第8話


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激闘のダービーを終え。


ダービー馬キムヨナは秋は秋華賞へ向かいその後は古馬G1路線へ進むことを表明。


ダービーで2着に終わったナリタトッシロードは菊花賞へ。悲願のG1を狙う。


ダービー3着の皐月賞馬ダイシュンブレイヴも菊花賞へ。二冠へ。


フィフスペトシ、アーネストシーらの有力馬も夏は休養を挟み成長を促す。


ノブン、NEWTらはもはや一流ジョッキー。夏場も騎乗依頼が途絶えることなく順調に勝利を重ねていった。


しかし淑之には全く騎乗依頼がなく、暇な日々を送っていた。


淑之「俺もいい加減暇だから調教に乗せてくれよ」


雹豪「ポンコツが調教は自分が乗るって言い張っているんだよ。直接交渉してみろ」


淑之「調教変われよ。主戦騎手は俺。お前はただの助手だろ。でしゃばんじゃねえよ本番でターフの上であの馬に騎乗するのは俺なんだ。部外者は引っ込んでろ」


ポンコツ「あの馬のことを一番理解しているのは自分。お前はあの馬のことは全く理解できていない」


淑之「ネットゲーのやりすぎだろwwww」


ポンコツ「ダービーで勝てなかったのはお前の責任だ。周りは2着で褒めるだろうが、自分が見る限りあのレースは間違いなく勝てたレース。落としたことを恥と思え」


淑之「お前戦争ゲーやったことあんのか?」


ポンコツ「とにかく調教はお前には譲らん。二度と話しかけてくるな」


小林「こんにちは。取材にきました」


淑之「今取り込み中なんだが」


雹豪「ゲボえは黙っとけ。自由に調教を見ていってくれ」


小林「調教の調子はどうですか?」


雹豪「ポンコツという助手がずっと乗っているんでなあ。で、『調子はどうだ?』と聞いてもあまりちゃんと答えてくれないんだよ、あいつは」


小林「あの人は何故記者会見でジョッキーと一緒についてくるんですか?」


雹豪「あの馬のことは自分が一番どうたらこうたらと言ってこっちの指示を全く守らない」


小林「クビにすればいいじゃねーか」


雹豪「他に助手が見つかったらそうするつもりだがな。さすがに淑之を調教に乗せるわけにはいかんだろ」


小林「そのポンコツに話を聞きたいんですが」


雹豪「わかった。今調教を止めさせる」


雹豪「おい、一旦休憩だ」


ポンコツ「は?何考えてんだ?徐々にエンジンがかかってきたところだぞ」


雹豪「記者が来ているんだからさっさと終われ」


ポンコツ「取材なんかあとで答えればいいだろ。なんならお前がかわりに答えろよ」


雹豪「調子はどうだと聞いてもお前がまともに答えないからお前が直接取材を受けるしかないだろ」


ポンコツ「いちいちうるせえな調教ぐらいこっちの自由にやらせろよ」


雹豪「とにかく記者が待っているんだからさっさと降りろいつまでもわがままばかり言うんじゃない、淑之とそっくりだな」


小林「改めてお話をお伺いします」


ポンコツ「どうぞ」


雹豪「まず調教に勝手に乗りすぎてお待たせしてすいませんでしたが先だろ」


ポンコツ「すいませんでした」


小林「許さないからどうでもいいです。まずこの秋へ向けての手応えは」


ポンコツ「調子はいい。自信はある」


小林「そういうことを聞いてるんじゃなくてどういうところが成長したかとかを聞きたいんだが」


ポンコツ「見てのとおり」


小林「なんだこいつ、まともに受け答えもできないのか」


ポンコツ「取材をするなら、最低限の知識ぐらい頭に入れとけ。あの馬がどういう馬か、どこが課題で、何を克服すべきなのか。全てを知った上で取材に来い。俺はいちいちお前にそれを説明してあげるほどの暇人じゃない」


小林「あのなあ、競馬記者ってのは一頭の馬のことばっかり考えてるわけじゃないんだよ。たくさんの馬を見なきゃならないんだ。今だってほかの馬の取材にも行かなきゃいけないのにいつまでも調教に乗って時間を無駄にされて、おまけに受け答えもちゃんとできないとか、お前はまず人に文句言う前に自分のことをどうにかしろ。競馬を舐めるな」


ポンコツ「帰れ。調教に戻る」


小林「取材にならんな」


雹豪「まあいつもああいう感じだから」


小林「ナリタトッシロードの調教評価は×にしておく」


雹豪「実践になればまた調整していく。とりあえず秋はトライアルから菊花賞だな」


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