心房細動

脈の不規則な頻脈
発作性上室頻拍
規則正しい頻脈
心房細動ではQRSが全く不規則に出る頻脈となるが、RR間隔が短いと2つ目のQRSに伴う心拍出量は少なくなり、それに対応する脈が感じ取れないことも多い。すなわち、心拍数と脈拍数が解離することになる。その差を脈拍欠損といい、心機能が悪いほど多くなる。本例も脈拍数100/分であったが、心拍数はもっと多い可能性がある。

●近年、心房細動の引き金となる心房期外収縮が、左心房と肺静脈接合部付近の肺静脈内にあることが明らかにされ、カテーテルアブレーションにより肺静脈の電位が心房に伝わらないようにして発作性心房細動を根治する「肺静脈隔離術」が行われるようになっている。

冠動脈バイパス術ドラフト
  • 内胸動脈
  • 橈骨動脈
  • 右胃大網動脈
  • 大伏在静脈
最終更新:2009年10月17日 01:50