セロコンバージョンの際、C型肝炎ではクリオグロブリン血症を合併し、膜性増殖性腎炎を発症することがある。

クリオグロブリンとは5度に冷却すると白色沈殿として出現する免疫グロブリン分画の一つで、IgGとIgM に属する γグロブリンである。 臨床的にはレイノー現象および紫斑の原因となる。

多発性骨髄腫・慢性肝疾患・感染症などに続発するものをいう。近年になってHCV感染症が重視されている。
赤沈は遅延するがCRPは偽陽性を示す。
最終更新:2009年11月28日 16:36