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「投げる」という意味のギリシャ語に由来するそうです。
 バリスムと言えばルイ体ですが、ルイ(Jules Bernard Luys, 1828-1897)はロバンの弟子で、サルペトリエールの外来医長から1864年エスキロル病院院長になった人です。
 1865年の著書で視床下核(これをフォレルがLuys体と呼びました。)と視床中心正中核を記載しました。視床が感覚の中継路であるとしたのも彼です。

 おっと、肝心のバリスムは、1895年にクスマウルが記載しました(Neurol Centralbl)。
 バリスムとルイ体の関係を初めて論じたのは1897年のブレスラウ大のボンヘッファー(Karl Bonhoeffer, 1868-1948)です(Monastschr Psychiat Neurol)。

 高血糖に伴う "hemichorea-hemiballism" は、1982年ジョンホプキンス大のRectorらによります(Arch Intern Med)。


脳 - 大脳基底核

吻側, 終脳
(線条体) 線条体 : 被殻 - 尾状核
レンズ核 : 被殻 - 淡蒼球 (淡蒼球外節 (GPe), 淡蒼球内節 (GPi))

尾側, 間脳 視床下核(Luys体)

尾側, 中脳 黒質 (黒質緻密部, 黒質網様部)

経路 直接路: 運動野 → 線条体 → GPi → 視床下束 → 視床 → 運動野
間接路: 運動野 → 線条体 → GPe → 視床下核 → GPi → 視床下束 → 視床 → 運動野
黒質線条体神経路: 黒質緻密部 → 線条体

図3 大脳基底核を取り巻く神経回路の相関模式図。
グルタミン酸作動経路は赤、ドーパミン作動性経路は青、GABA作動性経路は緑で示す。
Kotex : 大脳皮質。
Striatum : 線条体。
SNC : 黒質緻密部。
GPI : 淡蒼球内節。
SNR : 黒質網様部。
GPE : 淡蒼球外節。
STN : 視床下核。
Thalamus : 視床。