第8話

第8話

翌日

ポンコツ「おぁ~っす」(本人はおはようございますと言っているつもり)

ざわざわ

ポンコツ「なんだ?」

雹豪「おい、これを見ろ。これは真実なのか?」

「をっかの調教助手P、T之騎手への嫌がらせ あの怪我はPの陰謀も…」

ポンコツ「…」

スポーツ記事の見出しにこの文字が躍っていた。

雹豪「黙ってないでなんとか言え。お前だけの問題じゃなくなってくるだろ」

おやっさん「先生!これはどういうことなんですか!」

雹豪「オーナー。すいません、こんな早朝から」

ポンコツ「…」

雹豪「この間の淑之の怪我、お前わざとなのか?」

ポンコツ「…」

おやっさん「淑之くんは大事なをっかの主戦ジョッキーなんだよ!なんてことをしてくれたんだ」

ポンコツ「朝からうっせぇな」

雹豪「うっせぇじゃないだろ。ここに書いてあることは本当なのかちゃんと答えろ」

ポンコツ「もしそうだったら、何?」

雹豪「…お前が淑之を怪我させたんだな?」

ポンコツ「だから、もしそうだとしたら何なの?」

おやっさん「君はもうクビだ」

ポンコツ「意味わかんねぇよおっさんは引っ込んでろ」

みさき「…」

ポンコツ「見てんじゃねぇ!!このクソガキが!!ぶん殴るぞ!!」

みさき「う…」

おやっさん「貴様ぁ!!うちの娘を泣かしやがったな!!もう我慢ならん!こいつはクビだー!!」

雹豪「オーナー、落ち着いてください。他の馬もいますので」

おやっさん「しかしねぇ!こいつは前から私やうちの娘に対して偉そうな発言を何度も何度も…」

雹豪「わかっています。しかし、他の競走馬たちには罪がないのでなんとか静かにしてもらえませんか」

ゴッド「残念だったね、ポンコツくん」

雹豪「あなたは確か…激突スポーツの記者の方」

ポンコツ「あ…あいつが…」

ポンコツ「うああああああ!!!!!」

ポンコツはゴッドに激しい暴行をしてしまった。

そして、ポンコツは警察に捕まってしまった。

その日の報道番組

キャスター「GRAに所属する人気競走馬、をっかの調教助手のポンコツ容疑者がスポーツ紙の記者を暴行し逮捕されました」

kasuga「マジですかー」

お笑いライブの楽屋でテレビを見るオードリー

キャスター「今朝、をっかの所属する雹豪厩舎の前で今回の騒動が起き、ポンコツ容疑者は容疑を否認しているとのこと」

kasuga「ほうほう。ポンコツって誰か知りませんけどね」

スポーツ新聞にも淑之の怪我の一件とともに大きく報じられた

ノブン「新聞でも見よう。え、をっかの調教助手捕まったのかよ。記事を読んでみよう」

「今日の早朝、をっかの所属する雹豪厩舎の前で、同厩舎の調教助手であるポンコツ容疑者が激突スポーツの有名記者ゴッド氏を暴行した容疑で逮捕された。事の発端は先日の淑之騎手の怪我にポンコツ容疑者が関与しているとゴッド氏が記事に書き、それに対して怒ったポンコツ容疑者が報復でゴッド氏を暴行したとみられている。雹豪調教師は「こういうことが起きてしまってはね。ファンの皆様にも迷惑をかけましたし、彼はをっかの調教助手から外そうと予定してます」と話している」

ノブン「…か。っていうか、ポンコツって誰だか知らないんだけど」

このことに怒りを隠せないのは淑之とおやっさんだ。

特に淑之は安田記念へ向けて間に合わせるために必死に調整中で、それがポンコツにわざと怪我をさせられたとあってはいてもたってもいられない。

淑之「先生!ポンコツの野郎が俺にわざと怪我をさせたのは本当なんですか」

雹豪「その答えは本人から聞くべきだろう。警察から戻ってきたときに」

ポンコツ「…」

ポンコツが厩舎へ戻ってきた

淑之「おいポンコツ。お前が俺に怪我をさせたのか」

ポンコツ「うるせーなぁ、どいつもこいつも」

おやっさん「先生、こいつをクビにしてくれ」

雹豪「どういうことですか?」

おやっさん「こんな犯罪者が大事なをっかに乗るなんて不安で不安で…」

ポンコツ「あぁ?意味わかんねぇんだよジジイは引っ込んでろよ」

おやっさん「なんだと」

ポンコツ「おっさんはもう先が長くないだろ。後は死ぬだけだ」

おやっさん「な、何を」

ポンコツ「をっかの面倒をずっと見てきたのは俺だ。あんたはいつもいつもレースのときだけ出しゃばりやがって」

おやっさん「しかしね、あの馬は私の所有馬なんだよ」

ポンコツ「だから?あんたはあの馬の何を知ってる?金稼ぎの道具にしか見てないんだろ」

おやっさん「君、自分が何を言ってるかわかってるのかね」

ポンコツ「俺はをっかのことを一番愛している。誰よりもな」

おやっさん「しかし君のような犯罪者ををっかに乗せるわけにはいかん。たとえ調教でも」

ポンコツ「あんたはどうせをっかより先に死ぬんだ。黙って引っ込んでろよクソジジイ」

みさき「…」

サクッ

ポンコツ「ぐっ!ぐわぁ!!」

なんとみさきがポンコツをとがった石で刺した

ポンコツ「あーーー!!」

血を流して倒れこむポンコツ

おやっさん「みさき…なんてことを…」

みさき「このおじちゃんには裁きを」

おやっさん「何意味のわからないことを言ってるんだ!」

雹豪「馬たちは無事でしたよ。まったく、朝からみんながうるさいから…ん?」

ポンコツ「…あぁ」

雹豪「これはどういうこと?」

おやっさん「娘が…この石でポンコツくんを刺したんだ」

雹豪「娘さんが?こんなに小さいのに?」

殆ど動けなくなったポンコツ

雹豪「本当に君が刺したの?」

みさき「このおじちゃんには裁きが必要なの」

雹豪「そんな言葉どこで覚えてきたの?」

雹豪「とにかく、警察と救急車だ!」

ポンコツは搬送された。

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