第2話

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第2話 バブルミズポリンが勝ったジュベナイルフィリーズの翌週 朝日杯2歳ステークスが行われた。 オレハハゲテルゼとの競り合いを制したのは… アッツキングダムだった。 アナウンサー「おめでとうございます!」 アッツ「…ありがとう」 みさき「はぁ…またこいつが勝った」 ノブン「どうしたんですか、そんなにアッツさんが嫌いなんですか?」 みさき「…別に」 ノブン「どうやら二人は同級生だったらしいですけど、何かあったんですか?」 みさき「…あいつはね。中学時代本当に性格が悪かった。今はおとなしいけど」 ノブン「そうなんですか?ただのおとなしい人だと思ってましたよ。それでアッツさんのことを嫌ってるんですか?」 みさき「嫌うにきまってるあんな奴…」 ノブン「何があったか気になるので教えてください」 みさき「あいつは小学生の時からみんなの人気者だった…明るくて面白くていつも盛り上げてた」 みさき「中学生の時あいつは、自分の思い通りにいかないとすぐ人に暴力を振るうような人間になって…これも」 みさきの左腕にはアザが ノブン「こんなアザあったんですか。これはまさかアッツさんが?」 みさき「…そう。それだけじゃない。自分が気に入らないことがあると相手が誰だと関係なくイスを投げ飛ばして大ケガさせたこともあるぐらい」 みさき「今では想像できないでしょう?あいつは人を一人殺してるんだよ。事故死だけどね。私の大事な親友を…」 ノブン「怖い」 みさき「だからあんな奴が馬に乗っていること自体が許せない…」 ゴッド「おーいみさき!こっちにきて手伝ってくれ!!」 みさき「話はおしまい。先生のとこ行ってくる」 ノブン「マジか…あのアッツさんが…」 結局最優秀2歳にはアッツキングダムとバブルミズポリンが選ばれた。 3歳になってもキムヨナはデビューしない日々が続いた。 なんやかんやで桜花賞の日。 ついに、キムヨナがデビューする時が来た。 ゴッド「今日は桜花賞だが、気にせず乗れ。オークスに間に合えばいい」 ノブン「はい」 みさき「負けたら許さないよ?ヨナは絶対に強いから」 ノブン「お前に言われんでもわかってる」 しかし世間は桜花賞、ましてや2歳王者のいる状況、そちらに注目が集まっていた。 淑之「今回は敵がおらんな。雑魚ばっかりや。うちのが勝たなあかんやろ。アホらしいレースや」 記者「雑魚ばっかりというのはよくないと思うんですが」 淑之「なんや。ワシの言うことに文句あるんか?ワシは馬を現場で見てきてる。うちの馬はほんまに強い」 雹豪「前回は勝たせてもらったような感じなんですけど、今回も負けれる立場ではないので。通常通りに乗れば勝てると思います」 当日。第3レースにキムヨナが出走。 ゴッド「よし、いけ」 ノブン「緊張します」 そんな心配をよそに キムヨナは逃げて5馬身の圧勝。 ゴッド「強いな!いやー、桜花賞でも行けたんじゃないか?」 ノブン「そうですか?でも強かったですね」 みさき「オークスが楽しみだね」 そして桜花賞。 実況の馬場てつし「先頭はトッシディザイアー!!トッシィーーーー!!」 ノブン「実況うるさいですね」 馬場「バブルミズポリンがやはり抜けてきた!トッシディザイアはここまでかー!トッシィーーーー!!」 ゴッド「実況うるさいな」 馬場「バブルミズポリン1着でゴールイン!トッシディザイアは4着か!トッシィーーーーー!!」 みさき「実況うるさい」 雹豪の勝利ジョッキーインタビュー アナウンサー「まずは1冠!おめでとうございます!」 雹豪「ありがとうございます」 アナウンサー「今日のレース、振り返ってください」 雹豪「うん、前に行く馬がいることはわかってましたし。僕らは控えて、番手からいければ。後ろすぎない位置をキープできれば勝てる自信はありました」 アナウンサー「今日、キムヨナという馬がデビュー戦圧勝したことはご存知ですか」 雹豪「もちろん。をっかの子供ですよね。オークスでできれば戦いたいですね。ただ僕の馬はそうそう負けないと思いますよ」 アナウンサー「次、2冠目に向けてどうでしょう」 雹豪「そうですねぇ。2400はちょっと長いかなって思うんですけどね。ただ後に引くことはできませんし、できる限りつくそうと思ってます」 アナウンサー「それでは、ファンへ一言」 雹豪「今日はうまく乗れました。ありがとうございます。これからも見捨てないで応援してください」 ゴッド「やっぱりこの馬が勝ったな。オークスが楽しみだ」 ノブン「そうですね。