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肺化膿症=肺膿瘍

▲主に“嫌気性菌(けんきせいきん)”などの細菌が、
肺の中で増殖して炎症を起こし、
膿(うみ)がたまる病気です
▲嫌気性菌

(1) Klebsiella pneumoniae

(2) Staphylococcus aureus

(5) Bacteroides fragilis

空洞切開術―肺化膿症

膿胸


肺剥皮術―膿胸

胸腔内に溜まったもので分ける
空気(気胸)
液体(胸膜炎)
膿(膿胸)

膿胸は壁側胸膜と臓側胸膜の間に膿が貯留したものです.肺化膿症と肺膿瘍は同じで,肺実質の中に膿が貯留したものです.よって,膿胸と肺膿瘍(肺化膿症)は全く異なるものです.
ニボーはどちらでも形成される可能性があります.ニボーはある空間に液体と気体が存在するときにできます.
膿胸では,胸壁または肺表面の破綻により空気流入が起こり(これを有瘻性膿胸といいます)膿胸腔に膿と空気が混在してニボーとなります.
肺化膿では壊死性の肺炎により肺組織が破壊されて腫瘍を形成し,膿の一部が気管支から排泄され(肺化膿症の時の3層形成性の喀痰となります)膿瘍腔に空気と膿が存在するようになりニボーを形成します.以上のようですので,同じニボーでも存在する部位が異なります.可能性としては肺化膿症と膿胸が同時に存在することもあります.例えば,壊死性の肺炎から肺化膿症となり,さらに炎症が拡大して,あるいは,肺膿瘍が胸腔に穿破して膿胸となる場合があります.

術後合併症
術直後 無気肺 肺水腫 肺胞低換気 嚥下性肺炎
数日後 肺化膿症
1w後 気管支瘻 膿胸