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B型肝炎等では腎臓に負荷がかかり慢性腎不全になってしまう。
アミノレバンは点滴静注なので腎不全ではまずい。→リーバクト顆粒内服

肝硬変
■治療
アミノ酸は炭素でできた分子に窒素が付いている構造。炭素の分子が枝分かれしているアミノ酸を分枝鎖アミノ酸(branched- chain amino acid: BCAA)、炭素の分子が環状になっているアミノ酸を芳香族アミノ酸(aromatic amino acids; AAA)と呼んで区別。BCAAはイソロイシン、ロイシン、バリンの3つ、どれも必須アミノ酸。筋肉は、BCAAはうまく利用できるのに対し、芳香族アミノ酸を利用するのが下手。肝臓は芳香族アミノ酸も利用するが、筋肉ではBCAAしか使えない。筋肉がエネルギーを作ると血液中のBCAAが減っていく。肝硬変では肝臓の働きが鈍って筋肉でエネルギーを作るため、血液中のBCAAは相対的に減っていき、AAAが増える。BCAAとAAAのモル比をFisher比と呼び、健常者では3.0以上を示すが、非代償性の肝硬変患者では低下。BCCAの割合が多い食物は、コーンフレークや牛乳、タマゴ、鶏肉、牛肉、魚介類など。非代償性肝硬変にはリーバクト顆粒、ヘパンED、アミノレバンENなどのBCAA製剤が用いられる。
アミノレバン、へパンには BCAA以外にペプチドや他の栄養素が含まれ、BCAAに加えて栄養も補給できる。これら2つの栄養剤は水などに溶かして飲むもので、これでお腹がいっぱいになるという方もいる。リーバクトはそのまま水で流し込むタイプで、お腹がいっぱいになることはないが、あまり美味しくない。BCAAが必要な肝硬変の患者さんで、栄養補給も必要ならアミノレバンかへパン、少し太り気味ならリーバクト。
血中アルブミン濃度3.5g/dL以下には、分岐鎖アミノ酸を投与、2.5g/dL以下にはアルブミン製剤。
最近、スポーツドリンクにBCAAが含まれているのは、スポーツで疲労した筋肉に補給することがよいことがわかったから。
肝性脳症予防のため、便秘予防、腸内を酸性にしてアンモニア産生菌を減らす。効率よく利用されるアミノ酸を補給する。
タンパク質は50gをベースに、脳症が出る人は40gに減らす。
運動については様々な意見があるが、肥満の方には運動をすすめる。腹水やむくみのある人はあまり運動すると肝臓の中の血液の流れが悪くなると言われており、自分に合った適度の運動をみつけて、毎日を快適に過ごすのを目標に。
外国では肝硬変になると肝移植を考える。しかし、適応はせいぜい65歳までで、脳死移植の進んでいない日本では生体肝移植、健康なご家族から肝臓を提供してもらわないといけないので、現実、移植まで考える患者さんは少ない。
<リーバクト>
肝臓でのたんぱく合成を高め、低アルプミン血症を改善。腹水、疲労、全身倦怠感を改善。
非代償性肝硬変の症状発現を有意に減らす(LOTUS)
血清アルブミン値が3.5g/dl以下の肝硬変患者に1回1包を1日3回普通食又は肝臓病食を摂りながら,食後に服用。肝硬変が高度に進行している場合は効果は期待できない。
先天性分岐鎖アミノ酸代謝異常のある患者(メープルシロッブ尿症)ではけいれん、呼吸障害があらわれることがあるので禁忌。
SE 満腹感,下痢,便秘等消化器症状(6%)。
水、お湯には溶けない。
バナナ1本中のBCAA量は約0.15g、リーバクト1日3包の量は約12g、バナナで摂ろうとすると約80本分。
<ポルトラック>
非代償性肝硬変に伴う高アンモニア血症に。
ラクチトールは腸管輸送能を亢進させアンモニア源となる腸管内容物の滞留時間を短縮、便通改善
ショ糖の4割程度の甘み。甘みが従来の合成二糖類より少なくまた、さっぱりした味のため服用しやすい
ラクチトールの溶解度(1. 0g/0.8ml)から計算すると、1回に6g服用する場合、約5mlの水で溶解可能とということになりますが、実際にはコップ3分の1から半分程度の水で溶解して服用
ラクチトールの服用によりアンモニア源となる腸内容物(便)の排泄が促進されます。ラクチトールは1日2~3回程度の軟便が出る量を服用。下痢になり難く比較的、排便コントロールがしやすい薬剤
湿疹等への適応外使用はない、メーカーに確認