腸壁の一部をヘルニア内容とする特異な嵌頓形式をとるもので,腸壁ヘルニアとも呼ばれる.本疾患は様々な臨床症状を呈するため術前診断が難しく,急性腹症もしくは腸閉塞として開腹手術を行い,術中に初めてRichter型の嵌頓ヘルニアと診断されることも多い
最終更新:2009年10月23日 13:09