しかしキムヨナが出るにはトライアルで権利を取らないといけませんね」 その翌週、アッツキングダムが皐月賞を勝利。 みさき「またこいつか……」 みさきは殺気立っていた。 ノブン「怖い…」 キムヨナはトライアル、フローラステークスに出走した。 ゴッド「勝てとは言わん。権利は取ってこい」 みさき「ここで負けたら次はないと思ったほうがいいよ」 ノブン「行ってきます」 そして終始逃げて先頭に立っていたキムヨナだったが 直線でトッシディザイアにかわされて2着に終わった。 ノブン「すいません…」 みさき「…」 ゴッド「仕方ないさ。権利はとれたんだ。くよくよしてても仕方ない。次なんだよ。切り替えろお前ら」 そしてオークスへ向けて出走馬がぞろぞろ [[第3話]]
最優秀2歳牡馬にはダイシュンブレイヴ、牝馬にはキムヨナが選出された。 肝心のナリタトッシロードはというと クラシックへ出るためには賞金が必要なため、休まずきさらぎ賞へ出走することとなった。 雹豪「調子はどうや」 ポンコツ「手応えがありすぎるくらいですね」 雹豪「ここはさすがに勝っておかんとな。クラシックを目指すならなおさらや」 ポンコツ「馬の力は確かですよ。馬の力はね」 吉田孝一「こんにちは」 雹豪「お、オーナー。今からもう一本調教を行おうと思ってたところですが、見ていきますか」 ・・・ 吉田孝一「見事な走りだ。素晴らしいね」 ポンコツ「この馬のことは自分が一番よくわかっています。毎日調教につきっきりで乗っているのは自分ですから」 雹豪「なんのアピールだかしらんがこの調子だと期待できそうだな」 ・・・ きさらぎ賞。 仮にもG1で3着という実績のあるナリタトッシロードは、キャリアのない周りの馬たちの中で押し出されるように一番人気に支持された。 実況「最終コーナーを回って先頭はアーネストシー!アーネストシーがまだ逃げている!ナリタトッシロードはまだ後方!淑之がゲボを吐いている!!」 淑之「うぉぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」 雹豪「レース中にゲボ吐くとかマジかよこんなことがあり得るのか」 吉田孝一「負けたら乗り代わりや」 実況「残り200をきったがまだアーネストシー!このまま逃げ切ってしまうのか!ようやくナリタトッシロードが突っ込んできた!並ぶか並ぶか並ぶか並んでわずかに交わしたところがゴールイン!人気に応えたナリタトッシロード!!」 淑之「っしゃぁ!!!!」 実況「豪快なガッツポーズは淑之!淑之にとっても初の重賞勝利となりました!」 雹豪「あの内容でよくガッツポーズできるな」 吉田孝一「これで3勝。皐月賞にでられそうだね」 雹豪「出るだけじゃ意味ないけどな。勝たないと出る意味がない」 どんどん「淑之死ねえええええ!!!!」 勝利騎手インタビュー アナウンサー「きさらぎ賞を勝ちました、ナリタトッシロードの淑之騎手です。おめでとうございます」 淑之「当然の結果だがな」 アナウンサー「後方からの競馬。最後は見事な差しきりでした」 淑之「最後は騎手の力で勝てたかなと思いました」 アナウンサー「直線では淑之騎手がゲボを吐くアクシデントもありましたが」 淑之「ゲボは我慢しようと思ったが我慢できなかった」 アナウンサー「これでクラシックも期待できそうですね」 淑之「俺が乗るからな」 アナウンサー「淑之騎手にとっても初の重賞勝利」 淑之「これが俺の実力だ」 アナウンサー「最後にファンへメッセージ」 淑之「おい愚民ども、皐月賞はこのナリタトッシロードと淑之が勝利する。ぜひとも応援よろしうぉぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇげろげろ」 アナウンサー「ゲボを吐くな」 ・・・ 吉田孝一「淑之くん、君の騎乗は最低だったがさすが馬は強いね」 淑之「俺はこのあとウマズキに出るから。イケメン騎手は困るぜ」 雹豪「死んで来い」 吉田孝一「ともかく私も馬主として初の重賞。ナリタトッシロードで飾れたことは嬉しいね」 雹豪「馬の力を考えたらまだまだこれから先も重賞のチャンスはある。G1も狙える素質を持っている。だが騎手が」 ・・・ その後フジテレビでは おぎ「今日のゲストは淑之騎手!」 淑之「イケメンすぎてすいません」 やはぎ「どうですか、こじはるとまいやん」 小嶋陽菜「死ねばいいんじゃないですか」 白石麻衣「出来ればもう競馬から引退して欲しいですね」 おぎ「以上淑之騎手でした」 淑之「もう終わりかよ」 [[第3話]]

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