補正総Ca値=血清総Ca値−血清Alb値+4

正常血清カルシウムは8.8~10.4mg/dLです。
約46%が蛋白(アルブミン)と結合しており、血清カルシウムの測定値は(蛋白結合カルシウムとカルシウムイオンおよびカルシウム塩の和であるため)アルブミン濃度によって変動します。←おかしい!!!
蛋白濃度の影響を除外すべく補正式として、Payneの式 を使用

Caは測定するときに血清総量しか測れない。
生理的に重要なのはイオン化Caのみ。
不思議なのはPayne式を使うと補正量は総量より多くなること。
補正Caは超総Caといえる。総量が増えるっていったい?正常値を下げるのがめんどいので補正してしまえってことなのか?

血清総Ca値はアルブミンやほかの塩、それにイオンCa総てのこと


だいたい急性膵炎で遊離脂肪酸が増えるとイオンCaがくっついて減っちゃうのに、
この逆のアルブミン減少時に補正せねばならんのはなぜじゃ?
最終更新:2009年08月21日 01:31