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皐月賞。
スプリングSでは不安を残したダイシュンブレイヴ、朝日杯2着のフィフスペトシ、スプリングSで2着に粘ったアーネストシー、弥生賞を勝ちブレークしたトシンボリクリスエス、きさらぎ賞とスプリングSを連勝したナリタトッシロードらが人気を集めた。
・・・
記者会見。
NEWT「調教はしっかり積んできた。スプリングSで見つかった課題を克服できるかが鍵」
小林「まず前回見つかった課題を教えてください」
NEWT「馬自身のやる気がイマイチだったということです。スタートしてからも思うような位置取りができませんでした」
ポンコツ「ナリタトッシロードの陣営です。よろしくお願いします」
小林「スプリングSは見事なレースでした。今回はかなり期待を背負うことになると思いますが」
ポンコツ「調教は助手である自分が毎日乗ってきました。馬は確かに強いです」
小林「淑之騎手に聞いているのですが」
ポンコツ「ポンコツウクライナ」
淑之「俺が乗るから期待を集めるのはわかるが、力を抜いて欲しい」
小林「今回皐月賞に挑むにあたってのポイントを教えてください」
淑之「俺の騎乗はうまい。あとは馬がどれだけ頑張るか」
小林「桜花賞でゲボ吐いたカスが何言ってんだ」
・・・
皐月賞当日
吉田孝一「いよいよこの日が来たね」
ポンコツ「自分はあの馬のことを一番知っています。自分が知る限り、あの馬はこの世代では一番強いでしょう」
吉田孝一「きめぇ」
トライアルでの敗北が懸念されたダイシュンブレイヴはやや人気を下げ、なんとナリタトッシロードが一番人気に支持された。
重賞連勝の勢いを買われる形となったナリタトッシロードに続く2番人気はダイシュンブレイヴ。弥生賞を勝ったダークホースのトシンボリクリスエスが3番人気。フィフスペトシとアーネストシーが4番人気を争いっていた。
雹豪「淑之、一番人気らしいぞ」
淑之「当然だろ。俺が乗るんだから」
雹豪「そうじゃないだろ。お前が乗って1番人気なんだからよほど馬が期待されてるんだよ」
ポンコツ「あの馬のことを一番理解しているのは自分ですからね。あの馬は本当に強いですよ。毎日調教に乗っていますし」
吉田孝一「うるせぇな」
実況「各馬ゲートに収まっていきます」
NEWT「2番人気か…。おかげで気楽に行けそうだ」
三浦こうせい「フィフス、ずっとお前とG1取ることを考えていたんだ」
淑之「深呼吸…すーっ………うぉぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
実況「二週連続でゲートでゲボ!!これは快挙!!」
バターン
実況「しかしそんなゲボは待っていられない!皐月賞スタート!まずは逝きますアーネストシーが先頭に立つ!佐藤哲三!」
佐藤哲三「二度もナリタトッシロードなんかに負けてたまるか」
実況「ナリタトッシロードもしっかりゲートを決めています!馬が自分でスタートしましたね、立派です。淑之はまだゲボの余韻が残っているか!」
淑之「ふーっ…ふーっ…ふー………うぉっ………我慢したぜ」
・・・
実況「最終コーナーを回って先頭はアーネストシー!ダイシュンブレイヴが一気に上がってくる!早めに先頭に経とうという勢い!ナリタトッシロードはまだ後ろ!」
NEWT「ベストタイミングだ。これで負けたらもうどうしようもない」
実況「アーネストシーは後退!後ろからはフィフスペトシとトシンボリクリスエス!ナリタトッシロードは大外を回った!」
どんどん「何やっとんじゃあああああああ大外回って届くわけねぇだろうが!!早くしろよ!!」
雹豪「さすがゲボだな」
実況「先頭はダイシュンブレイヴに変わった!懸命にフィフスペトシ!!ナリタトッシロードは届くのかどうか!」
淑之「大外を回ってしまったせいで届きそうにないwwwwやっちまったなぁ!!男は黙って、ゲボ!!!!」
実況「ダイシュンブレイヴが今1着でゴールイン!復活の2歳王者がまず1冠!2着はまたしてもフィフスペトシ!!ナリタトッシロードは最後追い込んできたが届かず3着!」
どんどん「淑之シネおいコラ今月のお小遣い全部単勝に行ったのに!!」
雹豪「やってしまった…」
吉田孝一「下手くそだな…」
ポンコツ「レース中にゲボを吐かなかっただけ立派だろ」
雹豪「ゲボを吐くチャンスすらなかったな」
淑之「どーもすみませんwwwwww」
吉田孝一「もう我慢ならん、殴らせろ一発殴らせろ」
・・・
勝利騎手インタビュー
アナウンサー「ダイシュンブレイヴ号で勝たれましたNEWT騎手です。おめでとうございます」
NEWT「ありがとうございます」
アナウンサー「今の気持ちは」
NEWT「クラシックは何度勝っても気分がいいですね」
アナウンサー「2番人気という戦前の評価」
NEWT「トライアルで見せ場もなく負けたので当然かなと。ただその分気楽にやれたし課題も見つかったし、あの敗戦は意味のある負けだったと思う」
アナウンサー「早めに仕掛けていきましたね」
NEWT「負けたスプリングSでは仕掛けが遅れてしまったので、その分もう馬の力信じて早めに行ってしまおうと」
アナウンサー「二冠への期待も」
NEWT「もちろん頑張ります」
アナウンサー「NEWT騎手でした」
NEWT「ちょりーす」
いよいよダービーにはあの牝馬が参戦
[[第6話]]