンD+シクロホスファミド	絨毛癌/寛解率65~80%(骨髄抑制強)	
EMA/CO療法	エトポシド+メトトレキサート+アクチノマイシンD+シクロホスファミド+ビンクリスチン	絨毛癌/寛解率70~85%(副作用MACより弱)	
MEA療法	エトポシド+メトトレキサート+アクチノマイシンD	絨毛癌	
MA療法	メトトレキサート+アクチノマイシンD	絨毛癌	
CMF療法	シクロフォスファミド+メトトレキサート+フルオロウラシル	乳癌(副作用強く若年発症患者、リンパ節転移陽性患者など)	
CAF療法	シクロフォスファミド+ドキソルビシン+フルオロウラシル	乳癌(副作用強く若年発症患者、リンパ節転移陽性患者など)	
MOPP療法	ナイトロジェンマスタード+オンコビン+プロカルバジン+プレドニゾロン	ホジキン病(悪性リンパ腫)	
ABVD療法	アドリアマイシン+ブレオマイシン+ビンブラスチン+ダカルバジン	ホジキン病(悪性リンパ腫)	
	ドキタキセル水和物+塩酸イリノテカン	上皮性卵巣腫瘍(再発)	
	パクリタキセル+カルボプラチン	上皮性卵巣腫瘍(再発)	
	シスプラチン+マイトマイシンC	子宮頸部扁平上皮癌	
	シスプラチン+イホスファミド	子宮頸部扁平上皮癌	
	シスプラチン+フルオロウラシル	子宮頸部扁平上皮癌	
	シスプラチン+カルボプラチン	子宮頸部扁平上皮癌	
	イホスファミド+フルオロウラシル	子宮頸部扁平上皮癌	
	シスプラチン+塩酸イリノテカン	子宮頸部扁平上皮癌	
	シスプラチン+塩酸エピルビシン	子宮頸部扁平上皮癌	
	シスプラチン+イホスファミド+塩酸ブレオマイシン	子宮頸部扁平上皮癌	
	シスプラチン+カルボプラチン+イホスファミド	子宮頸部扁平上皮癌	
	シスプラチン+マイトマイシンC+塩酸ブレオマイシン	子宮頸部扁平上皮癌	
	シスプラチン+フルオロウラシル+インターフェロン	子宮頸部扁平上皮癌	
	シスプラチン+フルオロウラシル+イホスファミド	子宮頸部扁平上皮癌	
	シスプラチン+マイトマイシンC+硫酸ビンデシン	子宮頸部扁平上皮癌	
	シスプラチン+マイトマイシンC+硫酸ビンクリスチン+
塩酸ブレオマイシン 子宮頸部扁平上皮癌
	シスプラチン+マイトマイシンC+塩酸ブレオマイシン+
エトポシド 子宮頸部扁平上皮癌
	シスプラチン+メトトレキサート+塩酸ドキソルビシン+
硫酸ビンブラスチン 子宮頸部扁平上皮癌
	シスプラチン+マイトマイシンC+エトポシド	子宮頸部腺癌	
	シスプラチン+塩酸ドキソルビシン+フルオロウラシル	子宮頸部腺癌	
	シスプラチン+塩酸エピルビシン	子宮頸部腺癌	
	シスプラチン+塩酸エピルビシン+パクリタキセル	子宮頸部腺癌	
	パクリタキセル+シスプラチン(例;非小細胞肺癌 腫瘍縮小効果 21.3%)	非小細胞肺癌	
	ゲムシタビン+シスプラチン(例;非小細胞肺癌 腫瘍縮小効果 21.0%)	非小細胞肺癌	
	ドセタキセル+シスプラチン(例;非小細胞肺癌 腫瘍縮小効果 17.3%)	非小細胞肺癌	
	パクリタキセル+カルボプラチン(例;非小細胞肺癌 腫瘍縮小効果 15.3%)	非小細胞肺癌	
	シスプラチン+イリノテカン	非小細胞肺癌	
	シスプラチン+ビノレルビン	非小細胞肺癌	
	シスプラチン+ティーエスワン	非小細胞肺癌	
	ゲムシタビン+パクリタキセル	転移性乳癌	
			


 * 非小細胞肺癌の一例ではⅠb期の術後にテガフール/ウラシル配合剤(UFT)の服用で手術だけの場

   合に比較して5年生存率が11.4%高くなる、Ⅰ期全体では2.5%上昇したという報告があります。 ビンクリスチン、サイクロフォスファミド、アドリアマイシン、副腎皮質ホルモンの4剤併用療法