ノンストレステスト(NST)は胎児のWell-beingを評価する目的で行う検査であり、 陣痛のない状態で胎児心拍数陣痛図(CTG)を装着し施行する。

胎児は約20分の間隔でsleep、awakeを繰り返しているため、通常約40分間装着し診断をする。15bpm以上、15秒間以上の一過性頻脈が20分間に2回以上認められればreactiveと判定できるが、本問では20分間の施行のみでnonreactiveの診断を下している。最初の20分で一 過性頻脈が認められないならばさらに20分はNSTを継続すべきであり、40分間施行しても一過性頻脈が認められない場合は、さらに胎児Well-beingを評価するための検査を追加する。
最終更新:2009年09月03日 12:52