熱型
稽留熱 |
日内差1℃以内 |
腸チフス 大葉性肺炎 |
弛張熱 |
日内差1℃以上 最低体温平熱以上 |
敗血症 肝膿瘍 |
間欠熱 |
高熱期と無熱期が交互 |
マラリア |
回帰熱 |
3~10日発熱期平熱期交互 |
Hodgkin→PelEbstein熱 |
脱水
尿素窒素/クレアチニン>25
血漿浸透圧=(Na+K)×2+血糖値/18+尿素窒素/2.8
|
体温(直腸温) |
中枢神経系 |
皮膚 |
脈拍 |
血圧 |
筋痙攣 |
治療 |
日射病 |
37℃ |
頭痛 めまい 一過性意識障害 |
発汗ややあり 蒼白 |
速く弱い |
→↓ |
- |
水 食塩水 |
熱痙攣 |
40℃↓ |
不穏 意識混濁 |
発汗あり 蒼白 |
速く弱い |
→↓ |
+ |
食塩水 |
熱射病 |
40℃↑ |
痙攣 昏睡 頭蓋内圧亢進 |
発汗無し 紅色乾燥 |
速く強い |
→↑↓ |
- |
冷却 |
熱痙攣では水を飲むのは水中毒になるのでだめ
■不明熱の3大原因
1。慢性感染症(約40%)
2。腫瘍(約20%)
3。膠原病(約20%弱)
※慢性感染症としては、①結核②abscess(膿瘍)③細菌性心内膜炎④骨髄炎
①死後冷却は、死後10時間までは毎時1℃、その後は毎時0。5℃で室温まで低下する。死亡時の直腸温を37℃とする。
②死後硬直は、死後2時間で顎~頸関節から始まり、上下肢に進展し、6時間で全身の関節に及び、12時間で最高に達する。
③死斑は、死後2時間で発現し、6時間で著明となり、12時間で指圧により消退しなくなる。
●褥瘡治療においてはよほど感染兆候がない限り、消毒や抗菌薬投与は行わないと考えてよい。
縦隔拡大は縦隔血腫を示唆するため、大動脈損傷を疑って造影CTを行う
●近年、大動脈損傷に対して、ステントグラフト内挿術を施行する症例が増加している。
アルコールの慢性的多飲者が意識障害をきたした際は、高アンモニア血症による肝性脳症、ビタミンBl欠乏によるWernicke脳症などを考える。
Wernicke脳症におけるMRI所見は、急性期にはT2強調画像で第三脳室。中脳水道周辺の高信号城、慢性期には第三脳室の拡大、乳頭体の萎縮などがみられる。
アルコール多飲、心胸比よりアルコール性心筋症の合併も考慮
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最終更新:2009年10月17日 02:53