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「尿膜管」とは聞きなれない言葉でしょう?私たちが母親の子宮に存在した時に、へその緒を介して母親から栄養と酸素をいただいています。逆に胎児にとって不必要な老廃物はへその緒を介して母親に処理してもらいます。胎児の膀胱にたまったオシッコは膀胱と連絡している尿膜管という管がおへそにつながっていて、へその緒から排泄しています。
出産と同時に尿膜管のほとんどは「正中臍じん帯」と呼ばれる線維組織に変化します。
正常人には膀胱の上部に痕跡程度に尿膜管が存在しますが、管というほどのスペースはなくチョッとしたふくらみがある程度です。
(図は標準泌尿器科学・医学書院から)

ところが中には、この尿膜管が管としてあるいはスペースとして残っている方がおられます。程度はまちまちで、憩室・嚢胞・瘻などの呼ばれ方をします。炎症が起きると発熱・痛み・膀胱刺激症状(頻尿・残尿感など)が出現しますから、場合にっては外科的な手術が必要になります。