DKA 高浸透圧性非ケトン昏睡 乳酸アシドーシス
1型 2型
インスリン不足 脱水 ピグアナイド薬(フェンホルミン)
高齢者 脱水 アルコール 心血管症
Kussmaul大呼吸 過呼吸
アセトン臭
血圧
頻脈 + +
皮膚乾燥 + + +
痙攣
血糖 ++ +++
尿ケトン体 + +-
血PH <7.3 7.3
Na <130 140
BUN + +++
遊離脂肪酸 + -
反復傾向
合併症|低K||||

DKA 高浸透圧性非ケトン昏睡 乳酸アシドーシス
0.9%食塩水 0.45%食塩水
メイロン
低K注意

ソフトドリンクケトーシスは2型だがケトーシス→治療はDKAと同じ

診断

日本では、日本糖尿病学会1999年の診断基準を用いる。これはアメリカ糖尿病学会1997年診断基準に基づいたもの
腹時の血糖または75g経口ブドウ糖負荷試験で診断する。空腹時に126mg/dl以上の血糖があればブドウ糖負荷をしなくても糖尿病型と判定される。
空腹時血糖(mg/dl) 2時間後血糖(mg/dl)
正常型 110未満 140未満
境界型 126未満 200未満
糖尿病型 126以上 200以上
通常は判定を2回繰り返し、2回とも糖尿病型であれば糖尿病と診断。
口渇や多飲、多尿などの典型症状や糖尿病性網膜症が存在する場合や、HbA1cが6.5%以上である場合は1回だけの判定で糖尿病と診断する。

2009. 6. 6
ADAが新たな診断基準発表、HbA1c6.5%以上を糖尿病とする

メタボリックシンドロームとDM

MS診断基準

日本人のためのもの

国際糖尿病連合(IDF)基準(2005年)

腹囲男性90cm、女性80cm以上が必須。かつ
血圧130/85mmHg以上。
中性脂肪150mg/dL以上。
HDLc男性40mg/dL、女性50mg/dL未満。
血糖100mg/dL以上。
の4項目中2項目以上。

日本肥満学会(JASSO)基準(2005年)

腹囲男性85cm、女性90cm以上が必須。かつ
血圧130/85mmHg以上。
中性脂肪150mg/dL以上またはHDLc40mg/dL未満。
血糖110mg/dL以上。
の3項目中2項目以上。

改訂NCEP-ATPIII基準(2005年)

腹囲男性90cm、女性80cm以上。
血圧130/85mmHg以上。
中性脂肪150mg/dL以上。
HDLc男性40mg/dL、女性50mg/dL未満。
血糖100mg/dL以上。
の5項目中3項目以上。

九州大学(久山町研究グループ)の提案(2006年)

JASSO基準の腹囲を男性90cm、女性80cm以上に置換したもの。
腹囲をCRPに置換した提案(2006年)
改訂NCEP-ATPIIIの腹囲をCRP0.65mg/L以上に置換したもの。

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最終更新:2009年07月28日 23:34