※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

「概念」
扁平上皮癌の胸郭外浸潤によるもの。

「生理」
肺尖部の上に、C8、TH1 の神経根、
上腕神経叢、頚部交感神経節がある。

「症状」
反回神経の障害(嗄声)
交感神経節の障害(Horner 症候群)
上腕神経叢の障害(電撃痛、筋萎縮、知覚障害)




ホルネル症候群

 これの動物実験での発見者は18世紀のプチですし、より近代的な研究をしたのはパリのベルナール(Claude Bernard, 1813-1878)です(1851-1862年)。
 だからフランスやイタリアではクロード・ベルナール・ホルネル症候群と呼んでます。

 1869年、チューリッヒの眼科医ホルネル(Johann Friedrich Horner, 1831-1886)が40歳女性例を報告、病巣を明らかにはしていませんが、それまで知られていた交感神経の機能から、交感神経障害によると推理しました(Klin Monatsbl Augenheilk)。
 それでドイツ語圏と英語圏ではこの人の名で呼びます。

 なお肺尖部癌でもこれが起こる事を報告したのは、1932年、ペンシルバニア大の放射線科医、パンコースト(Henry Khunrath Pancoast, 1875-1939)です(JAMA)。